超音波について正しいのはどれか。(機械工学)
a: 振動が20kHz以上の音波である。
b: 速度は波長と周期の積で表される。
c: 波長が長いほど直進性がよい。
d: 周波数が低くなると減衰が大きくなる。
e: 伝達距離に対して指数関数的に減衰する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
超音波について正しいのはどれか。
a: 周波数領域が16Hz~20kHzの音波である。
b: 干渉性はない。
c: 音響インピーダンスの異なる物質の境界では一部が反射する。
d: 周波数が高いほど指向性は鋭い。
e: 音波の強さは周波数の二乗に比例する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
音波について誤っているのはどれか。
1: 超音波は周波数が 20kHz よりも高い音波である。
2: 超音波は可聴音よりも直進性が高い。
3: 音源が観測者に向かって近づいているとき開こえる音は高くなる。
4: 伝搬中の疎密波は密の部分で圧力が低下する。
5: 超音波診断装置では 0.5~MHz 程度の周波数が利用されている。
超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。
1: 組織の炭化に伴い煙が発生する。
2: 機械的振動によって組織を断裂させ切開する。
3: 凝固では組織温が300℃前後に達する。
4: ジュール熱により血管壁を収縮させ止血する。
5: 鋭利な切開に適している。
カテーテルアブレーションについて正しいのはどれか。
1: 冠動脈内病変を標的部位として焼灼する治療法である。
2: 装置には3~7kHzの低周波発生装置が必要である。
3: 対極板に接している組織が焼灼される。
4: 心房細動患者の治療に使用される。
5: 発作中の心室細動を止めるのに有用である。
治療機器について正しい組合せはどれか。
1: 心臓ペースメーカ --------------- マイクロ波
2: 電気メス ---------------------- 高周波電流
3: レーザメス -------------------- 電子線
4: ESWL ------------------------- 赤外線
5: IABP ------------------------- 音波
超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。
1: 超音波の伝達には蒸留水が使用される。
2: 超音波の周波数は5~20MHz程度である。
3: ベンチュリー管の原理を利用している。
4: 噴霧粒子の径は数μm程度が主となる。
5: 噴霧粒子の発生量は超音波の強度で調節する。
正しい組合せはどれか。
a: 超音波診断装置 ――――---------- 音響インピーダンス
b: エックス線CT ――――――-------- エックス線吸収
c: MRI ―――――――――――------- プロトン密度
d: ポジトロンCT ――――――--------- べータ線吸収
e: サーモグラフィ ―――――---------- 体表紫外線
適切でない組合せはどれか。
a: 人工ペースメーカ・・・・・・・高周波電流
b: 電気メス・・・・・・・・・・・・・・・低周波電流
c: レーザメス・・・・・・・・・・・・・光
d: 冷凍手術器・・・・・・・・・・・・熱
e: ネブライザ・・・・・・・・・・・・・超音波
超音波画像計測について正しいのはどれか。
a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。
b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。
c: A モードでは断層像が得られる。
d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。
e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。
マイクロ波メスについて正しいのはどれか。
1: 鋭利な切開ができる。
2: エネルギーは水分に吸収される。
3: 対極板が必要である。
4: 心臓ぺースメーカの動作に干渉しない。
5: マイクロサージェリで有用性が高い。
電気メスについて正しいのはどれか。
1: 連続波搬送周波数:500MHz
2: 切開出力波形:バースト波
3: アクティブ電極:アーク放電
4: 成人用対極板面積:50cm2
5: 標準負荷抵抗:5kΩ
1: 高周波電流を使用する。
2: 電流による放射(輻射)熱を利用する。
3: 切開にはバースト波を使用する。
4: 凝固には連続正弦波を使用する。
5: 対極板は能動電極ともいう。
超音波探触子(プローブ)について誤っているのはどれか。
1: 圧電素子に高い電圧を加えるほどより高い周波数が生じる。
2: 球面波は点音源から送波される。
3: 音響レンズは生体に最も近い側に置かれる。
4: パルス幅が長くなると距離分解能は低下する。
5: 機械スキャン方式は可変フォーカスの動作が難しい。
超音波診断について正しいのはどれか。
a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。
b: 超音波造影剤は血液との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。
c: 胎児診断には禁忌である。
d: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。
e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。
超音波診断装置について正しいのはどれか。
a: 超音波探触子には圧電素子が用いられる。
b: 生体組織中の音速は空気中よりも遅い。
c: 超音波探触子の距離分解能は周波数が低いほど向上する。
d: 超音波探触子の方位分解能は口径が大きいほど向上する。
e: STC(SDC)のツマミは体表面からの距離に応じて部位ごとに輝度を調節する。
治療機器とその物理的作用の組合せで正しいのはどれか。
1: 電気メス -- 誘電加熱
2: マイクロ波手術装置 -- 電 離
3: CO2レーザメス -- ジュール熱
4: ESWL -- 衝撃波
5: 超音波ネブライザ -- 放射熱
超音波診断装置で誤っているのはどれか。
1: 超音波ビーム軸方向の2ヵ所を弁別する能力を距離分解能とい う。
2: Bモードは生体の断面をリアルタイムで観察するのに適している。
3: リニア走査方式は心臓の画像診断に適している。
4: 胎児心拍数の測定にはドプラ法が用いられる。
5: 腹部超音波診断に用いる周波数は3~5MHzである。
超音波画像診断について誤っているのはどれか。
a: Bモード画像は反射波の強さを画像化する。
b: 経皮的な心臓の検査には35MHzの超音波が使用される。
c: 距離分解能は振動子の数に比例している。
d: 振動子は送受信兼用である。
e: カラードプラ法では自己相関法が用いられる。
ディジタル脳波計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)
1: モンタージュ処理は電極接続器で行う。
2: 各チャネルの入力インピーダンスは5MΩ以上である。
3: 必要な周波数帯域は0.5~100Hzである。
4: 標準感度は50μV/5mmである。
5: 時定数は0.3秒である。
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