第25回国試午後30問の類似問題

国試第21回午前:第61問

超音波画像診断について誤っているのはどれか。

a: Bモード画像は反射波の強さを画像化する。

b: 経皮的な心臓の検査には35MHzの超音波が使用される。

c: 距離分解能は振動子の数に比例している。

d: 振動子は送受信兼用である。

e: カラードプラ法では自己相関法が用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午前:第50問

超音波診断装置で誤っているのはどれか。

1: 反射波の強さを明るさで表示するのがBモードである。

2: Mモードは動きのある臓器の計測に使用される。

3: 成人の心臓検査にはセクタプローブを使う。

4: カラードプラ法は連続波を用いる。

5: 連続波ドプラ法は弁膜症の診断に有用である。

国試第9回午前:第60問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 生体中の超音波の反射や散乱を利用して情報を得ている。

b: 超音波に鋭い指向性を持たせるには振動子は小さくするのがよい。

c: 走査をする目的は体への悪影響を防ぐためである。

d: Bモードは肝腫瘍の診断に適している。

e: ドップラー法において血流方向を超音波ビームの軸方向とのなす角度が小さい方が感度が高い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第30問

超音波診断装置で誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 超音波断層像は反射エコーの時間差を利用して描出する。

2: 超音波の周波数が高いほど距離分解能が良い。

3: 超音波の周波数が低いほど体内での減衰が大きい。

4: 組織中の音響インピーダンスの異なる界面からの反射を利用している。

5: 超音波のビーム幅が狭いほど方位分解能が高くなる。

国試第32回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。

b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。

c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。

d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。

e: Bモード画像描出には連続波を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第60問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: ドップラー血流計では超音波ビームを血流方向と直交させる。

b: 生体組織に発生したキャビテーションを画像化する。

c: ダイナミックフォーカスは機械的走査の一種である。

d: 空間分解能には距離分解能と方位分解能とがある。

e: 骨の背後にある組織は観測できない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第43問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 音響レンズで超音波を集束できる。

2: 超音波が平面波のままで伝播する領域を近距離音場という。

3: 画像上で胆石の後方が黒い影になる現象を音響陰影という。

4: サイドローブからの反射は実像と重なってアーチファクトとして表示される。

5: 超音波の周波数が高いほど深部臓器の観察ができる。

ME2第37回午後:第19問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 断層画像は組織中を伝搬する超音波の透過度で描出する。

2: 深さの情報は探触子から発信した信号の往復時間から算出する。

3: 骨に当たると音響陰影が現れる。

4: Bモードでは血液は黒い映像として現れる。

5: カラードプラ法では探触子に近づく血流と遠ざかる血流に異なる色をつけて観察する。

国試第11回午前:第58問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 方位分解能は周波数に比例する。

b: 周波数が3MHzのとき距離分解能は約0.5mmとなる。

c: ディジタル・スキャンコンバータはエコー信号をビデオ信号に変換する。

d: 断層心エコーの走査機構にはメカニカルセクタと電子セクタとがある。

e: 電子集束により距離分解能を向上することができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午後:第6問

超音波画像診断装置で誤っているのはどれか。

1: プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: パルスドプラ法では断層像とドプラ情報を交互に採取している。

3: プローブの中心周波数が高いと距離分解能は向上する。

4: セクタスキャンでは振動子を駆動させる時間差を替えてビーム方向を変える。

5: 画像のフレーム数を多くするには1画面当たりの走査線数を増やす。

国試第15回午前:第62問

超音波診断について正しいのはどれか。

1: 電子セクタ法は単一の振動子で実現できる。

2: 超音波ゼリーの音響インピーダンスは空気と同程度である。

3: エコー断層法の分解能は用いる波長の程度である。

4: ドップラー法では50MHz以上の振動数を用いる。

5: 超音波ビームを肋間から入射することによって心臓を観察できる。

ME2第35回午前:第43問

超音波診断について正しいのはどれか。

1: 心臓内腔の血流方向と速度は同時に表示できない。

2: 冠動脈の狭窄部位の断面は観察できない。

3: 弁口部の圧較差はパルスドプラ法で計測する。

4: 鮮明な画像を得るためにはできるだけ低い周波数の超音波を用いる。

5: 超音波造影剤としてマイクロバブルが使われる。

国試第3回午前:第84問

超音波検査で誤っているのはどれか。

a: ドップラは運動している物体から反射される超音波の周波数が入射超音波周波数と異なることを利用する。

b: Mモードは反射波を生じる界面の時間的動きを二次元的に表示する。

c: Bモードは反射波を基線上のスパイクとして表示する。

d: 音響インピーダンスは密度と音の吸収率の積で表される。

e: 超音波エコー断層法に使用される超音波の波長は0.15~1.5mmである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午後:第4問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。

3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。

4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。

5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。

国試第12回午前:第59問

超音波診断について正しいのはどれか。

a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。

b: 超音波造影剤は血液との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。

c: 胎児診断には禁忌である。

d: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。

e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第84問

超音波について正しいのはどれか。

a: 空気を含む組織をよく通過する。

b: 血流方向に散乱されると周波数が変化する。

c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。

d: キャビテーションによる生体組織の損傷はない。

e: 超音波検査は胎児の診断に用いない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午前:第50問

頸動脈超音波検査で誤っているのはどれか。

1: 3.5MHzのリニアプローブを用いる。

2: 内頚動脈などの血管径の計測ができる。

3: 超音波ドプラ法では血流速度が得られる。

4: カラードプラ法では血流方向の検出ができる。

5: 組織ハーモニックイメージングは高調波を用いる。

国試第19回午前:第62問

超音波画像計測法について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 音速が同じ2つの組織の境界面では超音波の反射は生じない。

2: 音速が遅い組織は実際より薄く表示される.

3: Bモードは超音波ビームを走査しない測定法である。

4: 電子スキャンは焦点距離を電子的に変えられる。

5: カラードプラ法では血流速度の角度依存性がない。

国試第29回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 被曝に伴う侵襲性がある。

b: 全身撮影が可能である。

c: 心室の壁厚を測定できる。

d: 血管内の画像が得られる。

e: 実時間の撮影が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第60問

超音波診断装置の探触子について誤っているのはどれか。

a: 超音波振動子の厚さは共振周波数に対応する波長の2倍である。

b: 圧電振動子の材料としてポリフッ化ビニリデンが用いられる。

c: 時間的に短い超音波パルスを用いると距離分解能は向上する。

d: シリコーンレンズ中の音速は1500m/sより遅い。

e: 整合層の音響インピーダンスは圧電振動子のそれより大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e