マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。（医用治療機器学）
a: 対極板を使用する。
b: 使用中に可燃性ガスを併用しない。
c: 手術電極付近では電気メスを併用しない。
d: 出力同軸ケーブルはガス滅菌する。
e: バイポーラ電極を使用する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
バイポーラ型電気メスについて正しいのはどれか。
1: 対極板が必要である。
2: マイクロサージェリーに適している。
3: 出力の周波数はモノポーラ型の1/10程度である。
4: 腹腔鏡下手術には使えない。
5: 凝固には連続的な高周波電流を用いる。
マイクロ波手術器について正しいのはどれか。
a: 使用する波長は1~2mmである。
b: 組織中の水に発生するジュール熱を利用する。
c: モノポーラ型針電極を使用する。
d: 凝固作用が中心である。
e: 他の医療機器に対する電磁的影響は少ない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
マイクロ波メスについて正しいのはどれか。
1: 微細な手術に適する。
2: 主に使用される電磁波は2,450MHzである。
3: 対極板を必要とする。
4: 出血性実質臓器の鋭利な切開に適する。
5: 心電図モニタや心臓ペースメーカに電磁的影響を与えない。
a: 心電図モニタに対する電磁波障害はない。
b: 主に誘電加熱による作用を利用する。
c: 2450MHzの周波数を使用する。
d: 対極板が必要である。
e: 凝固より切開に利用されることが多い。
マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。
a: 周波数は5GHzである。
b: 硬組織切開に用いる。
c: 対極板は不要である。
d: 組織中の水分に誘電熱を発生させる。
e: バイポーラ型針状電極を用いる。
マイクロ波手術器で正しいのはどれか。
a: 用いられる電磁波の標準的波長は約1.2mである。
b: モノポーラ電極を利用する。
c: マイクロ波は電極まで同軸ケーブルで伝送する。
d: 切開より凝固に適している。
e: 対極板による電流の回収が必要である。
マイクロ波手術器について誤っているのはどれか。
1: 肝臓の手術に使用される。
2: 凝固・止血のために用いられる。
3: 約2.5GHzが用いられる。
4: 対極板が必要である。
5: メス先は針状である。
マイクロ波手術装置で誤っているのはどれか。（医用治療機器学）
a: 電子レンジと同じ周波数のマイクロ波が用いられる。
b: マイクロ波の発生にはマグネトロンが用いられる。
c: 手術電極に付着した組織を解離させるために直流電流を流す。
d: 大きな面積の対極板が必要である。
e: 鋭利な切開に適している。
a: 2.45 GHz の周波数が使用される。
b: 対極板は不要である。
c: 出力エネルギーは組織の水分に吸収される。
d: 組織の比誘電率が大きいほど波長が長くなる。
e: 組織の凝固範囲は電極の形状で変化しない。
a: 周波数は約500kHzである
b: 切開に適している。
c: 対極板は必要ない。
d: 誘電損で発熱する。
e: 心電図モニタに影響を与えない。
マイクロ波手術装置で正しいのはどれか。
a: ISM周波数を使用する。
b: 同軸ケープルを使用する。
c: 渦電流損で発熱する。
d: 対極板を使用する。
e: 組織を凝固する。
a: 周波数は500kHzである。
マイクロ波メスについて誤っているのはどれか。
1: 発熱原理は誘電加熱である。
2: 照射面から深度約2cmまででほとんどのエネルギーが吸収される。
3: 対極板を装着する。
4: 肝臓の切除手術に用いられる。
5: 眼球の熱傷害に注意する。
電気メスについて正しいのはどれか。（医用治療機器学）
a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。
b: モノポーラ出力では対極板が必要である。
c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。
d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。
e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。
1: 鋭利な切開ができる。
2: エネルギーは水分に吸収される。
3: 対極板が必要である。
4: 心臓ぺースメーカの動作に干渉しない。
5: マイクロサージェリで有用性が高い。
電気メスについて正しいのはどれか。
a: 切開の原理はジュール・トンプソン効果である。
b: 切開には連続正弦波の高周波電流が用いられる。
c: 凝固にはバースト波が用いられる。
d: 患者にマクロショックを起こす危険性はない。
e: 植込みペースメーカ使用の患者にはミクロショックを起こす危険性はない。
a: 低周波を使用する。
b: 電流によるジュール熱を利用する。
c: 対極板(患者プレート)周辺よりも、メス先電極(能動電極)周辺の方が電流密度が高い。
d: バイポーラ方式ではメス先電極と対極板が1か所にまとめられている。
e: 電気メスでは熱傷事故を起こす危険性はない。
a: 10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。
b: 一人の患者に同時に2台使用することもできる。
c: 高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。
d: バースト波とは連続した正弦波である。
e: バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。
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