第40回午後第86問の類似問題

第43回午後:第65問

高齢者における変化で誤っているのはどれか。  

1: 収縮期血圧低下

2: 腎血流量低下

3: 心拍出量低下

4: 赤血球数低下

5: 体水分量低下

第34回午後:第74問

躁病の症状で誤っているのはどれか。  

1: 爽快気分

2: 連合弛緩

3: 観念奔逸

4: 誇大妄想

5: 睡眠障害

第39回午後:第87問

甲状腺機能低下症の所見として正しいのはどれか。  

1: 動悸

2: 食欲亢進

3: 低体温

4: 眼球突出

5: 血中コレステロールの低下

第45回午後:第76問

糖尿病で正しいのはどれか。  

1: 膵臓からのインスリンの分泌亢進によって起こる。

2: 糖尿病性腎症では血尿が特徴的である。

3: 診断のために経口ブドウ糖負荷試験を行う。

4: 血糖値が正常ならば尿糖陽性にならない。

5: HbA1Cはインスリン抵抗性の指標になる。

第34回午前:第68問

糖尿病の運動療法で誤っているのはどれか。  

1: 食後1時間後に実施する。

2: 低血糖症状に対して糖分を携帯する。

3: 自転車エルゴメータで1日30分程度行う。

4: 頻度は週3回程度とする。

5: 運動強度はボルグ指数で「かなりきつい」とする。

第52回午後:第45問

生活習慣病に含まれないのはどれか。  

1: 高血圧症

2: 脂質異常症

3: 糖尿病

4: 脳卒中

5: 肺炎

第34回午後:第63問

パーキンソン病の自律神経徴候で誤っているのはどれか。  

1: 便 秘

2: 脂 顔

3: 多 汗

4: 反射性膀胱

5: 起立性低血圧

第56回午前:第46問

糖尿病患者の運動療法を中止すべき状態はどれか。  

1: 発汗

2: 冷汗

3: 体温 37.0℃

4: Borg指数 13

5: 脈拍数 110/分

第46回午前:第36問

自律神経過反射で生ずる症状はどれか。2つ選べ。  

1: 頻脈

2: 頭痛

3: 顔面紅潮

4: 血圧低下

5: 発汗抑制

第40回午前:第88問

女性の神経性無食欲症患者に特徴的でないのはどれか。  

1: 低血圧

2: 徐脈

3: 無月経

4: 低体温

5: 口渇

第53回午前:第93問

糖尿病の運動療法で正しいのはどれか。  

1: 食後すぐに運動を開始する。

2: 冷汗は高血糖発作の予兆である。

3: インスリン投与中は運動療法を中止する。

4: 空腹時血糖値が高いほど運動量を増やす。

5: 増殖性網膜症がある場合には運動強度を軽くする。

  • 答え:5
  • 解説:糖尿病の運動療法では、食後1~2時間後に運動を開始し、インスリン投与中でも運動が可能である。ただし、空腹時血糖値が高い場合や増殖性網膜症がある場合は注意が必要である。
  • 食後すぐに運動を開始するのではなく、食後1~2時間後に運動を開始することで食後の高血糖が改善される。
  • 冷汗は低血糖発作の予兆であり、高血糖発作では著しい口渇(脱水)、全身倦怠感、悪心、嘔吐などの消化器症状が生じる。
  • インスリン投与中であっても運動療法は可能であり、投与後すぐに運動するときなどはインスリン投与量の減量が必要な場合がある。
  • 空腹時血糖値が高い場合(空腹時血糖≧250mg/dL)は、運動を禁止・制限する必要がある。
  • 増殖性網膜症がある場合は運動療法は原則禁忌であり、運動療法を継続してきた患者には強度を軽くするか中止する場合がある。
  • 科目:内部障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午後:第77問

アルコール依存症の離脱期の症状として誤っているのはどれか。  

1: せん妄

2: けいれん発作

3: 粗大な振戦

4: 多量の発汗

5: 思考奪取

第39回午後:第98問

狭心症に関して誤っているのはどれか。  

1: 男性に多い。

2: 動脈硬化が原因となる。

3: 糖尿病は危険因子である。

4: 発作の誘因として精神的緊張がある。

5: 発作時には負荷心電図検査を行う。

第57回午後:第11問

65歳の男性。喫煙者。10年前から高血圧、高脂血症、糖尿病で内服治療をしている。4週前に外傷性第5胸髄損傷、完全対麻痺で入院。入院時の血糖は350 mg/dL、HbA1cは8.0%。入院後1週で離床訓練が開始された。この患者が上肢エルゴメーター運動を実施中に、急に動悸と左肩周囲の違和感を訴えた。直ちに運動を中止し安静にさせたところ症状は数分で消失した。症状消失後のバイタルサインに異常を認めなかった。この症状の原因として考えられるのはどれか。  

1: 低血糖

2: 起立性低血圧

3: 急性心筋梗塞

4: 労作性狭心症

5: 自律神経過反射

  • 答え:4
  • 解説:この患者は高血圧、高脂血症、糖尿病の既往歴があり、喫煙者であるため、動悸と左肩周囲の違和感を訴える原因として労作性狭心症が最も考えられる。症状が運動中止と安静により消失したことも、労作性狭心症の特徴に合致する。
  • 低血糖は、血糖値が低下することで起こる症状であるが、この患者の入院時の血糖は350 mg/dL、HbA1cは8.0%であり、低血糖の症状とは一致しない。
  • 起立性低血圧は、立ち上がることで血圧が低下し、めまいや立ちくらみが生じる症状である。しかし、この患者は上肢エルゴメーター運動中に症状が現れたため、起立性低血圧の原因とは考えにくい。
  • 急性心筋梗塞は、冠動脈の閉塞により心筋が虚血状態になることで起こる症状である。しかし、この患者の症状は運動を中止し安静にさせることで数分で消失したため、急性心筋梗塞の症状とは一致しない。
  • 労作性狭心症は、心臓への酸素供給が運動により増加した酸素需要に追いつかず、心筋虚血が生じる症状である。この患者は高血圧、高脂血症、糖尿病の既往歴があり、喫煙者であるため、動悸と左肩周囲の違和感を訴える原因として労作性狭心症が最も考えられる。症状が運動中止と安静により消失したことも、労作性狭心症の特徴に合致する。
  • 自律神経過反射は、自律神経系の過剰な反応により血圧や心拍数の変動が生じる症状である。しかし、この患者の症状は運動中に現れ、運動を中止し安静にさせることで消失したため、自律神経過反射の原因とは考えにくい。
  • 科目:内科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第80問

パーキンソン病の自律神経徴候で誤っているのはどれか。  

1: 発汗異常

2: 排尿障害

3: 下 痢

4: 脂漏性皮膚

5: 起立性低血圧

第43回午前:第71問

Guillain-Barré症候群で起こりにくいのはどれか。  

1: 異常感覚

2: 呼吸困難

3: 嚥下障害

4: 視覚障害

5: 起立性低血圧

第34回午後:第89問

甲状腺機能亢進症の症状で正しいのはどれか。  

1: 眼球陥没

2: 食欲不振

3: 徐 脈

4: 体重減少

5: 低体温

第40回午後:第95問

せん妄に関して誤っているのはどれか。  

1: 意識障害である。

2: 日内変動がある。

3: 健忘症状を伴う。

4: 非可逆的である。

5: 睡眠障害を伴う。

第39回午前:第68問

廃用症候群で誤っているのはどれか。  

1: 血液粘稠度の低下

2: 一回心拍出量の低下

3: 安静時心拍数の増加

4: 最大換気量の減少

5: 腸管蠕動運動の低下

第41回午後:第53問

肝硬変の症状で誤っているのはどれか。  

1: 黄疸

2: 高アンモニア血症

3: 脾腫

4: 食道静脈瘤

5: 血小板増多