第15回国試午前86問の類似問題

国試第16回午前:第76問

臨床工学技士による医用機器管理業務で適切でないのはどれか。

1: 電気メスの購入に当たって性能に関する医師の要望をメーカに伝えた。

2: 新規購入機器の操作法を手術室で指導した。

3: 心電図モニタの患者リード線が断線したので修理した。

4: 脳波検査室で脳波計を使用中に接地漏れ電流を測定した。

5: 患者から摘出した植込み式ペースメーカの出力電圧を測定した。

国試第2回午後:第86問

除細動器で感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者がまず最初にとるべき処置として適切なのはどれか。

a: 操作者の操作方法の詳細を調べる。

b: 造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。

c: 電源コードを交換する。

d: 同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。

e: 洩れ電流を測定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午後:第89問

医療機器の安全性テストで正しいのはどれか。

a: 溶出物試験で長期の発がん性を評価できる。

b: 溶出物試験で溶血性を評価できる。

c: 細胞毒性は生物学的試験に含まれる。

d: 滅菌処理後には無菌試験は必要ない。

e: 物性試験は安全性テストに含まれない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第86問

ME機器の保守点検で誤っているのはどれか。

1: 始業点検で最も重要なのは接地漏れ電流の測定である。

2: 終業点検では外観点検を行う。

3: 故障点検では先ず取扱い上の誤りか、機器本体の故障かを判定する。

4: 使用中点検では機器が安全かつ効果的に作動しているかを点検する。

5: 定期点検における点検周期は同種の機器でも使用頻度によって異なる。

国試第9回午前:第79問

ME機器に由来する事故の安全対策について適切でないのはどれか。

1: レーザーメスの使用にあたり、立ち会う者も防護眼鏡を掛けるようにする。

2: 生命維持装置には非常電源設備が必須である。

3: 多数の機器の使用時に個々の機器ごとの安全性を保てば全体の安全性を確保できる。

4: 電気メスの使用の際、分流対策を実施する。

5: 高圧酸素室で使用する機器としては防爆設計を施したものを用いる。

国試第21回午前:第76問

リスクマネージメントに含まれないのはどれか。

1: 機器の誤操作による医療過誤の損害の程度の予測

2: 医療過誤の当事者への責任追及

3: 新規に購入した機器の添付文章の熟読

4: 医療過誤の原因の分析と対策案の作成

5: 機器の使用者に対する機器使用法の講習

国試第35回午後:第45問

医療機関における医療機器安全管理責任者の配置を義務づけている法律はどれか。 

1: 医薬品医療機器等法 

2: 労働安全衛生法 

3: 臨床工学技士法 

4: 製造物責任法 

5: 医療法 

国試第26回午前:第89問

医療機器の安全性試験として正しいのはどれか。

1: 溶出物試験は含まない。

2: 物性試験は含まない。

3: 生物学的試験は含まない。

4: 接触面積による分類がなされている。

5: 接触期間による分類がなされている。

国試第21回午後:第87問

医用材料の安全性評価として正しいのはどれか。

a: 医療機器の安全性に関する取り決めは薬事法による。

b: 粘膜に長期的に接触する表面接触機器は埋植試験が必要である。

c: 化学的試験か生物学的試験のどちらか該当する試験を行う。

d: 表面接触機器の生物学的試験として血液適合性試験は必須である。

e: 表面接触機器の生物学試験として細胞毒性試験は必須である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第87問

医療ガス安全・管理委員会の設置規準について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 委員長は医療ガスに関する専門家であること

2: 実施責任者は薬剤師又は臨床工学技士であること

3: 監督責任者は実施責任者の中から選任すること

4: 半年に一回定期的に委員会を開催すること

5: 保守点検の記録は2年間保存すること

国試第6回午後:第83問

ME機器の安全基準に関して単一故障状態はどれか。

a: 機器の保護接地線の断線

b: 電源導線の1線の断線

c: 患者コードの断線

d: 補強絶縁の故障

e: 内部電源の故障

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第73問

臨床工学技士が行ってはならないのはどれか。

1: 病院における医用機器・医用システムの安全確保

2: 医療従事者に対するME教育・訓練への協力

3: 各種ME機器を使用した診断

4: トランスジューサの研究開発のための協力

5: ME機器の規格作成に対する協力

国試第6回午後:第75問

医療の現場で注意すべき安全問題について誤っているのはどれか。

1: 電気的安全問題の中には情報のひずみや他の機器への干渉が含まれる。

2: 複数機器の同時使用時には機器単体使用時に比べて安全性は低下する。

3: 過大エネルギー投与に折る熱傷の防止には適切な出力選択が必要である。

4: 火花を伴う機器には取扱上の制限が必要である。

5: 機械的安全問題の中には]機器の腐食や爆発が含まれる。

国試第21回午前:第6問

臨床工学技士の業務はどれか。

a: 患者の病状診察

b: 患者の生理機能検査

c: 生命維持管理装置の操作

d: 生命維持管理装置の保守点検

e: 医薬部外品の管理

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第45問

機器やシステムの信頼性について正しいのはどれか。

a: 機器を直列に接続するとシステムの信頼度は低下する。

b: 定常アベイラビリティは機器が利用できる時間的割合を表す。

c: MTBFは修理に要した時間の平均値を表す。

d: MTTRは故障と故障との間の無故障時間の平均値を表す。

e: 故障率は初期故障期間より偶発故障期間の方が高い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第41問

医療機器の保守点検に含まれないのはどれか。

1: 清 掃

2: 校 正

3: 滅 菌

4: 消耗品の交換

5: オーバーホール

国試第35回午後:第88問

医療機器の安全性試験として含まれていないのはどれか。 

1: 接触面積による分類 

2: 接触期間による分類 

3: 溶出物試験 

4: 物性試験 

5: 生物学的試験 

国試第31回午後:第44問

特定機能病院において、医療機器安全管理責任者が年に2回程度定期的に研修を行うべき医療機器はどれか。

a: 経皮的心肺補助装置

b: 電気メス

c: 消化管内視鏡

d: 自動体外式除細動器(AED)

e: 閉鎖式保育器

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第86問

ある機器の平均故障間隔(MTBF)が180日、平均修理時間(MTTR)が10日であるとき、定常アベイラビリティはどれか。(医用機器安全管理学)

1: $1/19$

2: $1/18$

3: $1/17$

4: $17/18$

5: $18/19$

ME2第36回午後:第49問

医療機器の日常点検項目でないのはどれか。

1: 漏れ電流測定

2: アラーム動作の確認

3: バッテリの残量

4: 外装の目視確認

5: 電源コードのアースピン脱落