第34回ME2午前53問の類似問題

国試第35回午後:第32問

ラジオアイソトープを用いた画像撮影について誤っているのはどれか。 

1: X線CTに比べて空間分解能が低い。 

2: SPECTは心筋の血流を観察できる。 

3: FDG-PETはがん診断に有用である。 

4: SPECTは中性子線を検出する。 

5: PETは陽電子放出核種を用いる。 

ME2第34回午前:第23問

α線、β線、γ線について正しいのはどれか。

1: 電離作用はα線が最も弱い。

2: β線は磁界中を直進する。

3: セシウム137(137Cs)はβ線を放出する。

4: γ線は電離作用がない。

5: γ線は厚さ数mmのアルミニウム板で遮へいできる。

ME2第33回午前:第41問

放射線の生体作用の大きさは放射線の種類によって異なる。X線の作用効果を1としたときの放射線の種類と効果の大きさの組合せで誤っているのはどれか。

1: α線 -- 20

2: γ線 -- 10

3: 中性子線 -- 5

4: 陽子線 -- 2

5: β線 -- 1

国試第7回午前:第84問

MRIについて誤っているのはどれか。

1: 放射線防護対策が必要である。

2: ペースメーカ植込み患者には禁忌である。

3: T1、T2像は緩和時間の分布像である。

4: プロトンの磁気共鳴現象を利用している。

5: 1T以下の磁場強度でも画像が得られる。

ME2第38回午前:第57問

X線CTについて正しいのはどれか。

1: MRIよりも軟部組織の描出に優れている。

2: 造影剤を用いずに血管像を描出できる。

3: 撮影時に放射線同位元素(RI)が必要である。

4: マルチスライスCTにより冠動脈の3D表示ができる。

5: 石灰化は描出できない。

国試第27回午前:第32問

ラジオアイソトープ(RI)を用いた医用画像について誤っているのはどれか。

1: 体内から放射されるガンマ線を測定する。

2: ガンマカメラの画像は断層像である。

3: PETの撮像可能時間はRIの半減期で決められる。

4: PETでは腫瘍の撮影が可能である。

5: SPECTでは脳血流量の撮影が可能である。

国試第18回午前:第77問

同じ吸収線量で生体への作用が最も強い放射線はどれか。(医用機器安全管理学)

1: アルファ線

2: ベータ線

3: ガンマ線

4: 陽子線

5: エックス線

国試第22回午後:第30問

PET装置で正しいのはどれか。

a: 放射性同位元素の崩壊時に1個のガンマ線が出る。

b: コリメータでガンマ線を検出する。

c: 同時計数法を用いて断層像を得る。

d: 使用核種の半減期はSPECTより短い。

e: 空間分解能はエックス線CTより低い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第39問

X線CTについて正しいのはどれか。

1: 電源を切っても数分間はX線を放射している。

2: ベッドをスライドさせて撮像部位を変える。

3: 騒音から保護するため耳栓が必要である。

4: 金歯はアーチファクトを生じない。

5: CT値から臓器の色がわかる。

国試第28回午後:第31問

核医学における画像測定について正しいのはどれか。

a: PETで糖代謝の撮像が可能である。

b: 体外から放射線を照射することで画像化する。

c: β線が測定の対象である。

d: SPECTで脳の血流量に関する撮像が可能である。

e: PETで3次元画像が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第58問

MRIについて誤っているのはどれか。

1: 放射線防護対策が必要である。

2: 脳動脈瘤手術でステンレス鋼製クリップを植え込んだ患者には禁忌である。

3: T1、T2画像は緩和時間の分布像である。

4: プロトン密度の分布像が得られる。

5: 位置情報を得るために傾斜磁場が必要である。

ME2第37回午前:第45問

MRIについて正しいのはどれか。

1: 生体内の画像化に放射性同位元素(RI)が必要である。

2: 血管を描出するために造影剤が必要である。

3: 超伝導MRI装置では、撮影室内に金属製酸素ボンベを持ち込んでもよい。

4: 静磁場と傾斜磁場を併用することで任意の断面を画像化できる。

5: 撮影中は患者のベッドが定速で移動する。

国試第32回午後:第31問

ラジオアイソトープ(RI)を用いた医用画像について正しいのはどれか。

a: α線を測定する。

b: 空間分解能は1mm程度である。

c: PETでは腫瘍の存在を検出できる。

d: PETでは糖代謝の画像が得られる。

e: SPECTでは組織繊維化の画像が得られる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午前:第52問

手術室で用いる画像診断機器について誤っているのはどれか。

1: ポータブルX線装置使用時には防護衣は不要である。

2: X線使用時には個人被曝線量計を着用する。

3: ME機器から発生するノイズは術中MRI撮影時の障害になる。

4: 術中DSA(Digital Subtraction Angiography)では造影剤を用いる。

5: 脳外科手術のナビゲーションシステムにはMRIが使用されることがある。

ME2第29回午後:第8問

MRIに利用されるのはどれか。

1: X 線

2: 静電界

3: 超音波

4: 磁 界

5: 赤外線

国試第13回午前:第58問

正しいのはどれか。

a: PETでは半減期の長い核種を用いる。

b: RI物質を用いて代謝過程を観測することができる。

c: ガンマカメラはシンチレーションカメラとも呼ばれる。

d: NaIはガンマ線を吸収すると光を発生する。

e: SPECTでは陽電子放出核種を利用している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第31問

核医学検査について正しいのはどれか。

a: PET で糖代謝に関する情報が画像化できる。

b: 体外から放射線を照射することで画像化する。

c: b 線を測定して画像化している。

d: SPECT で脳血流に関する情報が画像化できる。

e: PET で 3 次元画像が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第31問

X線画像計測について正しいのはどれか。 

1: CT値は骨のX線吸収係数を基準に算出される。 

2: X線CTのスライス厚は50μm程度である。 

3: X線CTの空間分解能は5mm程度である。 

4: 時間差分法は造影剤投与前後の画像を差分している。 

5: ヨード系造影剤はX線吸収量が小さい。 

国試第34回午後:第31問

MRI について正しいのはどれか。

a: 造影剤を用いなくても血管を描画できる。

b: 炭素原子の分布を画像化したものである。

c: 画像の輝度値は水を 0 、空気を -1000 とする。

d: X 線 CT に比べ肺の構造観察に適している。

e: 撮影では傾斜磁場を用いて位置情報を得ている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第85問

サーモグラフィについて正しいのはどれか。

1: 外部から赤外線を照射してその反射率を画像化する。

2: 検出器には超伝導を利用したSQUIDが使われる。

3: 着衣のままで検査ができる。

4: レイノー病による手足の血流障害の診断に利用されている。

5: 腎臓などの深部臓器の診断に有用である。