同じ吸収線量で生体への作用が最も強い放射線はどれか。(医用機器安全管理学)
1: アルファ線
2: ベータ線
3: ガンマ線
4: 陽子線
5: エックス線
放射線について正しいのはどれか。
1: 画像診断にはβ線が用いられる。
2: MR検査にはX線を使用する。
3: X線の遮へいにはアルミニウム板を用いる。
4: X線撮影室内は常時放射線が出ている。
5: 被曝線量の単位にはSv(シーベルト)を用いる。
放射線に関係する単位について誤っているのはどれか。
1: ベクレル(Bq):1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能が1ベクレル。
2: キュリー(Ci):1ベクレルの3.7×1010倍の放射能が1キュリー。
3: グレイ(Gy):1gの物質に1Jの放射エネルギーが吸収されたときの吸収線量が1グレイ。
4: ラド(rad):1グレイの100分の1の吸収線量が1ラド。
5: シーベルト(Sv):グレイで表した吸収線量に生物学的影響に関する係数を乗じた線量当量の単位。
各種エネルギーの生体に対する作用で誤っているのはどれか。
a: 超音波の照射エネルギーが1W/cm2を超えるとキャビテーションを起こす。
b: がん組織を42.5°C以上に加温すると壊死が生じる。
c: レーザ光以外の可視光線でも網膜損傷が起こる。
d: 細胞分裂が盛んな組織では放射線の感受性が高い。
e: 短時間でも3Tの磁界を生体に作用させるとがんが発生する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e