第40回ME2午後5問の類似問題

ME2第32回午後:第13問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 気道内陽圧換気法が主流である。

2: 呼気弁は吸気時に閉じる。

3: 呼気は胸郭の弾性収縮力で行われる。

4: 加温加湿器は吸気ガスを加温加湿する。

5: 胸腔内圧のモニタが装備されている。

国試第1回午後:第45問

人工心肺装置の使用目的はどれか。

a: 全身臓器・組織へのリンパ液潅流

b: 静脈血の酸素化

c: 静脈血からの炭酸ガスの排出

d: 開心術における患者の生命安全の維持

e: 静脈血からのアンモニアの除去

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第35問

遠心ポンプを使用しないのはどれか。

1: 人工心肺

2: 経皮的心肺補助

3: 補助人工心臓

4: 自己血回収装置

5: 体外式模型人工肺(ECMO)

国試第27回午後:第73問

補助人工心臓について誤っているのはどれか。

1: 左室脱血は左房脱血よりも高流量を得やすい。

2: 体外設置型の拍動流型補助人工心臓は空気駆動方式のものが多い。

3: 体内埋込み型では主に連続流型が用いられる。

4: 欧米では末期重症心不全患者の最終治療として用いられている。

5: 患者の右心機能が低下すると左心補助人工心臓の補助流量は増加する。

国試第17回午後:第51問

人工心肺による低体温体外循環中に血液を希釈する目的として正しいのはどれか。

a: 空気塞栓症を予防する。

b: 血液の粘度を下げる。

c: 組織灌流を良好にする。

d: 使用血液量を節減する。

e: 生体の酸素需要を促進する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第66問

気管吸引について正しいのはどれか。

a: 人工呼吸器装着中は時間を決めて行う。

b: 人工呼吸器装着中は換気量や気道内圧が効果の指標となる。

c: 1 回の吸引操作で 10 秒以上の陰圧はかけない。

d: 重篤な低酸素血症は絶対的禁忌である。

e: 滅菌手袋を使用しなければならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第72問

乳幼児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。

a: 無輸血体外循環が容易である。

b: 体重1 kg 当たりの適正灌流量が少ない。

c: 目標灌流圧が低い。

d: 体液バランスの不均衡が生じやすい。

e: 急速な冷却が望ましい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第53問

体外循環中の人工心肺装置内モニタ項目でないのはどれか。(体外循環装置)

1: 吹送ガス流量

2: 貯血槽内の血液レベル

3: 送血流量

4: 血液回路内圧

5: 漏血量

国試第27回午前:第74問

人工心肺について正しいのはどれか。

1: 落差脱血では少なくとも1m以上の落差を確保する。

2: 吸引からの戻りが多い場合は脱血量よりも送血流量を増やす。

3: 脱血不良時には脱血カニューレの挿入をできるだけ深くする。

4: 脱血不良時には利尿剤を投与して尿量を増やす。

5: 大動脈解離を認めたら送血流量を上げる。

国試第32回午後:第72問

人工心肺中の血液希釈について正しいのはどれか。

a: 充填量の大きい人工心肺ほど希釈率は高くなる。

b: 小児では成人に比して希釈率は低くなる。

c: 希釈限界はヘマトクリット10%である。

d: 希釈率が高いほど酸素運搬能は高まる。

e: 希釈率が高いほど末梢循環抵抗が減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第37問

人工心肺の操作・対処として誤っているのはどれか。

1: 尿の排出によって貯血量が低下してきたので補液した。

2: 動脈圧(血圧)が低いので末梢血管を収縮させる薬剤を投与した。

3: 体外循環中にACT (全血活性化凝固時間)値が低いのでプロタミンを投与した。

4: 動脈血炭酸ガス分圧が高いので人工肺への酸素流量を増やした。

5: 術野で無血視野が確保できないので吸引量を増やした。

ME2第33回午後:第13問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 気道内陽圧換気の装置が主流である。

2: 加温加湿されたガスが本体に供給される。

3: 呼気弁は吸気時に閉じる。

4: 患者の吸気努力を検知するしくみがある。

5: 呼気ガスは肺胸郭の弾性収縮力により呼出される。

国試第26回午前:第74問

人工心肺中の溶血と関連するのはどれか。

a: 細い送血カニューレ

b: 細い脱血カニューレ

c: 低体温

d: ベント用ポンプの回転不足

e: 無血充填

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第44問

機械的陽圧換気について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 胸腔内圧は吸気時に上昇する。

b: 人工呼吸器の呼気弁は吸気時に開く。

c: 呼出を促進するため呼気時に陰圧を付加する。

d: 圧規定換気ではリークがあると吸気時間が短縮する。

e: 量規定換気ではリークがあると換気量が減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第73問

人工心肺による体外循環中の操作で正しいのはどれか。

1: PaCO2 を下げるには人工肺に送入するガスの酸素濃度を高める。

2: 速やかな加温のためには送血温を 4まで上昇させる。

3: 脱血不良時には まで落差を大きくする。

4: チアノーゼ性心疾患の手術時には脱血量よりも送血量を少なくする。

5: 人工心肺離脱開始時には最初に送血量を減少させる。

国試第4回午後:第28問

人工心肺の使用中に人工肺の交換が必要な場合はどれか。

a: 血圧の低下

b: 酸素化能の低下

c: 膜型肺における血液の漏出

d: 血液の濃縮

e: 脱血の不良

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第13問

PCPSについて誤っているのはどれか。

1: カニューレは大腿部から挿入する。

2: 開放回路である。

3: 遠心ポンプを用いる。

4: 心停止状態でも生命維持ができる。

5: 膜型人工肺を用いる。

国試第20回午後:第52問

人工心肺の適正灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。

2: 体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べて多い。

3: 常温体外循環では低体温体外循環と比べて灌流量を低く設定する。

4: 平均大動脈圧を60~80mmHgに維持する。

5: 混合静脈血酸素飽和度70%を目標に灌流量を調節する。

国試第5回午後:第70問

輸液ポンプについて誤っているのはどれか。

a: 正確な輸液量コントロールができる。

b: 警報機構は不必要である。

c: 感電防止のため動力源には酸素を使用する。

d: 成人患者の輸液だけに使用する。

e: 大量輸液も可能な機種が便利である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第26問

完全体外循環中、患者の循環系に空気が入る原因となり得るのはどれか。

a: 左房ベントに陰圧がかかりすぎたとき

b: 貯血槽に十分な血液がないとき

c: 送血ポンプに逆流が生じたとき

d: 術野の吸引が十分でないとき

e: 脱血回路側に過度の陰圧がかかったとき

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e