波長約650nmから800nmの帯域の光で最も吸収係数の大きいのはどれか。
1: オキシヘモグロビン
2: デオキシヘモグロビン
3: メラニン
4: 水
5: ビリルビン
ヘモグロビンに最も大きく吸収されるレーザ光はどれか。
1: CO2レーザ(10600nm)
2: Ho:YAGレーザ(2100nm)
3: Nd:YAGレーザ(1064nm)
4: 半導体レーザ(805nm)
5: Arレーザ(514nm)
生体の光特性について正しいのはどれか。
a: メラニンは紫外光よりも可視光の吸収が大きい。
b: 脂質はタンパク質に比べ紫外光の吸収が大きい。
c: 水は可視光よりも赤外光の吸収が大きい。
d: 核酸は可視光よりも紫外光の吸収が大きい。
e: ヘモグロビンは赤外光よりも可視光の吸収が大きい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体の光学的特性について正しいのはどれか。
a: メラニンは可視光よりも紫外光をよく吸収する。
b: 紫外光は波長が長いほど皮膚深部に到達する。
c: 水は可視光よりも赤外光をよく吸収する。
d: 可視光は皮膚表面でほとんど反射する。
e: ヘモグロビンによる可視光の吸収は赤外光に比べ小さい。
カプノメータにおいて光を吸収する媒質はどれか。
1: 二酸化炭素
2: 血 液
3: 酸 素
4: 水蒸気
5: 窒 素
比誘電率が最も大きいのはどれか。
1: 水素
2: 空気
3: エチルアルコール
5: 塩化ナトリウム
正しいのはどれか。
a: 生体内では光散乱は少ない。
b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。
c: 光電式脈波計により血行動態についての情報が得られる。
d: 光によるヘモグロビンの酸素飽和度測定には二種の波長が用いられる。
e: パルス光を用いたヘモグロビンの酸素飽和度測定装置をパルスオキシメータという。
酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンの吸光度がほぼ等しくなる波長[nm]はどれか。
1: 660
2: 700
3: 750
4: 810
5: 910
生体の光学特性について誤っているのはどれか。
a: 血液の光吸収はヘマトクリット値に依存する。
b: 皮膚に照射された UVc は真皮まで到達する。
c: ヘモグロビンは青色光よりも近赤外光をよく吸収する。
d: メラニンは可視光よりも紫外光をよく吸収する。
e: 水は可視光よりも赤外光をよく吸収する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誤っているのはどれか。
a: 紫外線は長い波長ほど皮膚深部に到達する。
b: 生体の高分子物質は紫外線をよく吸収する。
c: 可視領域では血液の光透過率はほぼ一定である。
d: ヘモグロビンは近赤外線をよく吸収する。
e: 遠赤外線の生体作用は熱的作用が主である。
生体の光特性で正しいのはどれか。
1: UVAはUVCよりDNAの損傷を引き起こしやすい
2: 遠赤外線の生体作用は電離作用である
3: 水は赤外光より可視光の吸収が大きい
4: メラニンは可視光より紫外線の吸収が大きい
5: デオキシヘモグロビンは可視光より近赤外線の吸収が大きい
太陽光線の生体への作用で正しいのはどれか。
a: UVAは真皮まで達する'。
b: DNAは紫外域での吸収が大きい。
c: 血液の散乱はヘマトクリット値により変化する。
d: 水での吸収は赤外光よりも可視光の方が大きい。
e: ピリルビンは可視光領域での吸収が小さい。
カプノメータの測定で二酸化炭素ガスに吸収される電磁波はどれか。
1: 可視光線
2: 紫外線
3: γ 線
4: 赤外線
5: X 線