第1回国試午前59問の類似問題

国試第20回午前:第55問

脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 脳波計の入カインピーダンスは10kΩ程度である。

2: 標準感度は50μV/5mmである。

3: 商用交流からの静電誘導は雑音の原因となる。

4: 移動平均法は筋電図の除去に利用される。

5: 導出電極は円板状皿電極が用いられる。

国試第22回午前:第29問

超音波ドプラ血流計について正しいのはどれか。

1: 血流がプローブに向かうと受信周波数は発信周波数より高くなる。

2: 連続波ドプラ法では特定部位の血流速を識別できる。

3: 周波数折り返し現象(エイリアシング)は血流速が小さいと起こる。

4: 最大計測深度はパルス繰り返し周波波数が高いほど深い。

5: パルスドプラ法では繰り返し周波数は5MHz以上である。

国試第3回午前:第82問

脳波測定器について誤っているのはどれか。

a: 周波数帯域は0.5~70Hzの範囲である。

b: 標準記録紙送り速度は30cm/sである。

c: 電極には分極電極が用いられる。

d: 増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。

e: ペン書き記録方式がよく用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第1問

ネブライザについて誤っているのはどれか。

1: 超音波式は薬液に超音波振動を与える。

2: 超音波式はジェット式に比べ薬液粒子の細かい噴霧が可能である。

3: ジェット式は薬液を加温する。

4: ジェット式はノズル先端に高流速の空気を吹きかける。

5: 超音波式には使用できない薬剤がある。

国試第27回午前:第84問

1 MHz の超音波が水中を進行するときのおよその波長[mm]はどれか。

1: 150

2: 15

3: 1.5

4: 0.15

5: 0.015

国試第1回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。

b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。

c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。

d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。

e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第75問

水中における20kHzの音波のおおよその波長はどれか。

1: 1.7cm

2: 7.5cm

3: 7.5m

4: 17m

5: 75m

国試第21回午後:第21問

周波数変調について正しいのはどれか。

a: 搬送波の振幅が変化する。

b: 振幅変調に比べ伝送路を占有する周波数帯域が狭い。

c: 情報を符号によって表す。

d: 振幅変調に比べ雑音に強い。

e: 医療用テレメータに使われている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第37問

超音波切開凝固装置で誤っているのはどれか。

1: アクティブブレードは45~55kHzの周波数で振動する。

2: 70~100°Cで組織中のタンパク質を凝固させる。

3: 凝固しながら切開ができる。

4: 電気メスに比べて凝固操作が短時間で可能である。

5: 内視鏡下手術に用いられる。

国試第29回午後:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。

1: 低周波では誘電率が大きい。

2: 骨格筋は異方性が大きい。

3: 細胞膜は大きな電気容量をもつ。

4: α分散はイオンの集散に起因する。

5: β分散は約GHzで生じる。

国試第18回午前:第61問

MRIについて誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 静磁場の発生に超伝導滋石が用いられる。

2: 共鳴にはRF波を必要とする。

3: 水素原子の分布を画像化できる。

4: 血流分布を知ることができる。

5: 静磁場強度が変化しても共鳴周波数は一定である。

国試第5回午前:第77問

生体が発する情報の信号振幅として誤っているのはどれか。

a: 脳 波:0.05~0.1mV

b: 眼振図:0.1~0.5mV

c: 筋電図:1~5mV

d: 心電図:10~20mV

e: 心磁図:0.05~0.5T

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第83問

波動について正しいのはどれか。

a: 二つの波動が重なると波動の散乱が起こる。

b: 縦波と横波の伝搬速度は同じである。

c: 波動の伝搬速度を v、振動数をf、波長をλとするとv=λfであ る。

d: 波動の干渉によって周期的な腹と節を有する定常波が生じる。

e: 弾性体の棒の中を伝わる縦波の伝搬速度はヤング率の平方根 に反比例する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午前:第58問

強力集束超音波(HIFU)が生体に与える作用について誤っているのはどれか。

1: 誘導電流による刺激作用

2: 超音波エネルギーによる熱的作用

3: キャビテーションによる化学的作用

4: キャビテーションによる力学的作用

5: 音響放射圧による組織を変位させる作用

国試第6回午前:第56問

正しいのはどれか。

a: キャビテーションは気体中でのみ起こる現象である。

b: 音の強さの単位はワットである。

c: 音の強さと感覚上の音の大きさの間にはウェーバ・フェヒナの法則が成り立つ。

d: 音源が近づいたり遠ざかったりするとき、周波数が変化して聞こえるのはドップラ効果のためである。

e: ドップラ効果は超音波では観察されない現象である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午前:第3問

誤っているのはどれか。

1: 可聴周波数範囲は0.2Hz~200kHzである。

2: 内耳の半規管は平衡感覚をつかさどる。

3: 内耳の異常により眼振が誘発されることがある。

4: 大脳皮質側頭葉に聴覚野が存在する。

5: 音を感受する細胞は蝸牛にある。

国試第11回午前:第58問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 方位分解能は周波数に比例する。

b: 周波数が3MHzのとき距離分解能は約0.5mmとなる。

c: ディジタル・スキャンコンバータはエコー信号をビデオ信号に変換する。

d: 断層心エコーの走査機構にはメカニカルセクタと電子セクタとがある。

e: 電子集束により距離分解能を向上することができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第83問

正しいのはどれか。

1: 健常成人の産熱量は5~15Wである。

2: 表在性癌の温熱治療に2.5GHzの電磁波が用いられる。

3: 頭皮上で計測できる脳磁界は10-6~10-7Tである。

4: 腎腫瘍を30MHzの超音波装置で描出できる。

5: ヒトの主な脳波成分は100~200Hzに含まれる。

ME2第28回午前:第51問

超音波吸引手術装置について誤っているのはどれか。

1: 電歪素子にPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)が用いられる。

2: プローブ先端のチップが機械振動して組織を破砕する。

3: 使用周波数は24~35kHz程度である。

4: プローブ先端の振動振幅は100~300μmである。

5: 術野洗浄用に蒸留水が用いられる。

国試第26回午前:第30問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光によるヘモグロビンの酸素飽和良測定には複数の波長が用いられる。

d: 光電式脈波計によって血流量の波形が得られる。

e: パルスオキシメータは動脈の血流量を測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e