超音波吸引装置(超音波メス)について誤っているのはどれか。
1: ニッケルが磁界内で伸縮する性質を利用したトランスデューサなどを用いている。
2: プローブから発せられた高周波電流が組織を破砕する。
3: 本装置の使用によって乳化・細分化された組織は、吸引除去される。
4: 微小血管は熱凝固でき、太い血管は浮き出て残る。
5: 肝腫瘍手術に用いられる。
治療手段と副作用との組合せで誤っているのはどれか。
1: エックス線照射 皮膚潰瘍
2: 紫外線照射 DNA損傷
3: 赤外線照射 熱損傷
4: 超音波照射 キャビテーション
5: 電子線照射 神経刺激
電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。
a: 最少感知電流は離脱限界電流より小さい。
b: 生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。
c: ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。
d: 手に20mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。
e: 高周波電流は生体に熱作用をもたらす。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体への電気刺激を目的とするのはどれか。
1: ガンマナイフ
2: 低周波治療器
3: 超短波治療器
4: マイク回波治療器
5: 心マッサージ器
生体中の超音波の性質で正しいのはどれか。
a: 横波である。
b: 可聴音よりも指向性が低い。
c: 可聴音よりも反射しにくい。
d: 空気に比べて筋組織での音速が大きい。
e: 周波数が高いほど減衰しやすい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。
a: RF容量結合型加温法では電極直下の脂肪層をボーラスで冷却 する。
b: RF容量結合型加温法は深在性腫瘍の治療には適さない。
c: マイクロ波加温法は抵抗成分に発生するジュール熱を用いる。
d: 超音波加温法は超音波を患部に収束させて加温する。
e: 全身加温法は血液を体外循環させて全身を加温する。
a: 腫瘍組織の血流量は温度に比例して増加する。
b: マイクロ波加温は深部加温に適する。
c: 超音波加温はガスの多い臓器に適する。
d: 誘電型加温は脂肪層の発熱が大きい。
e: 誘電型装置の電極パッドには冷却水を灌流する。
治療機器について正しいのはどれか。
1: 物理的エネルギーを利用するものは副作用が生じることはない。
2: 主作用(効果)Mと副作用Sとの比M/Sの大きな物理的エネルギーを用いる。
3: 皮膚を介して伝達される物理的エネルギー密度は10W/cm2まで許される。
4: 治療余裕度が高ければ治療効果比は低い。
5: 使用後の保守・点検や出力校正は不要である。
正しいのはどれか。
1: 熱伝導は固体にのみ認められる。
2: 体外循環における熱交換は主に熱対流による。
3: 熱対流は流体以外にも認められる。
4: 熱放射は電磁波の形で熱が伝わる。
5: 高温の物体ほど波長の長い電磁波を出す。
生体の電気特性で誤っているのはどれか。
1: 血液の導電率は温度依存性がある。
2: 皮下脂肪の導電率は肝臓の導電率より高い。
3: b 分散は細胞の組織構造に依存する。
4: c 分散は水分子の緩和現象に起因する。
5: 静止電位は細胞内外のイオン濃度差による。
がん温熱療法について正しいのはどれか。
a: RF容量結合型加温では金属ベッドを使用する。
b: マイクロ波加温法は全身加温に適する。
c: 化学療法と併用される。
d: 加温後細胞は熱耐性を示す。
e: 表面冷却にはボーラスを用いる。
生体組織の電気特性で正しい組合せはどれか。
a: α分散 --------------- 数十kHz
b: β分散 --------------- 電解質イオン
c: β分散 --------------- 数MHz
d: γ分散 --------------- 水分子
e: γ分散 --------------- 数十MHz
適切でない組み合わせはどれか。
1: レーザメス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・光
2: 保育器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・熱
3: 神経・筋刺激装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高周波電流
4: ベータトロン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・放射線
5: 大動脈バルーンパンピング装置・・・・・・・・機械力
適切でない組合せはどれか。
a: 人工ペースメーカ・・・・・・・高周波電流
b: 電気メス・・・・・・・・・・・・・・・低周波電流
c: レーザメス・・・・・・・・・・・・・光
d: 冷凍手術器・・・・・・・・・・・・熱
e: ネブライザ・・・・・・・・・・・・・超音波
a: 熱の伝わり方には熱伝導、熱対流および熱放射(熱輻射)の三種類がある。
b: 空気は銀に比べて熱伝導は大変よい。
c: 熱対流は個体だけにみられる現象である。
d: 高温の物質ほど波長の長い電磁波を出している。
e: 熱放射は真空中でも起こる。
誤っているのはどれか。
a: 紫外線は長い波長ほど皮膚深部に到達する。
b: 生体の高分子物質は紫外線をよく吸収する。
c: 可視領域では血液の光透過率はほぼ一定である。
d: ヘモグロビンは近赤外線をよく吸収する。
e: 遠赤外線の生体作用は熱的作用が主である。
a: 神経細胞の活動電位の持続時間は約1秒である。
b: 静止電位は細胞内外のイオン濃度差に起因する。
c: 脱分極では細胞内の電位が正方向に変化する。
d: β分散は組織の構造に起因する。
e: γ分散はイオンの集散に起因する。
ハイパーサーミア装置について正しいのはどれか。
1: RF容量結合型加温では電極直径を小さくして深部加温を行う。
2: マイクロ波加温は全身加温に使われる。
3: 超音波加温は肺に対して使われる。
4: 電極のエッジ効果軽減にボーラスが使われる。
5: 組織内加温法は非侵襲的加温である。
電気メスについて正しいのはどれか。
a: 低周波を使用する。
b: 電流によるジュール熱を利用する。
c: 対極板(患者プレート)周辺よりも、メス先電極(能動電極)周辺の方が電流密度が高い。
d: バイポーラ方式ではメス先電極と対極板が1か所にまとめられている。
e: 電気メスでは熱傷事故を起こす危険性はない。
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