第9回国試午前26問の類似問題

国試第16回午前:第11問

上前で間接法により血圧を測定したところ、最高血圧120mmHg、最低血圧90mmHgであった。このときの平均血圧はどれか。

1: 90 mmHg

2: 100 mmHg

3: 105 mmHg

4: 110 mmHg

5: 120 mmHg

国試第12回午後:第43問

人工呼吸開始後に気道内圧が異常に上昇した。点検すべき項目はどれか。

a: 吸気相:呼気相比(I:E比)

b: 高圧ガスの供給圧

c: 1回換気量

d: PEEP設定値

e: 呼気側回路

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第6問

呼吸機能について誤っているのはどれか。

1: 自発呼吸下の吸気時に肺胞内圧は陰圧である。

2: 機能的残気量は予備呼気量と残気量の和である。

3: 肺コンプライアンスが小さいと肺は膨らみやすい。

4: 肺動脈血の二酸化炭素分圧は肺静脈血のそれよりも高い。

5: 酸素は二酸化炭素よりも肺胞での拡散能が小さい。

国試第26回午後:第72問

混合静脈血酸素飽和度について誤っているのはどれか。

1: 肺動脈カテーテルで測定できる。

2: 生体の酸素消費の状態によって変化する。

3: 50%では嫌気性代謝が亢進する。

4: 80%は低心拍出量状態を意味する。

5: 人工心肺中の加温時には低下する。

国試第7回午後:第35問

人工呼吸下の患者の動脈血二酸化炭素分圧を下げるために行う設定条件の変更で正しいのはどれか。

a: PEEP(呼気終末陽圧)を3cmH2Oから8cmH2Oにする。

b: 酸素濃度を40%から60%にする。

c: 換気回数を10回/分から15回/分にする。

d: 1回換気量二を400mlから600mlにする。

e: 吸気相:呼気相比(I:E比)を1:2から1:3にする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午前:第7問

大気圧と比べて常に陰圧を保っているのはどれか。

1: 鼻腔内圧

2: 胸腔内圧

3: 気管内圧

4: 肺胞内圧

5: 食道内圧

国試第6回午後:第36問

人工呼吸について誤っているのはどれか。

1: PEEPの陽圧は通常5~10cmH2Oである。

2: CPAPは自発呼吸患者に一定の気道内圧をかける様式である。

3: SIMVは自発呼吸のある患者に用いられる。

4: PEEPの副作用として心拍出量低下がある。

5: プレッシャーサポートとは自発呼気に合わせて陰圧を加えることである。

国試第10回午前:第8問

血圧について正しいのはどれか。

a: 最高血圧は心臓の弛緩期の血圧である。

b: 交感神経の緊張は最低血圧を低下させる。

c: コロトコフ音を聴取することによって血圧が測定できる。

d: 眼底血圧は正常人では上腕血圧の約1/2の値を示す。

e: 高血圧が続くと心臓が肥大する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第63問

人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。

a: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。

b: 静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。

c: 血圧は50mmHg以下でよい。

d: 灌流量を手術前の値の約80%とする。

e: 末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e