体外循環中の血液希釈について誤っているのはどれか。
1: 使用する血液量の節減に役立つ。
2: 血液の酸素運搬能は低下する。
3: 末梢血液循環を円滑にする。
4: 常温下ではへマトクリット値を20~25%にする。
5: 血液粘度を上昇させる。
置換補充液を必要とする血液浄化法はどれか。(人工腎臓装置)
a: 血液透析濾過(HDF)
b: 血液透析(HD)
c: 連続的腹膜透析(CAPD)
d: 直接血液灌流(DHP)
e: 血漿交換(PE)
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
透折中の溶血の原因で誤っているのはどれか。
1: 配管内消毒液の残存
2: 抗凝固薬注入量の過多
3: 配管材劣化による有害成分の混入
4: 水処理装置の故障による希釈水の汚染
5: 液温監視装置の故障による透析液温の上昇
血液側透析回路に空気が混入した。誤っている処置はどれか。
1: 静脈回路の遮断
2: 気道確保
3: 左側臥位
4: ヘパリン投与
5: 血液ポンプの停止
人工心肺について正しいのはどれか。
a: 肺循環と体循環とを灌流する。
b: 完全体外循環中は心拍動を停止できる。
c: 灌流量は心拍出量の約80%を目安とする。
d: 血液のpH調節のため酸素と二酸化炭素を用いる。
e: 無血体外循環では抗凝固剤は不要である。
血液透析実施中、常時監視すべき項目はどれか。
a: 血液側回路内圧
b: 尿素クリアランス
c: 血清エンドトキシン濃度
d: 気泡混入
e: 漏血
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
不(cid:13432)衡症候群の対処法として誤っているのはどれか。
1: 血液流量を低く設定する。
2: マンニトールを点滴する。
3: 短時間頻回透析を行う。
4: 低ナトリウム透析液を使用する。
5: 小面積のダイアライザを使用する。
血液透析装置の使用前点検項目でないのはどれか。
1: 給水圧
2: 配管の接続状態
3: 血液ポンプ流量の実測
4: 装置からの液漏れ
5: 透析液濃度
透析回路から気泡が体内に流入したときの処置で正しいのはどれか。
a: 直ちに血液ポンプを止める。
b: 直ちにトレンデレンブルグ体位にする。
c: 右側臥位にする。
d: 呼吸困難に対しては起坐位とする。
e: 酸素吸入を開始する。
体外循環のときの血液成分の変化について正しいのはどれか。
a: 血液を空気と一緒に吸引すると溶血が防止される。
b: 血液が人工材料に触れると血栓が形成される。
c: 送血カニューレが細いと血液成分の損傷が大きい。
d: 低体温によって血液の粘性は低下する。
e: 血液加温水と血液温の温度差を15°C以上にすると血液の変化が防止できる。
透析用希釈水の水処理法で適切でないのはどれか。
1: 限外濾過法
2: 逆浸透法
3: イオン交換法
4: 吸着法
5: 抽出法
正しいのはどれか。
a: 保存的療法が無効な急性腎不全には、なるべく早期に血液透析を施工する。
b: 外シャントの平均的な開存期間は約3ヶ月である。
c: 内シャントでは数ヶ月におよぶ長期透析は不可能である。
d: 緊急時のブラッドアクセツとして動、静脈の直接穿刺も行われる。
e: 血清クレアチニン値は慢性透析開始時の指標として大切である。
人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。
a: 小児の体表面積あたりの灌流量は成人よりも多い。
b: 血液希釈によって酸素解離曲線は右方に移動する。
c: 復温時には混合静脈血酸素飽和度は上昇する。
d: アルカローシスの補正に炭酸水素ナトリウムを用いる。
e: 膠質浸透圧の保持に乳酸加リンゲルを用いる。
外部灌流型膜型肺について誤っているのはどれか。
1: 中空糸の外側を血液が流れる。
2: 落差脱血に用いるのに適している。
3: 内部灌流型膜型肺より圧力損失が小さい。
4: 内部灌流型膜型肺より多く用いられている。
5: 血液の流れは層流になる。
CAPDで正しいのはどれか。
1: 循環動態に対する影響が小さい。
2: 透析不均衡症候群への注意が必要である。
3: 酸性透析液は生体適合性の面で有利である。
4: 浸透圧は透析液中のカリウム濃度で調整する。
5: 小分子量物質の除去効率は血液透析よりも高い。
血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。
a: 血液側への空気混入
b: 血清カリウム濃度
c: 回路内ヘマトクリット値
d: 静脈側回路内圧
e: 透析液側への漏血
透析中の血圧低下に対する処置として正しいのはどれか。
a: 下肢挙上
b: 透析時間短縮
c: 低 Na 透析の実施
d: 昇圧薬投与
e: ECUM
治療に用いられる組合せとして正しいのはどれか。
a: 血漿交換療法 ――――――― FFP
b: 二重膜濾過法 ――――――― 血漿分画器
c: LDL吸着法 ――――-ポリミキシンB固定化線維
d: 血液吸着 ――――- 重症筋無力症
e: エントトキシン吸着法 ――― 活性炭カラム
血液透析で正しいのはどれか。
a: 最も多い死因は心不全である。
b: 通常の透析液のカルシウム濃度は2.5~3.5mEq/lである。
c: 透析と次の透析との間の体重増加は体重の10%程度を目標とする。
d: 我が国ではアルミニウム脳症が多い。
e: エリスロポエチン投与による貧血治療目標はヘマトクリット値40~45%である。
血液透析時の気泡混入の原因とならないのはどれか。
1: 生食ラインの遮断鉗子のかけ忘れ
2: ドリップチャンバの液面調整不良
3: 血液回路のピンホール
4: 透析器リーク
5: 血液回路の接続不良
Showing 161 to 180 of 283 results