第38回ME2午後45問の類似問題

ME2第28回午後:第48問

観血式血圧モニタの最高血圧表示値が聴診法による測定値より低い場合、観血式血圧モニタの点検項目とならないのはどれか。

1: 感 度

2: 血圧波形の共振現象の有無

3: ゼロ調整

4: 血圧トランスデューサの位置

5: 血圧測定ライン内の気泡の有無

ME2第35回午後:第48問

観血式血圧モニタの点検において必要ないのはどれか。

1: 漏れ電流の測定

2: ゼロバランス調整能

3: 圧力校正

4: 測定系の周波数特性の測定

5: 入力換算雑音の測定

ME2第29回午後:第41問

観血式血圧測定において、「血圧のディジタル表示値がおかしい」と言われた。故障点検として適切でないのはどれか。

1: 血圧トランスデューサの高さを確認した。

2: キャリブレーションを行った。

3: 血圧波形のスケール(レンジ)を変更した。

4: ゼ口調整を行った。

5: 血圧測定ラインに逆流がないか確認した。

ME2第29回午後:第1問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにはストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには高域通過フィルタが使用される。

3: 血圧アンプには血圧波形の歪みを補正する機能はない。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: ゼロ調整は大気圧を血圧ゼロとするものである。

ME2第37回午後:第25問

観血式血圧測定について誤っているのはどれか。

1: 大気開放の位置は右心房の高さにする。

2: 自動フラッシング装置を使用する。

3: カテーテル内に混入した気泡は血管内にフラッシングする。

4: カテーテルが共振すると脈圧が大きくなる。

5: カテーテル先端が凝血すると脈圧が小さくなる。

国試第14回午前:第87問

観血式血圧計の点検で誤っている組合せはどれか。

1: 定期点検 ――― 漏れ電流の測定

2: 定期点検 -―― トランスデューサの絶縁抵抗の測定

3: 始業点検 ――― 残留気泡の有無の確認

4: 使用中点検 ―― 大気開放による零点校正

5: 故障点検 ――― 修理後の周波数特性の点検

国試第28回午前:第28問

観血式血圧計の波形がひずむ原因はどれか。

a: ゼロ点調整不良

b: 血圧トランスデューサの高さ不良

c: カテーテル内での気泡混入

d: カテーテル先端での血栓形成

e: カテーテル先端での先当り

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑える装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: 血圧値のゼロを大気圧に合わせることをゼロバランス調整という。

ME2第36回午前:第41問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: CF形装着部を持つ増幅器が使用される。

2: トランスデューサを右房より高く設置すると平均血圧が高く表示される。

3: カテーテル内に気泡が入ると波形が歪む。

4: フラッシングによりカテーテルの詰まりを予防する。

5: 測定系全体の共振周波数は高いほどよい。

ME2第30回午後:第47問

観血式血圧計に使用する測定系(トランスデューサ、三方活栓、エクステンションチューブ、カテーテルなどで構成される)の点検に必要ないのはどれか。

1: 血圧キャリブレータ

2: 周波数カウンタ

3: 正弦波圧力発生装置

4: 記録計

5: 水銀柱血圧計

ME2第33回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: 血圧アンプには低域通過フィルタが使用される。

2: 圧力測定は半導体ストレインゲージの電気抵抗変化を利用している。

3: 共振による血圧波形歪みはカテーテルの物理的特性が一因である。

4: 持続フラッシュ装置の流量は患者の血圧値の影響を受けない。

5: ゼロ調整は大気圧を血圧のゼロ点に設定するものである。

国試第25回午後:第28問

観血式血圧計の測定誤差を増加させる要因でないのはどれか。

1: カテーテル内での血液凝固

2: 電源投入直後の血圧測定開始

3: 血圧トランスデューサの高さの変化

4: 短くて硬い材質のカテーテルの使用

5: カテーテル内への気泡の混入

ME2第40回午後:第24問

観血式血圧測定法について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサのゼロ点調整は大気開放状態で行う。

2: ヘパリン加生理食塩液を持続注入する。

3: 延長チューブを使用するときはなるべく柔らかいものを使用する。

4: トランスデューサのゼロ点調整は右心房の高さで行う。

5: 共振現像の軽減にダンピングデバイスが有効である。

ME2第32回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサには半導体ストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑制する装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: トランスデューサを大気圧に開放し、ゼロ点を合わせる。

国試第35回午後:第28問

観血式血圧測定で、実際よりも最高血圧が低く、最低血圧が高く表示される原因となるのはどれか。 

1: トランスデューサの位置が右心房よりも高い。 

2: 加圧バッグの内圧が標準よりも高い。 

3: 血液凝固によってカテーテル内腔が狭窄する。 

4: ゼロ点調整が不良である。 

5: 導管系が共振する。 

ME2第30回午後:第11問

観血式血圧計について正しいのはどれか。

1: トランスデューサには圧電素子が使用される。

2: 血圧アンプには高域通過フィルタが使用される。

3: 血圧アンプには血圧波形の歪みを自動的に補正する機能がある。

4: 血圧波形は使用するカテーテルの長さに影響されない。

5: 大気開放点を右房の高さに一致させる。

ME2第39回午前:第49問

観血式血圧測定法で、実際より収縮期血圧が高く、かつ拡張期血圧が低く計測されるのはどれか。

1: トランスデューサの位置が右房の位置より高い。

2: カテーテルに大きな気泡が混入している。

3: カテーテルの先端が血管壁に当たっている。

4: 長い延長チューブを使用している。

5: 系全体で共振が起きている。

ME2第30回午後:第27問

観血式血圧測定において、血圧トランスデューサが基準の高さより30cm低い位置に設置されていた。表示される血圧値はどうなるか。

1: 約22mmHg高く表示される。

2: 約22mmHg低く表示される。

3: 約30mmHg高く表示される。

4: 約30mmHg低く表示される。

5: 変わらない。

国試第29回午前:第29問

観血式血圧測定について正しいのはどれか。

1: チューブ内に気泡が混入すると平均血圧が下がる。

2: 血管内に留置したカテーテル内を蒸留水で満たす。

3: 加圧バッグの内圧は収縮期血圧に等しくする。

4: ゼロ校正の基準は中心静脈圧が使われる。

5: フラッシュデバイスは抗凝固薬の持続注入機能をもつ。

ME2第29回午前:第41問

観血式血圧計で動脈圧を測定中にカテーテル内の凝血で圧波形がなまることがある。この現象は、次のどの回路の応答に似ているか。

1: 低域通過フィルタ

2: 高域通過フィルタ

3: バッファ回路

4: 微分回路

5: 共振回路