第28回ME2午後8問の類似問題

国試第26回午後:第66問

人工呼吸中の気管吸引で正しいのはどれか。

1: 1時間おきに施行する。

2: 吸引カテーテルは気管支まで進めないようにする。

3: 30秒以上かけて吸引する。

4: 吸引圧は300mmHg (39.9kPa)以上とする。

5: 吸引時にピストン運動を行う。

国試第3回午前:第42問

誤っているのはどれか。

1: 麻酔器はガス供給部と回路部に分かれる。

2: 最近の麻酔器には笑気のみが患者に送られないような誤操作防止装置がついている。

3: 笑気をボンベから麻酔器に導くのに減圧弁が必要である。

4: 酸素は医薬品として日本薬局方に収載されている。

5: 余剰麻酔ガス排除装置とは炭酸ガスを排除する装置のことである。

国試第9回午後:第38問

人工呼吸の開始基準で誤っているのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧 :90mmHg以下

b: 呼吸数 :40回/分以上

c: 肺活量 :15ml/kg以下

d: 1秒量 :10ml/kg以下

e: 吸気カ :45cmH2O以下

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第14問

麻酔器の構成要素でないのはどれか。

1: ガス流量計

2: 炭酸ガス吸収装置

3: ジャクソンリース回路

4: 気化器

5: 酸素フラッシュ弁

国試第28回午後:第67問

在宅人工呼吸療法(HMV)で正しいのはどれか。

1: I 型呼吸不全患者が適応である。

2: 気管切開患者は適応でない。

3: 家族はHMVの教育を受ける必要がある。

4: 人工呼吸器はガス駆動である。

5: パルスオキシメータは用いられない。

ME2第38回午後:第27問

人工心肺装置が備えている監視項目でないのはどれか。

1: 圧 力

2: 温 度

3: 気 泡

4: 漏 血

5: 酸素飽和度

国試第13回午前:第41問

全身麻酔器について誤っているのはどれか。

1: ボンベからガスを得るときは6.5~7.5kgf/cm2に減圧する。

2: 酸素流量計の位置は各流量計の最左端(向かって右側)に規定されている。

3: ソーダライム100gは大気圧・室温で15~20lのCO2を吸収する。

4: 気化器をバイパスして大量の酸素ガスを直接呼吸回路へ供給する機能がある。

5: 酸素の供給が止まると亜酸化窒素の供給も止まる。

国試第21回午後:第41問

人工呼吸の初期設定で正しい組合せはどれか。

a: I/E ― 1:2

b: 一回換気量 ― 20ml/kg

c: 回路内上限圧 ― 20cmH2O

d: PEEP ― 3~5cmH2O

e: フロートリガ感度 ― 2~3L/min

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第53問

人工心肺による体外循環中のトラブル対応として誤っている組み合わせはどれか。

1: 停電による人工心肺装置の停止 手動によるポンプ操作

2: 人工肺のガス交換能低下 人工肺の交換

3: 熱交換器の水漏れ 冷温水槽の交換

4: 血液回路の破損 回路の交換

5: 脱血カニューレの脱落 送血ポンプの停止

国試第26回午後:第68問

吸着型酸素濃縮器で誤っているのはどれか。

1: ゼオライトを用いて窒素を吸着する。

2: 加圧した空気を吸着筒内に送る。

3: 供給ガスは乾燥している。

4: 貯蔵タンクに蓄えてから供給する。

5: 100%の酸素を供給できる。

国試第23回午後:第73問

人工肺のガス交換トラブル時の点検項目で誤っているのはどれか。

1: 酸素供給ラインの接続状況

2: 供給酸素流量

3: 人工肺の破損の有無

4: ガス側への血漿漏出の有無

5: 貯血槽の液面レベル

国試第19回午後:第42問

気道の給湿療法について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 人工鼻は患者呼気中の水分を利用して加湿を行う。

b: 回路内に結露がみられるときの相対湿度は100%である。

c: 口元で吸入気温度22°Cを目標とする。

d: ホースヒータ付回路で結露がみられるときの貯水槽温は回路温より低い。

e: 貯水槽の細菌汚染に留意する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午前:第48問

カプノメトリについて正しいのはどれか。

1: メインストリーム方式はサイドストリーム方式より死腔量が大きい。

2: サイドストリーム方式は気管挿管されていない患者へは使用できない。

3: 吸気終末二酸化炭素分圧は動脈血二酸化炭素分圧に近似する。

4: 呼気ガスに照射した超音波の反射波により二酸化炭素を検出する。

5: 吸気中の酸素分圧を測定する。

国試第12回午後:第43問

人工呼吸開始後に気道内圧が異常に上昇した。点検すべき項目はどれか。

a: 吸気相:呼気相比(I:E比)

b: 高圧ガスの供給圧

c: 1回換気量

d: PEEP設定値

e: 呼気側回路

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第67問

酸素吸入に用いる機器について正しいのはどれか。 

1: 鼻カニューレではCO2ナルコーシスを生じることはない。 

2: 簡易酸素マスクは一定の酸素濃度を供給する際に用いる。 

3: リザーバ付きマスクは簡易酸素マスクで酸素化が保てない場合に用いる。 

4: ベンチュリーマスクは加湿が必要な場合に用いる。 

5: ネブライザ付き酸素吸入装置は肺水腫の治療に用いる。 

国試第9回午後:第40問

人工呼吸下の患者の最高気道内圧に影響を与えるのはどれか。

a: 肺・胸郭コンプライアンス

b: 呼吸回路の機械的死腔

c: 吸気終末休止(EIP)

d: 吸気流速

e: 気管チューブの内径

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第38問

ネブライザについて正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 液体を粒子として吸入ガスに浮遊させて加湿する。

b: Tピースに接続したジェットネブライザでは再呼吸に注意する。

c: ジェットネブライザはベンチュリ管の原理による。

d: 超音波ネブライザでは細菌汚染のリスクはない。

e: 超音波ネブライザによる粒子は末梢気道まで届かない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第43問

人工呼吸中、回路内圧の上昇がみられなくなった場合、考えられる原因はどれか。

a: PEEPレベルが低い。

b: 気管チューブのカフ圧が低下している。

c: 加温加湿器に亀裂がある。

d: 呼気弁が開放したままである。

e: 気管チューブが閉塞している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午後:第22問

麻酔器の使用前点検について誤っているのはどれか。

1: 酸素濃度計の校正を室内空気と純酸素の2点で確認した。

2: 酸素の補助ボンベのバルブを開き圧力を確認した。

3: 二酸化炭素吸収剤が変色していないことを確認した。

4: ポップオフ弁を開いて呼吸回路のリークテストをした。

5: 酸素供給圧が一定値以下になると亜酸化窒素が遮断されることを確認した。

国試第26回午前:第66問

人工呼吸器の換気設定で PaCO2 を規定するのはどれか。

a: 換気回数

b: 1回換気量

c: 吸気終末休止 (EIP)

d: 呼気終末陽圧 (PEEP)

e: 吸入酸素濃度 (FIO2)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e