第5回国試午後69問の類似問題

ME2第40回午前:第58問

強力集束超音波(HIFU)が生体に与える作用について誤っているのはどれか。

1: 誘導電流による刺激作用

2: 超音波エネルギーによる熱的作用

3: キャビテーションによる化学的作用

4: キャビテーションによる力学的作用

5: 音響放射圧による組織を変位させる作用

国試第5回午後:第67問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1: 微細な手術に適する。

2: 主に使用される電磁波は2,450MHzである。

3: 対極板を必要とする。

4: 出血性実質臓器の鋭利な切開に適する。

5: 心電図モニタや心臓ペースメーカに電磁的影響を与えない。

国試第4回午前:第65問

生体の超音波特性について誤っているのはどれか。

1: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速との積で表される。

2: 減衰定数は周波数におおよそ比例する。

3: 肺の減衰定数は他の組織より小さい。

4: 横波より縦波の方が重要である。

5: 超音波エネルギーはハイパーサーミアにも利用できる。

国試第2回午前:第87問

正しいのはどれか。

a: 超音波診断は原子の種類により異なる反射波を利用する。

b: エックス線の吸収は原子の密度で定まり、その種類には依存しない。

c: 生体内で可視光線を主に吸収するのは脂肪である。

d: RIは代謝の機能や特定の臓器の形態を知るのに利用される。

e: 電磁波の吸収は筋肉層の方が脂肪層より大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。

b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。

c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。

d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。

e: Bモード画像描出には連続波を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第60問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1: バイポーラ型手術電極が多く用いられる。

2: 対極板を必ず使用する。

3: 皮膚表面を過度に加温せずに筋肉組織を加温できる。

4: マグネトロン発振管が使用される。

5: 電図モニタには電磁的影響を与えない。

ME2第30回午後:第5問

超音波探触子(プローブ)について誤っているのはどれか。

1: 圧電素子に高い電圧を加えるほどより高い周波数が生じる。

2: 球面波は点音源から送波される。

3: 音響レンズは生体に最も近い側に置かれる。

4: パルス幅が長くなると距離分解能は低下する。

5: 機械スキャン方式は可変フォーカスの動作が難しい。

国試第10回午前:第59問

正しい組合せはどれか。

a: 超音波診断装置 ――――---------- 音響インピーダンス

b: エックス線CT ――――――-------- エックス線吸収

c: MRI ―――――――――――------- プロトン密度

d: ポジトロンCT ――――――--------- べータ線吸収

e: サーモグラフィ ―――――---------- 体表紫外線

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午後:第4問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。

3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。

4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。

5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。

国試第22回午前:第36問

超音波凝固切開装置で誤っているのはどれか。

1: 超音波振動を直接組織に与える。

2: 摩擦熱を利用する。

3: 組織温度は800°C前後になる。

4: 切開と凝固を同時に行える。

5: 内視鏡手術に使用できる。

国試第34回午前:第37問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。

a: 5 ?10 mm の振幅で先端が振動する。

b: 55 kHz 前後の振動を用いる。

c: 凝固温度はレーザメスよりも低温である。

d: 対極板が必要である。

e: 内視鏡外科手術での使用は禁忌である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。

b: モノポーラ出力では対極板が必要である。

c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。

d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。

e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第60問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 生体中の超音波の反射や散乱を利用して情報を得ている。

b: 超音波に鋭い指向性を持たせるには振動子は小さくするのがよい。

c: 走査をする目的は体への悪影響を防ぐためである。

d: Bモードは肝腫瘍の診断に適している。

e: ドップラー法において血流方向を超音波ビームの軸方向とのなす角度が小さい方が感度が高い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第35問

超音波凝固切開装置で正しいのはどれか。

1: ブレードは 1 MHz で振動する。

2: 対極板が必要である。

3: 生理食塩液で洗浄しながら使用する。

4: 比較的太い動脈の凝固切聞が可能である。

5: 凝固温度はレーザメスよりも高温である。

国試第20回午後:第76問

超音波について正しいのはどれか。(機械工学)

a: 振動が20kHz以上の音波である。

b: 速度は波長と周期の積で表される。

c: 波長が長いほど直進性がよい。

d: 周波数が低くなると減衰が大きくなる。

e: 伝達距離に対して指数関数的に減衰する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第56問

超音波ドップラー血流計について正しいのはどれか。

a: 無侵襲的な測定法である。

b: 血液によって散乱される超音波を利用している。

c: 血流によって生じる血管壁の運動を利用している。

d: 肺組織の血流測定は容易である。

e: 血流の順・逆方向がわかる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第31問

超音波画像計測について正しいのはどれか。 

a: 生体軟部組織中の音速は約340m/sである。 

b: 超音波の周波数が高いほど体内での減衰が小さい。 

c: 超音波は音響インピーダンスが異なる界面で反射する。 

d: 心室壁の厚さを測定できる。 

e: 血管内から血管の断面を観察できる。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第67問

生体の超音波特性について誤っているのはどれか。

a: 心筋の減衰定数は肺より大きい。

b: 減衰定数は周波数に反比例する。

c: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速の積で表される。

d: 横波より縦波の方が重要である。

e: 超音波エネルギーはハイパーサーミアに利用される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第82問

超音波検査法について正しいのはどれか。

a: 超音波の波長が短いほど分解能が増すが、生体内での減衰は大きくなる。

b: 超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部反射される。

c: 超音波の生体内の音速は空気中とほぼ等しい。

d: 超音波エコー断層法は組織の血液含量の差を利用するものである。

e: 超音波ドップラ法は血流速度の計測に用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第82問

音波について誤っているのはどれか。

1: 超音波は周波数が 20kHz よりも高い音波である。

2: 超音波は可聴音よりも直進性が高い。

3: 音源が観測者に向かって近づいているとき開こえる音は高くなる。

4: 伝搬中の疎密波は密の部分で圧力が低下する。

5: 超音波診断装置では 0.5~MHz 程度の周波数が利用されている。