第35回国試午後87問の類似問題

国試第6回午前:第87問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光電式脈波計により血行動態についての情報が得られる。

d: 光によるヘモグロビンの酸素飽和度測定には二種の波長が用いられる。

e: パルス光を用いたヘモグロビンの酸素飽和度測定装置をパルスオキシメータという。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第86問

正しいのはどれか。

a: 皮膚は骨髄より放射線感受性が高い。

b: X線はα線より電離作用が強い。

c: X線はα線より到達深度が大きい。

d: 線量当量は組織の放射線感受性が考慮されている。

e: 照射線量の単位はBq(ベクレル)である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第78問

各種エネルギーの生体に対する作用で誤っているのはどれか。

a: 超音波の照射エネルギーが1W/cm2を超えるとキャビテーションを起こす。

b: がん組織を42.5°C以上に加温すると壊死が生じる。

c: レーザ光以外の可視光線でも網膜損傷が起こる。

d: 細胞分裂が盛んな組織では放射線の感受性が高い。

e: 短時間でも3Tの磁界を生体に作用させるとがんが発生する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第63問

吸光分析について正しいのはどれか。

a: 紫外・可視および近赤外領域の光を利用して分析する。

b: 可視光の検出には光電子増倍管が用いられる。

c: 紫外領域では光源としてタングステンランプが用いられる。

d: 光電比色計ではグレーティング・モノクロメータによって単色光波長を選択する。

e: ランバート・べール(Lambert-Beer)の法則によって溶液の濃度を算出できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第82問

光を生体組織に入射したときの現象で誤っているのはどれか。

1: 吸収によって光強度が減衰する。

2: 散乱によって光ビームが拡がる。

3: 反射によって透過光は減少する。

4: 屈折によって光の方向が変わる。

5: 光速は生体中の方が空気中より高い。

国試第26回午前:第30問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光によるヘモグロビンの酸素飽和良測定には複数の波長が用いられる。

d: 光電式脈波計によって血流量の波形が得られる。

e: パルスオキシメータは動脈の血流量を測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第9問

皮膚の構造と機能について正しいのはどれか。 

1: 表皮に血管が存在している。 

2: 表皮に感覚神経が分布している。 

3: ケラチンは紫外線による細胞傷害を抑制している。 

4: 赤外線を浴びるとビタミンD前駆体が活性化する。 

5: 水溶性物質は皮膚をほとんど透過しない。 

国試第22回午前:第86問

光が生体組織に入射したときの現象で誤っているのはどれか。

1: 吸収によって光強度が減衰する。

2: 散乱によって光ビームが拡がる。

3: 反射によって透過光は減少する。

4: 屈折によって光の方向が変わる。

5: 光速は生体中では空気中より大きい

国試第10回午前:第78問

エネルギーの人体への作用について正しいのはどれか。

1: 400nm以下の波長の光を長時間浴びても障害を生じない。

2: 常伝導磁石による静磁場に30分間爆露されると発熱による障害を生じる。

3: 加熱作用を生じる超音波の強さはキャビテーションを生じるそれよりも大きい。

4: 温熱療法(ハイパーサーミア)では42.5°C以上で細胞致死効果が急激に高まる。

5: 細胞分裂が盛んな組織ほど放射線感受性は低い。

ME2第31回午前:第55問

赤外領域の連続レーザ光を生体に照射したとき、生体への治療効果が最も大きい作用はどれか。

1: 光音響作用

2: 光化学作用

3: 光熱作用

4: 光解離作用

5: 光電作用

国試第10回午前:第79問

各種エネルギーの人体に対する影響で正しいのはどれか。

a: レーザー光の作用は波長には関係しない。

b: 高周波電流では熱的作用が大きい。

c: 超音波によるキャビテーションは細胞の破壊につながる。

d: 体表面低周波電流密度が2Ma/cm2程度でも周辺の知覚神経は興奮しない。

e: 60~65°Cの加温を長時間行っても蛋白変性を生じない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第43問

可視光領域で吸収係数が最も大きいのはどれか。

1: 酸素化ヘモグロビン

2: メラニン

3: メトヘモグロビン

4: H2O

5: アミノ酸

国試第33回午前:第87問

レーザの生体作用について誤っているのはどれか。

1: 光解離作用       鎮 痛

2: 光音響的作用      熱弾性効果

3: 光化学的作用      光感受性物質

4: 光機械的作用      結石破砕

5: 光熱的作用       タンパク質の凝固

国試第11回午前:第79問

エネルギーの人体への作用について誤っているのはどれか。

1: 癌細胞は正常細胞より熱に弱い。

2: 加温すると細胞の放射線感受性が高まる。

3: 低酸素状態の細胞は熱に強い。

4: 可視光はヘモグロビンに吸収される。

5: 生体に強い超音波が作用すると熱を生じる。

国試第24回午後:第87問

正しい組合せはどれか。(生体物性材料工学)

a: 光受容 -------- ロドプシン

b: 色 覚 -------- 杆 体

c: 暗所視 ------- ケラチン

d: 紅 斑 ------- ビリルビン

e: 日焼け ------- メラニン

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第68問

レーザ光について誤っているのはどれか。

1: 白色である。

2: 指向性がよい。

3: 時間的、空間的な可干渉性(コヒーレンス)がよい。

4: 収束性がよい。

5: 単色性である。

国試第8回午後:第85問

皮膚組織を比較的よく透過する光の波長はどれか。

1: 約200nm

2: 約300nm

3: 約500nm

4: 約800nm

5: 約2000nm

国試第7回午後:第66問

レーザ光について正しいのはどれか。

a: 誘導放出を利用している。

b: 白色光である。

c: 一般に輝度が低い。

d: 容易に集光できる。

e: 取扱い上、最も注意を要するのは眼の障害である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第86問

正しいのはどれか。

1: 陽子線は電磁放射線である。

2: c 線はマイナスの電荷をもつ。

3: a 線はⅩ線より組織到達深度が大きい。

4: 心筋は生殖腺より放射線感受性が高い。

5: 中性子線は陽子線より組織透過力が大きい。

国試第14回午前:第78問

光による眼の傷害について正しいのはどれか。

a: 波長400~700nm(可視光)は角膜傷害を起こしにくい。

b: 波長1050~1400nm(近赤外光)は角膜傷害を起こしにくい。

c: 波長180~315nm(紫外光)は角膜傷害を起こしにくい。

d: 青色光は赤色光に比べ網膜傷害を起こしにくい。

e: 波長3~1000μm(赤外光)は角膜傷害を起こしにくい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e