第46回午前第36問の類似問題

第52回午後:第82問

脊髄損傷の自律神経過反射でみられるのはどれか。2つ選べ。  

1: 頻脈

2: 高血圧

3: 低血糖

4: 顔面紅潮

5: 損傷レベルより下の発汗

第57回午後:第83問

脊髄損傷の自律神経過反射でみられるのはどれか。2つ選べ。  

1: 発 汗

2: 頻 脈

3: 高血圧

4: 低血糖

5: 四肢の疼痛

  • 答え:1 ・3
  • 解説:脊髄損傷の自律神経過反射は、尿の膀胱内充満、便秘、褥瘡の悪化、風邪などの発熱で引き起こされる。主な症状には、高血圧、損傷レベルより上の潮紅、側頭部血管の怒張、頭痛、鼻閉、除脈、発汗(損傷レベルより上)、鳥肌などがある。
  • 損傷レベルより上の発汗は、脊髄損傷の自律神経過反射の症状としてみられるため正解である。
  • 頻脈は、脊髄損傷の自律神経過反射の症状としてはみられない。自律神経過反射では徐脈の症状がみられる。
  • 高血圧は、脊髄損傷の自律神経過反射の症状としてみられるため正解である。
  • 低血糖は、脊髄損傷の自律神経過反射の症状としてはみられない。
  • 四肢の疼痛は、脊髄損傷の自律神経過反射の症状としてはみられない。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第67問

自律神経過反射で誤っているのはどれか。  

1: 血圧低下

2: 顔面紅潮

3: 徐脈

4: 頭 痛

5: 鼻 閉

第47回午後:第65問

頸動脈洞反射で誤っているのはどれか。  

1: 徐脈になる。

2: 血圧が低下する。

3: 化学的刺激によって生じる。

4: 求心路は舌咽神経を介する。

5: 遠心路は迷走神経を介する。

第47回午前:第40問

脊髄損傷患者にみられる自律神経過反射について正しいのはどれか。  

1: 第5胸髄よりも高位の損傷に発生する。

2: 下肢挙上で症状は軽減する。

3: 起立負荷で生じる。

4: 低血圧を呈する。

5: 頻脈を呈する。

第49回午前:第62問

頸動脈洞反射で正しいのはどれか。  

1: 頻脈になる。

2: 血圧が上昇する。

3: 化学的刺激によって生じる。

4: 求心路は舌下神経を介する。

5: 遠心路は迷走神経を介する。

第54回午後:第60問

頸動脈洞反射で正しいのはどれか。  

1: 血圧が上昇する。

2: 心拍数が増加する。

3: 求心路は舌下神経を介する。

4: 遠心路は迷走神経を介する。

5: 血中酸素濃度の上昇によって生じる。

  • 答え:4
  • 解説:頸動脈洞反射は、血圧の変化を感知し、交感神経・副交感神経を介して血圧を元のレベルに戻す反射である。求心路は舌咽神経を介し、遠心路は迷走神経を介する。
  • 選択肢1は間違いです。頸動脈洞反射により血圧は低下する。呼吸抑制も生じる。
  • 選択肢2は間違いです。頸動脈洞反射により心拍数は減少する。
  • 選択肢3は間違いです。求心路は舌咽神経を介する。
  • 選択肢4は正しいです。遠心路は迷走神経を介する。頸動脈洞の感受性が亢進すると、迷走神経の過剰な反射により、頸動脈洞失神を起こす。
  • 選択肢5は間違いです。頸動脈洞反射は、頸動脈洞に存在する動脈圧受容器が血圧の変化を感知することで生じる。一方、頸動脈小体は、血液の酸素分圧の低下を感受する。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
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第34回午後:第63問

パーキンソン病の自律神経徴候で誤っているのはどれか。  

1: 便 秘

2: 脂 顔

3: 多 汗

4: 反射性膀胱

5: 起立性低血圧

第57回午後:第63問

自律神経の二重支配を受けるのはどれか。  

1: 汗 腺

2: 膵 臓

3: 脾 臓

4: 立毛筋

5: 副腎髄質

  • 答え:2
  • 解説:自律神経の二重支配を受ける器官は、交感神経と副交感神経の両方の影響を受ける器官である。一方、二重支配を受けない器官は、交感神経または副交感神経のどちらか一方のみの支配を受ける。
  • 汗腺は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 膵臓は、自律神経の二重支配を受ける器官であり、交感神経と副交感神経の両方の影響を受けるため、正解である。
  • 脾臓は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 立毛筋は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 副腎髄質は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第51回午後:第65問

副交感神経の作用はどれか。  

1: 瞳孔散大

2: 発汗促進

3: 心拍数減少

4: 気管支の拡張

5: 消化液の分泌抑制

第43回午後:第86問

末梢神経麻痺の症候で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 痙縮

2: 筋萎縮

3: 病的反射

4: 不随意運動

5: 腱反射低下

第37回午後:第23問

交感神経が優位に働いたときの反応で誤っているのはどれか。  

1: 心拍数の増加

2: 皮膚血管の収縮

3: 瞳孔の散大

4: 排尿筋の収縮

5: 収縮期血圧の上昇

第42回午前:第83問

小脳症状として適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: ジスメトリー

2: 折りたたみナイフ現象

3: 深部感覚障害

4: 病的反射陽性

5: 筋緊張低下

第56回午前:第35問

頸髄損傷者の自律神経過反射への対応として正しいのはどれか。  

1: 導 尿

2: 下肢挙上

3: 腹帯装着

4: 大腿部叩打

5: 鎮痛剤内服

第41回午後:第25問

交感神経が優位に働いたときの反応で誤っているのはどれか。  

1: 瞳孔の散大

2: 心拍数の増加

3: 収縮期血圧の上昇

4: 皮膚動脈の収縮

5: 排尿筋の収縮

第52回午後:第63問

運動時の循環反応で誤っているのはどれか。  

1: 脳血流量は減少する。

2: 腎血流量は減少する。

3: 静脈還流量は増加する。

4: 分時心拍出量は増加する。

5: 骨格筋の血流量は増加する。

第38回午後:第27問

脈拍数の減少を起こす要因はどれか。2つ選べ。  

1: 体温の上昇

2: 血圧の上昇

3: 迷走神経の刺激

4: 甲状腺ホルモンの増加

5: 心筋酸素消費量の増加

第35回午後:第84問

自律神経症状を主症状とする疾患はどれか。  

1: 重症筋無力症

2: 多発性硬化症

3: アルツハイマー型痴呆

4: パーキンソン病

5: シャイ・ドレイガー症候群

第44回午後:第25問

副交感神経の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 発 汗

2: 涙液分泌

3: 立毛筋収縮

4: 筋血管拡張

5: 気管支収縮

第54回午前:第76問

神経原性ショックの特徴はどれか。  

1: 交感神経の緊張

2: 徐脈

3: 心拍出量の増加

4: 中心静脈圧の上昇

5: 皮膚温の低下

  • 答え:2
  • 解説:神経原性ショックは、脊髄損傷や脳幹部損傷によって交感神経系が遮断されることで起こる。その結果、末梢血管が拡張し、静脈還流量が減少し、低血圧が生じる。
  • 神経原性ショックでは、交感神経は遮断されるため、この選択肢は正しくありません。
  • 神経原性ショックでは、交感神経系が遮断されているため、副交感神経系が優位となり、結果的に徐脈を呈する。この選択肢が正しいです。
  • 神経原性ショックでは、交感神経系が遮断されているため、心拍出量は減少する。心拍出量が増加するのは、感染性ショックや循環血液量減少性ショックであるため、この選択肢は正しくありません。
  • 神経原性ショックでは、中心静脈圧が低下する。中心静脈圧が上昇するのは、心原性ショックや心外閉塞・拘束性ショックであるため、この選択肢は正しくありません。
  • 神経原性ショックでは、皮膚温が上昇し、全体に乾燥する。皮膚温の低下は、循環血液量減少性ショックで生じるため、この選択肢は正しくありません。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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