生体電気現象の計測について正しいのはどれか。
a: 低周波領域では電極接触インピーダンスは周波数に比例する。
b: 金属と電解液の接触面では静止電位が発生する。
c: 電極に電流が流れると静止電位の他に電極と生体間に分極電圧が発生する。
d: 生体と電極との接触インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。
e: 増幅器の入力インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
真空中に 1 C(クーロン)の点電荷 A と 2 C の点電荷 B が 1 m の距離で存在する。正しいのはどれか。
1: B の受ける力は、A の受ける力の 2 倍である。
2: B の受ける力の方向は、A、B を結ぶ直線に垂直である。
3: A、B 間の距離を 0.5 m にすると、B の受ける力は 2 倍になる。
4: A の電荷量を 2 倍にすると、A 及び B の受ける力は 2 倍になる。
5: A 及び B の電荷量を両方とも 2 倍にしても、A の受ける力は変わらない。
図のように真空中で、r離れた無限に長い平行導線1、2に、大きさが等しい電流I1、I2が同じ方向に流れているとき、正しいのはどれか。ただし、I1が導線2につくる磁束密度をB1、I2が導線1につくる磁束密度をB2、導線2の単位長さにかかる力をF2とする。
1: 磁束密度B1電流I1に反比例する。
2: 電流I1と磁束密度B1との向きは逆方向となる。
3: 導線1導線2の間には引力が働く。
4: 力F2は導線間の距離rに比例する。
5: 磁束密度B1と磁束密度B2の向きは同方向となる。
電気および磁気のシールド(遮蔽)について正しいのはどれか。
a: 接地された良導体で完全に囲んだ領域の内部の電界の変動は、外部にほとんど影響を及ぼさない。
b: 接地された良導体で完全に囲んだ領域の外部の電界のは、内部にほとんど影響を及ぼさない。
c: 磁気シールドをするには、その領域をできるだけ透磁率が小さい材料で囲めばよい。
d: 十分低い周波数の妨害については、その領域を誘電率が非常に大きい材料で囲めば電界も磁界もシールドされる。
e: 十分高い周波数の妨害については、その領域を良導体で囲めば電界も磁界もシールドされる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e