第31回ME2午前2問の類似問題

国試第24回午前:第6問

細胞の電気活動で正しいのはどれか。(医学概論)

a: 静止状態では細胞外に対して細胞内の電位が高い。

b: 静止膜電位の発生には主にCl-が関与する。

c: 細胞内外の電位差が減少することを脱分極という。

d: 活動電位の脱分極相にはNa+が関与する。

e: 細胞が電気的興奮を生じる最低の刺激を不応期という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。

1: 骨格筋は大きな電気的異方性を示す。

2: 血液の導電率は肝臓の導電率よりも高い。

3: 周波数の増加とともに導電率は低下する。

4: 細胞膜の電気容量は1cm2あたり1μF程度である。

5: 周波数が高い電流ほど電気的感受性が低下する。

ME2第39回午前:第8問

誤っているのはどれか。

1: 皮膚受容器の密度は部位によって異なる。

2: 自由神経終末は痛覚の受容器である。

3: 筋紡錘は筋長を検出する。

4: 三叉神経は顔面皮膚の知覚を司る。

5: 一次体性感覚野は大脳皮質前頭葉に存在する。

国試第5回午前:第64問

誤っているのはどれか。

1: 脳の活動により微少な磁界が発生する。

2: 心臓の活動により微少な磁界が発生する。

3: 肺に吸入された微粉末の磁化により微小な磁界が発生する。

4: 磁界はベクトル量であり発生源の推定に適している。

5: 外部から印加した直流磁界の分布は、生体の存在により大きく変化する。

国試第36回午前:第88問

生体内における物質の移動に関わる現象で正しい組合せはどれか。 

a: 腎臓における水分の再吸収拡散 

b: 腎糸球体での物質移動濾過 

c: 肺胞から血液への酸素の移動拡散 

d: 毛細血管壁から血管外への水分移動対流 

e: 細胞内から細胞外へのNa+の移動浸透 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第77問

電撃に対する人体の反応について誤っているのはどれか。

1: 電流の流出入部位によって異なる。

2: 最小感知電流の10~20倍の電流で行動の自由を失う。

3: 50kHz付近で最も感じやすい。

4: 1mAの商用交流が体表に流れるとビリビリ感じる。

5: 心室細動は最小感知電流より小さい電流によっても誘発される。

ME2第31回午前:第1問

筋について誤っているのはどれか。

1: 平滑筋は不随意筋である。

2: 心筋は横紋筋である。

3: 骨格筋には運動神経が分布する。

4: 骨格筋は弛緩しているときに活動電位がみられる。

5: 筋収縮にはATPの分解によるエネルギーが使われる。

国試第1回午前:第71問

生体における情報処理や制御のための基本システムはどれか。

a: 高分子の分子構造に組み込まれた情報

b: 神経細胞の興奮インパルスによる信号伝送系

c: 生体内電気インピーダンス分布特性

d: 生体内の物理現象の非線形性

e: ホルモンなどの内分泌物質による信号伝送系

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第14問

骨格筋について誤っているのはどれか。

a: 骨格筋は横紋筋である。

b: 筋紡錘は感覚神経とシナプスを作る。

c: 骨格筋はT細管が発達している。

d: 骨格筋は単核細胞である。

e: A帯はアクチンフィラメントの部分である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第9問

誤っているのはどれか。

1: 精子は精巣上体で産生される。

2: 前立腺は精子を活性化する。

3: 卵巣ホルモンの急激な減少によって月経が生じる。

4: 子宮底は妊娠によって上昇する。

5: 胎児の放射線感受性は成人よりも高い。

ME2第28回午前:第16問

自律神経の作用について正しい組合せはどれか。

1: 瞳孔の収縮 -- 交感神経

2: 心拍数の増加 -- 副交感神経

3: 気管支の拡張 -- 交感神経

4: 腸管ぜん動の低下 -- 副交感神経

5: 皮膚立毛筋の興奮低下 -- 交感神経

ME2第37回午前:第6問

ニューロンの膜電位について誤っているのはどれか。

1: 静止膜電位は約-80mVである。

2: 活動電位の発生は「全か無かの法則」に従う。

3: 活動電位は膜のナトリウムイオン透過性が上昇することによって生じる。

4: 静止時の細胞内のナトリウム濃度は細胞外より高い。

5: 細胞内のナトリウム濃度は能動輸送によって保たれている。

国試第25回午前:第9問

中枢神経の構造と機能について誤っているのはどれか。

1: 脳脊髄液は脳室の脈絡叢で産生される。

2: 大脳灰白質は白質の外側に存在する。

3: 脳幹は呼吸の調節に関係する。

4: 中心後回は後頭葉に存在する。

5: 失語は優位半球の障害によって起こる。

ME2第36回午前:第13問

骨について誤っているのはどれか。

1: 骨芽細胞は骨の吸収を行う。

2: 副甲状腺ホルモンによって骨の吸収が促進される。

3: 骨端付近で骨の長軸方向の成長が起こる。

4: 骨折の治癒過程で仮骨が形成される。

5: 形態面での性差が最も著しいのは骨盤である。