第10回国試午前8問の類似問題

国試第11回午前:第27問

代謝性アシドーシスについて正しいのはどれか。

a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は上昇する。

b: 幽門狭窄症で発生する。

c: 重炭酸濃度は低下する。

d: カリウムは細胞内から細胞外に出る。

e: カルシウムイオン濃度は低下する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第5問

循環障害について正しいのはどれか。 

a: 動脈血栓は抗血小板薬で予防する。 

b: 急性心筋梗塞は冠動脈の閉塞で起こる。 

c: 腫瘍や炎症によりリンパ浮腫が起こる。 

d: 血漿膠質浸透圧上昇により浮腫が起こる。 

e: 組織内血流量低下により充血が起こる。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第18問

スワン・ガンツカテーテルで測定しないのはどれか。

1: 右心房圧

2: 右心室圧

3: 肺動脈圧

4: 肺動脈楔入圧

5: 大動脈圧

国試第9回午前:第14問

正しいのはどれか。

a: 心筋梗塞は冠動脈の閉塞が原因となって生じる。

b: 肺動脈塞栓症は下大静脈などにできた血栓が剥離して生じる。

c: 脳出血は高血圧症と無関係である。

d: 強度の動脈硬化は腹水の原因となる。

e: 食道静脈瘤は先天性の食道静脈走行異常が原因である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第56問

超音波ドップラー血流計について正しいのはどれか。

a: 無侵襲的な測定法である。

b: 血液によって散乱される超音波を利用している。

c: 血流によって生じる血管壁の運動を利用している。

d: 肺組織の血流測定は容易である。

e: 血流の順・逆方向がわかる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第56問

電磁血流計について正しいのはどれか。

a: 血流によって発生する電流を計測する。

b: 1心拍ごとの脈動血流量を測定できる。

c: 磁界が血流の方向と直角になるようにプローブを装着する。

d: カフ型プローブの内径は血管外径より約10%小さいものを使う。

e: カフ型プローブの電極は血液と接触させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第45問

観血式血圧モニタの表示値が非観血式血圧計の測定値と異なる場合、点検する項目で適切ではないのはどれか。

1: 大気開放バルブの高さ

2: ゼロ点

3: カテーテルの振動による共振現象の有無

4: カテーテル内の凝血の有無

5: モニタの波形表示スケール

ME2第28回午前:第2問

安静時の正常酸素分圧について誤っているのはどれか。ただし、FiO2=0.21、1気圧=760mmHgとする。

1: 大 気:160mmHg

2: 肺胞気:100mmHg

3: 動脈血:95mmHg

4: 混合静脈血:25mmHg

5: ミトコンドリア:2mmHg

国試第36回午前:第74問

開心術における心筋保護について正しいのはどれか。 

1: 心筋保護液において血液添加は不可欠である。 

2: 逆行性心筋保護液注入圧は30mmHg以上とする。 

3: 心臓の常温虚血時間の安全限界は5分未満である。 

4: 低温によって心筋酸素消費量は低下する。 

5: 高度大動脈弁閉鎖不全症例では大動脈基部から心筋保護液を注入する。 

国試第14回午後:第40問

空気呼吸時の血液ガス基準値について正しい組合せはどれか。

a: 動脈血酸素分圧 ―――――――― 100mmHg

b: 混合静脈血二酸化炭素分圧 ――― 90mmHg

c: 動脈血酸素飽和度 ――――――― 90%

d: 混合静脈血酸素分圧 ―――――― 60mmHg

e: 動脈血二酸化炭素分圧 ――――― 40mmHg

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第26問

正常範囲内の値であるものはどれか。

a: 安静呼気位胸腔内圧:+5cmH2O

b: 1秒率:75%

c: 残気率:25%

d: 動脈血酸素分圧:95mmHg

e: 平均肺動脈圧:65mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第55問

IABPについて正しいのはどれか。

a: 心臓の収縮期に冠状動脈血流量を増加させる。

b: 心臓の収縮期の負荷を軽減させる。

c: 心筋酸素消費量の減少に有効である。

d: 動脈圧波形をトリガ信号に利用できる。

e: 液体圧で駆動される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e