人工呼吸の目的について正しいのはどれか。
a: 虚脱肺胞の再膨張
b: 呼吸仕事量の軽減
c: 静脈還流の促進
d: 機能的残気量の減少
e: 肺胞換気量の維持
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
吸着型酸素濃縮器について誤っているのはどれか。
1: 酸素を選択的に吸着する。
2: アルミノ珪酸塩が使われる。
3: 空気を圧縮する工程がある。
4: 動力源として電源が必要である。
5: 90%程度の高濃度酸素が得られる。
麻酔器について誤っているのはどれか。(麻酔・集中治療医学)
1: ボンベからガスを供給するときは0.65~0.75MPaに減圧する。
2: 酸素の流量計は一連の流量計のなかで向かって最右端に備える。
3: ソーダライム100g は大気圧・室温で15~20Lの二酸化炭素を吸収する。
4: 気化器をバイパスして大量の酸素を直接呼吸回路へ供給する機能がある。
5: 酸素の供給が止まると亜酸化窒素の供給も止まる。
呼吸不全の治療に有用な器具、装置はどれか。
a: 高気圧治療装置(高圧酸素室)
b: 熱交換器
c: 血漿成分分離器
d: 酸素マスク
e: ネブライザ
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
人工呼吸器のウィーニングの条件はどれか。
a: 肝機能の改善
b: 酸・塩基平衡の改善
c: 循環動態の改善
d: 原疾患の改善
e: 副腎機能の改善
加温加湿器によるトラブルで考えにくいのはどれか。
1: 感電
2: 気道熱傷
3: 気道閉塞
4: 呼吸仕事量の減少
5: 回路内の異常な結露
酸素濃縮器について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)
a: 吸着型は90%の酸素濃度が得られる。
b: 吸着型は水分を吸着しない。
c: 吸着型の吸着筒の寿命は約1か月である。
d: 模型は40%の酸素濃度が得られる。
e: 膜型は加湿器を必要としない。
人工肺の交換が必要なのはどれか。
a: 回路内空気混入
b: 血漿漏出
c: 人工肺抵抗の増大
d: 血液漏れ
e: 一時的な停電
ICUに収容した患者の治療用機器として適切でないのはどれか。
1: 人工呼吸器
2: 気管内吸引器具
3: 高気圧治療装置
4: 超音波吸引器(CUSA)
5: 大動脈バルーンパンピング(IABP)装置
呼吸器系の計測法はどれか。
a: オージオメトリ
b: スパイロメトリ
c: カプノグラフィ
d: ニューモタコグラフィ
e: マンモグラフィ
酸素濃縮器について正しいのはどれか。
1: 吸着型は最高で濃度50%の酸素ガスを供給できる。
2: 膜型は加湿器が必要である。
3: 慢性呼吸器疾患に用いられる。
4: 呼吸同調器は酸素を絶え間なく流すために用いる。
5: 配管端末器との接続が必要である。
吸気酸素濃度が患者の呼吸様式や1回換気量に影響されないのはどれか。
a: 鼻カニューレ
b: フェイスマスク
c: ベンチュリーマスク
d: ジャクソンリース回路
e: 経鼻カテーテル
麻酔器の構成要素で誤っているのはどれか。
1: 高圧ガス容器連結部
2: ガス遮断装置
3: 気化器
4: 亜酸化窒素フラッシュ装置
5: 二酸化炭素吸収装置
人工呼吸中にPETCO2が急激に低下した。考えられる原因はどれか。
a: 吸気弁の故障
b: 気管チューブスリップジョイントの脱落
c: 心停止
d: 肺塞栓症
e: 分時換気量の減少
人工呼吸器からのウィーニング中断を判断する指標となるのはどれか。
a: Pa CO2が5mmHg減少した。
b: pHが0.3以上低下した。
c: 血圧が20mmHg以上上昇した。
d: 脈拍数が毎分20以上増加した。
e: 最大吸気圧が-35cmH2Oを示した。
体外循環時のトラブルと処置との組み合わせで正しいのはどれか。
a: 空気塞栓 ――――――――-― 上半身挙上
b: 送血ポンプの停止 ――――-― 手動送血
c: 代謝性アシドーシス ―------― 炭酸水素ナトリウム(重曹)投与
d: 人工肺の故障 ――――――― 心臓マッサージ
e: 低体温からの復温 ――――-― 急速加温
量規定の人工呼吸器使用中に気道内圧下限アラームが鳴った。原因として考えられるのはどれか。
1: 自発呼吸とのファイティング
2: 気道内分泌物の貯留
3: 肺胸郭コンプライアンスの低下
4: 気管チューブのカフ圧低下
5: 呼気側フィルタの目詰まり
加温加湿器と人工鼻に関して正しいのはどれか。
a: 人工鼻では死腔が減少する。
b: 加温加湿器と人工鼻の併用により十分な加湿が可能となる。
c: 人工鼻の方が気道粘膜熱傷のリスクが少ない。
d: 気道分泌の多い患者では加温加湿器を選択する。
e: ヒータワイヤを持たない加温加湿器では回路内に結露を生じやすい。
人工心肺用ローラポンプチューブの圧閉度調整で誤っているのはどれか。
1: 落差1mで調整する。
2: 滴下速度は30~50滴/分とする。
3: 過度の圧閉は溶血を増大させる。
4: 不十分な圧閉は溶血を増大させる。
5: 不十分な圧閉は逆流を発生させる。
医療ガスについて誤っているのはどれか。
1: 合成空気の成分は酸素と窒素である。
2: 医療ガスには吸引も含まれる。
3: ボンベ内の亜酸化窒素(笑気)の残量はボンベ内圧から求める。
4: 酸素の比重は空気より大きい。
5: 窒素は外科用手術機器の動力源として用いられる。
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