放射線が同じ線量で生体に吸収されたとき、影響が最も大きいのはどれか。
1: X線
2: α線
3: γ線
4: 電子線
5: 陽子線
放射線の生体への影響を示す生物学的効果比(RBE)が最も高いのはどれか。
1: 熱中性子線
2: アルファ線
3: ベータ線
4: ガンマ線
5: エックス線
生体の深部のみに線量を集中できる放射線はどれか。
1: 陽子
2: 中性子
3: 電子線
単位エネルギー当たりの生物に及ぼす作用が最も大きいのはどれか。
1: アルファ線
2: ベータ線
3: ガンマ線
4: 中性子線
正しいのはどれか。
a: ガンマ線は粒子放射線である。
b: エックス線のエネルギーは波長が長いほど大きい。
c: 中性子線の生体への影響は同じ吸収線量のエックス線より大きい。
d: 骨髄は放射線の影響を受けやすい。
e: R(レントゲン)は吸収線量の単位である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
放射線について誤っているものはどれか。
1: ベータ線は直接電離性を示す。
2: ガンマ線は間接電離性を示す。
3: エックス線は電磁放射線である。
4: ガンマ線は電磁放射線である。
5: アルファ粒子は負の電荷を有する。
α線、β線、γ線について正しいのはどれか。
1: 電離作用はα線が最も弱い。
2: β線は磁界中を直進する。
3: セシウム137(137Cs)はβ線を放出する。
4: γ線は電離作用がない。
5: γ線は厚さ数mmのアルミニウム板で遮へいできる。
生体に対する作用の大きさを考慮した放射線の量を表すのはどれか。
1: 照射線量
2: 線量当量(等価線量)
3: 吸収線量
4: 透過線量
5: 放射能
放射線の生体作用の大きさは放射線の種類によって異なる。X線の作用効果を1としたときの放射線の種類と効果の大きさの組合せで誤っているのはどれか。
1: α線 -- 20
2: γ線 -- 10
3: 中性子線 -- 5
4: 陽子線 -- 2
5: β線 -- 1
a: 皮膚は骨髄より放射線感受性が高い。
b: X線はα線より電離作用が強い。
c: X線はα線より到達深度が大きい。
d: 線量当量は組織の放射線感受性が考慮されている。
e: 照射線量の単位はBq(ベクレル)である。
同一被ばく線量の放射線に対して放射線感受性の最も高いのはどれか。
1: 心 臓
2: 脳
3: 肺
4: 水晶体
5: 生殖腺
放射線について正しいのはどれか。
1: 画像診断にはβ線が用いられる。
2: MR検査にはX線を使用する。
3: X線の遮へいにはアルミニウム板を用いる。
4: X線撮影室内は常時放射線が出ている。
5: 被曝線量の単位にはSv(シーベルト)を用いる。
放射線の単位で正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
a: 照射線量 C/kg
b: 放射線のエネルギー eV
c: 放射能の強さ Bq
d: 吸収線量 Sv
e: 線量当量 Gy
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
放射線の単位で誤っているのはどれか。
1: 吸収線量 Gy
2: 線量当量 T
3: 照射線量 C/kg
4: 放射能 Bq
5: X線のエネルギー eV
放射線に対して同じ被曝線量における発がんや遺伝的影響の少ない(組織加重係数の小さい)組織はどれか。
1: 肺
3: 結 腸
4: 生殖腺
5: 赤色骨髄
1: 陽子線は電磁放射線である。
2: c 線はマイナスの電荷をもつ。
3: a 線はⅩ線より組織到達深度が大きい。
4: 心筋は生殖腺より放射線感受性が高い。
5: 中性子線は陽子線より組織透過力が大きい。
生体に最も大きな影響をもたらすのはどれか。
1: X 線
2: α 線
3: β 線
4: γ 線
生体における放射線感受性を表す組織加重係数が最も大きいのはどれか。
1: 脳
2: 甲状腺
4: 皮 膚
5: 骨皮質