血液透析で正しいのはどれか。
a: 最も多い死因は心不全である。
b: 通常の透析液のカルシウム濃度は2.5~3.5mEq/lである。
c: 透析と次の透析との間の体重増加は体重の10%程度を目標とする。
d: 我が国ではアルミニウム脳症が多い。
e: エリスロポエチン投与による貧血治療目標はヘマトクリット値40~45%である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
血液透析(HD)、血液濾過(HF)、血液透析濾過(HDF)の特徴として誤っているのはどれか。
1: HDはHDFに比べ、大分子溶質の除去に優れる。
2: HDはHFに比べ、小分子溶質の除去に優れる。
3: 後希釈法HFの補充液流量は血流量(QB)に依存する。
4: 前希釈法HDFでは大量液置換が可能である。
5: オンラインHDFでは清浄化した透析液を置換液として利用する。
透析用患者監視装置の警報項目とその原因との組合せで正しいのはどれか。
a: 動脈側圧上昇 ----- ダイアライザ内血液凝固
b: 静脈側圧上昇 ----- 脱血不良
c: 透析液圧上昇 ----- 給水圧低下
d: 気泡混入 --------- 返血針脱落
e: 漏 血 ------------ 膜破損
内視鏡外科手術について正しいのはどれか。
1: 気腹には窒素を使用する。
2: 気腹により静脈還流量は減少する。
3: 気腹中の電気メス使用は困難である。
4: 腹腔内圧は手動で維持する。
5: 下肢深部静脈血栓症対策は不要である。
血液透析液中のアルカリ化剤として用いられるのはどれか。
a: 乳酸塩
b: クエン酸塩
c: 酢酸塩
d: 重炭酸塩
e: シュウ(蓚)酸塩
自己免疫疾患の治療法として用いられているのはどれか。
a: 腹膜透析法
b: 血液透析法
c: 血液吸着法
d: 血漿交換法
e: 血液濾過法
透析患者における貧血について正しいのはどれか。
a: 貧血はエリスロポエチンの産生低下が主因である。
b: ヘマトクリットが上昇すると透析効率は低下する。
c: 出血、鉄欠乏でも起きる。
d: 貧血にはアルミニウムを補充する。
e: 貧血にはビタミンDを投与する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
血液浄化療法用吸着材と適応疾患との組合せで正しいのはどれか。
a: 活性炭 ―――――-------- 急性薬物中毒
b: デキストラン硫酸結合多孔質ビーズ ――---- 敗血症
c: ポリミキシンB固定化線維 ―――------- 高脂血症
d: フェニルアラニン固定化ポリビニルアルコールゲル――― 悪性関節リウマチ
e: トリプトファン固定化ポリビニルアルコールゲル――― 重症筋無力症
溶血の原因となるのはどれか。
1: 高濃度の透析液の使用
2: ダイアライザの膜破損
3: 塩素化合物の透析液への混入
4: 透析液の温度低下
5: 透析回路への空気誤入
血液透析装置で漏血検知器が設置されているラインはどれか。
1: 透析液供給ライン
2: 透析液排液ライン
3: 脱血側(動脈側)ライン
4: 返血側(静脈側)ライン
5: 補液(生理食塩液)ライン
緊急透析用バスキュラーアクセスとして最も利用されるのはどれか。
1: カテーテル法
2: 自己血管内シャント
3: 人工血管内シャント
4: 動脈表在化
5: 動脈直接穿刺
血液透析を下記の条件で施行した。血流量 200mL/min透析液流量 500mL/min限外濾過流量 10mL/minこのとき動脈側尿素窒素濃度は 100mg/dL静脈側尿素窒素濃度は10mg/dLだった。この透折器の尿素クリアランス[mL/min]はどれか。
1: 140
2: 160
3: 180
4: 200
5: 220
標準的な連続的腹膜透析(CAPD)について正しいのはどれか。
a: アルカリ化剤として乳酸塩が用いられる。
b: 浸透圧調節物質としてグルコースが用いられる。
c: 透析液パッグ交換時に滅菌(殺菌)システムが用いられる。
d: 抗凝固剤としてへパリンが用いられる。
e: アクセスとして内シャントが用いられる。
血液透析を下記の条件で施行した。血流量200mL/min透析液流量500mL/minただし、除水は無視できるものとする。このとき、動脈側尿素窒素濃度100 mg/dL静脈側尿素窒素濃度10 mg/dLであった。この透析器の尿素クリアランス[mL/min] はどれか。
単純膜濾過血漿交換法に用いられるのはどれか。
1: 血漿分画器
2: 血漿吸着器
3: 血漿冷却器
4: 遠心分離器
5: 血漿分離器
高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。(高気圧療法)
1: 血液に溶解する酸素量はダルトンの法則に従う。
2: 減圧症の再発治療の基本原理はボイルの法則である。
3: 治療前に耳抜き訓練として唾液を嚥下させる。
4: 第2種装置では複数の患者を治療できる。
5: 酸素中毒の発生に注意する。
透析中のトラブルとその考えられる原因との組合せで誤っているのはどれか。
1: 口渇 低濃度透析液の使用
2: 漏血 膜破損
3: 回路内凝血 抗凝固不足
4: 空気入 穿刺針と回路の接続不良
5: 自己抜針 認知症
血液透析液について正しいのはどれか。
a: アルカリ化剤には乳酸塩を用いる。
b: Na濃度は130~140mEq/lである。
c: K濃度は2mEq/lである。
d: Ca濃度は2.5~3.5mEq/lである。
e: Mg濃度は3.0~4.5mEq/lである。
b: へマトクリットが上昇すると透析効率は低下する。
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