第19回国試午後47問の類似問題

国試第9回午後:第47問

人工心肺使用中の状態として適切でないのはどれか。

a: 血液流量4L/分でリザーバ液面レベルは500mlになっている。

b: 灌流血圧は70mmHgになっている。

c: 回路内圧は400mmHgになっている。

d: 加温装置で復温時の循環水温度は45°Cである。

e: 開心操作中は心電図がフラットになっている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第41問

人工心肺からの離脱について正しいのはどれか。

1: 先ず送血量を減少させる。

2: 先ず人工肺の酸素送気量を減少させる。

3: 離脱操作中はSvo2(混合静脈血酸素飽和度)50%以上が望ましい。

4: ヘパリンの中和にプロタミンを使用する。

5: 血圧が回復しないときは先ずVAD(補助人工心臓)を用いる。

国試第24回午後:第70問

人工心肺中の操作で誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: PaCO2は吹送ガス流量の増減で調整できる。

2: ACTを400秒以上に維持する。

3: 復温は送脱血温の温度較差を10°C以内にする。

4: 大動脈遮断解除時は一時的に送血量を増加させる。

5: 離脱開始時は最初に脱血量を減少させる。

国試第8回午後:第44問

人工心肺により体外循環を開始したところ脱血が不能であった。 行うべき処置として正しいのはどれか。

a: 落差が適切かどうか確認する。

b: 脱血回路が鉗子で遮断されていないか確認する。

c: 脱血カニューレ挿入部位の点検を術者に依頼する。

d: 思者の頭部を低位にする。

e: 逆行性に脱血カニューレから送血する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第52問

人工心肺装置を用いる体外循環について正しいのはどれか。(体外循環装置)

a: 血液凝固時間を短くし、出血を抑える。

b: 常温体外循環では灌流量を高めに設定する。

c: 低体温は人工心肺の安全限界を広げる。

d: 体が大きくなると単位体表面積当たりの灌流量は減少する。

e: 灌流量が不足すると混合静脈血酸素飽和度は高くなる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第73問

IABP の適応について正しいのはどれか。

a: 冠動脈ステントにおける遅発性血栓性閉塞の予防

b: 冠動脈バイパス術後のグラフト閉塞の予防

c: 切迫心筋?塞

d: 人工心肺離脱困難

e: 心原性ショック

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第57問

大動脈内バルーンパンピング法(IABP)の適応はどれか。

1: 上行大動脈瘤破裂

2: 開心術後低心拍出量症候群

3: 出血性ショック

4: 心室細動

5: 大動脈弁閉鎖不全

国試第7回午後:第39問

人工心肺を用いた開心術において正しいのはどれか。

a: 通常の開心術には軽度~中等度の低体温が用いられる。

b: 血液希釈法の限界はへマトクリット値25%である。

c: 心停止液にはCa2+を用いる。

d: 心筋保護のために局所加温が行われる。

e: 回路に血液を全く充填しない方法がよく使用される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第77問

ME機器と、起こり得る問題との組合せで考えられないのはどれか。

1: 心内圧モニタ装置 ----------- ミクロショックによる心室細動

2: IABP ---------------------- 駆動ガスの漏れによる塞栓症

3: 人工心肺装置 -------------- 回路のはずれによる大量出血

4: 超音波診断装置 ------------ キヤビテーションによる血管損傷

5: 電気メス ------------------- 高周波分流による熱傷

国試第20回午後:第49問

正しい組合せはどれか。(体外循環装置)

a: 静脈血のガス交換 人工肺

b: 微小気泡の除去 フィルタ

c: 心腔内出血の回収 冠灌流回路

d: 余剰水分の排出 冷温水槽

e: 心内圧の減圧 ベントポンプ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第51問

人工心肺を用いた開心術について正しいのはどれか。

a: 軽度~中等度の低体温も併用される。

b: 血液希釈法の限界はヘマトクリット値25%である。

c: 心停止液にはCa2+を用いる。

d: 心筋保護のために局所加温が行われる。

e: 回路に血液を全く充填しない方法が行われる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第9問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: コーン型は内部に羽根(車)をもつ。

2: 血液はポンプの外側から流入し、中心から吐出する。

3: ポンプ停止時には逆流を生じる。

4: ポンプの回転数と流量は比例関係である。

5: 後負荷に依存しない流量特性をもつ。

国試第24回午前:第70問

人工心肺装置に用いる血液ポンプで誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: ローラポンプは吸引回路に用いられる。

b: ローラポンプで駆出される血液量は回転数に正比例する。

c: ローラポンプは遠心ポンプよりも血液損傷が軽度である。

d: 遠心ポンプはチューブ圧閉度の調節が必要である。

e: 遠心ポンプは同じ回転数でも流量が後負荷によって変化する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第61問

適切でない組合せはどれか。

a: 心臓ペースメーカ・・・・・・心室、心房の電気刺激

b: 除細動器・・・・・・・・・・・・・大動脈バルーンパンピング法(IABP)

c: 冷凍手術・・・・・・・・・・・・・ハイパーサーミア

d: 低周波治療器・・・・・・・・・鎮痛作用

e: マイクロ波治療器・・・・・・含水組織の加温、凝固

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第72問

高圧蒸気滅菌法を用いることができるのはどれか。

1: 大動脈バルーンカテーテル

2: ペースメーカ

3: 膜型人工肺

4: 鋼製持針器

5: 体外循環回路

ME2第35回午前:第52問

IABPについて誤っているのはどれか。

1: 冠動脈の血流が増加する。

2: 左室の圧仕事が軽減される。

3: 収縮期にバルーンを拡張させる。

4: トリガ信号には体表心電図を用いる。

5: 体格に合わせてバルーンのサイズを選択する。

国試第32回午前:第72問

乳児の人工心肺について正しいのはどれか。

1: チアノーゼ性心疾患では非チアノーゼ性より灌流量を多く設定する。

2: 体表面積当たりの灌流量は成人例より少なく設定する。

3: 遠心ポンプの使用率は成人例より高い。

4: 無輸血手術は成人例より容易である。

5: 目標灌流圧は成人例より高く設定する。

国試第7回午後:第62問

大動脈バルーンパンピング法(IABP)で、通常、バルーンを置く位置として正しいのはどれか。

1: 上行大動脈

2: 大動脈弓

3: 胸大動脈

4: 下行大動脈の胸・腹部境界

5: 腹大動脈

国試第15回午前:第70問

IABPについて正しいのはどれか。

a: バルーンを下行大動脈内に留置する。

b: 冠状動脈血流量を増加させる。

c: 心臓の拡張期にバルーンを収縮させる。

d: 成人には容積300mlのバルーンを用いる。

e: バルーンの収縮・拡張は心電図のR波に同期させて行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第65問

適切ではない組合せはどれか。(医用治療機器学)

a: 心室細動 ハイパーサーミア

b: 呼吸停止 除細動器

c: 脳梗塞 大動脈内バルーンパンピング法(IABP)

d: 房室ブロック 心臓ペースメー力

e: 空気塞栓 高気圧酸素療法

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e