第8回国試午後39問の類似問題

国試第3回午前:第64問

高圧蒸気滅菌法を用いることができるのはどれか。

1: 大動脈内バルーンカテーテル

2: ペースメーカ

3: 膜型人工肺

4: 体外循環回路

5: 鋼製持針器

国試第32回午前:第66問

陽圧換気による人工呼吸器管理が生体に及ぼす影響で誤っているのはどれか。

1: 頭蓋内圧低下

2: 血圧低下

3: 静脈還流減少

4: 腎臓機能低下

5: 抗利尿ホルモン分泌増加

国試第35回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理について正しいのはどれか。 

1: ワルファリン内服患者ではカニュレーション開始前のヘパリン投与は不要である。 

2: 完全体外循環中にACTが600秒以上になった場合には少量のプロタミンを投与する。 

3: 人工心肺離脱後のプロタミン投与時には心機能は良好であっても血圧低下に注意する。 

4: 人工心肺離脱後の送血カニューレの抜去はプロタミン投与後に行う。 

5: 人工心肺離脱後はプロタミン投与後も吸引ポンプで出血を回収し使用血液量の節減に努める。 

国試第31回午前:第71問

乳児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。

a: 無血充填時の希釈率が高くなる。

b: 体表面積当たりの至適潅流量が多い。

c: 至適潅流圧が高い。

d: 無輸血体外循環が容易である。

e: 水分バランスの管理が容易である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第52問

貯血槽について誤っているものはどれか。

1: 循環血液量のバランスコントロールの役割を持つ。

2: 脱血カニューレから吸引した気泡を除去する。

3: 貯血量の低下は送血回路への気泡混入の危険を招く。

4: 体外循環中の貯血量は一定である。

5: 薬液の注入にも用いられる。

国試第6回午前:第39問

一次救命処置はどれか。

a: 手指による咽頭内異物の除去

b: 口-口人工呼吸

c: アンビューバッグによる人工呼吸

d: エアウェイによる気道確保

e: 体外式心マッサージ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第15問

手術患者の肺血栓塞栓症の予防法はどれか。 

a: 早期離床 

b: 酸素療法 

c: 抗血小板療法 

d: 抗凝固療法 

e: 弾性ストッキングの装着 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午後:第5問

血液透析について正しいのはどれか。

1: 中空糸の外側に血液を流す。

2: 体内の過剰な水分を浸透圧差により除去する。

3: 透析液にはアミノ酸が添加されている。

4: 遠心ポンプが使用されている。

5: 抗凝固剤としてへパリンが用いられる。

国試第35回午前:第70問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。 

1: 左心補助の装置である。 

2: 回路を構成する装置はECMOと同じである。 

3: 開放回路型が主流である。 

4: 拍動流ポンプを必要とする。 

5: 使用限界は3時間である。 

国試第23回午前:第33問

誤っている組合せはどれか。

1: 輸液ポンプ ------------- フリーフロー

2: 電気メス ---------------- 電磁障害

3: 人工呼吸器 ------------- 圧損傷

4: IABP -------------------- 大動脈解離

5: 超音波凝固切開装置 ----- 対極板装着部の熱傷

国試第8回午後:第42問

薬物と使用目的との組合せで誤っているのはどれか。

1: ニトログリセリン ―――――-- 末梢血管拡張

2: 塩化カリウム ――――――― 弛綬性心停止

3: マニトールー ―――――-― 浸透圧調節

4: プロタミン ―――――――― 血圧上昇

5: カルシウム拮抗薬 ―-----― 心筋の再灌流障害防止

国試第19回午後:第45問

誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 動脈血二酸化炭素分圧は換気の指標である。

b: 呼気終末二酸化炭素分圧は動脈血二酸化炭素分圧に近似する。

c: 赤外線吸光法は呼気ガス中の二酸化炭素側定法の一つである。

d: サイドストリーム法では、毎分1~2Lの呼吸ガスがサンプリングされる。

e: 二酸化炭素呼出開始時点が呼気開始に一致する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第40問

人工呼吸管理の目的について誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

1: 肺胞換気量の維持

2: 呼吸仕事量の軽減

3: ガス交換能の改善

4: 閉塞肺胞の開通

5: 機能的残気量の減少

国試第27回午後:第70問

人工心肺による体外循環中の混合静脈血酸素飽和度(Svo2)について誤っているのはどれか。

1: 肺動脈カテーテルで測定できる。

2: 過度の血液希釈によって低下する。

3: 50%は酸素供給不足を意味する。

4: 80%は低心拍出量状態を意味する。

5: 人工心肺中の冷却時には上昇する。

国試第3回午後:第34問

従圧式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 気道抵抗が増加すると換気量が減少する。

b: 調節呼吸、補助呼吸のいずれも可能である。

c: 吸入療法によく用いられる。

d: 気道に洩れがあるときに不利である。

e: 長期人工呼吸に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第90問

ICUで医療ガス配管からの酸素供給が停止した。誤っている処置はどれか。(医用機器安全管理学)

a: ICUにある酸素のシャットオフバルブを閉じた。

b: 院内の人工呼吸器をICUに集めた。

c: 予備の酸素ボンベに切り換えた。

d: 院内の責任者に供給が停止していることを伝えた。

e: ICUの医療従事者に供給が停止していることを伝えた。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第64問

低体温での体外循環について正しいのはどれか。

a: 酸素消費量の減少

b: 血液粘度の低下

c: ヘモグロビン酸素解離曲線の右方移動

d: 血液凝固能の低下

e: 体外循環の安全域の拡大

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午前:第66問

人工呼吸器関連肺炎で正しいのはどれか。

1: カフ付気管チューブでは予防できない。

2: 予防には呼吸回路を毎日交換する。

3: 吸気ガスからの感染が最も多い。

4: 閉鎖式吸引は予防に有効である。

5: 人工呼吸開始 24時間以内に発症する。

国試第21回午前:第22問

肺血栓梗塞症について正しいのはどれか。

a: PaCO2とPETCO2の差が開大する。

b: 右心不全を呈する。

c: 小児に多発する。

d: 男女比は2:1である。

e: 治療にはステロイド薬が有効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第78問

不均衡症候群の対処法として誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 血液流量を低く設定する。

2: マニトールを点滴する。

3: 短時間頻回透析を行う。

4: 低ナトリウム透析液を使用する。

5: 小面積のダイアライザを使用する。