第32回国試午後44問の類似問題

国試第19回午前:第39問

傷病者が発生した。目に見える出血はない。最初にすべきことはどれか。(麻酔・集中治療医学)

1: 救急車を呼ぶ。

2: 気道を確保する。

3: 人工呼吸を開始する。

4: 意識の有無を確認する。

5: 心臓マッサージを開始する。

ME2第33回午後:第13問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 気道内陽圧換気の装置が主流である。

2: 加温加湿されたガスが本体に供給される。

3: 呼気弁は吸気時に閉じる。

4: 患者の吸気努力を検知するしくみがある。

5: 呼気ガスは肺胸郭の弾性収縮力により呼出される。

国試第36回午前:第72問

人工心肺を用いた体外循環について誤っているのはどれか。

1: 体重あたりの適正灌流量は小児では成人に比べて多い。 

2: 血液希釈により末梢血管抵抗は低下する。 

3: 低体温により血中酸素溶解度は低下する。 

4: 低体温によりヘモグロビンの酸素結合力が高くなる。 

5: 低体温により血液粘稠度は上昇する。 

国試第30回午後:第78問

緊急時の血液浄化に使用される一時的バスキュラーアクセスはどれか。

a: 内シャント

b: 動脈表在化

c: 中心静脈カテーテル

d: 動脈直接穿刺

e: 人工血管バイパスグラフト

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第39問

集中治療室に常備すべき機器として最も大切なのはどれか。

1: 除細動器

2: 肺動脈カテーテル

3: ポータブルエックス線撮影装置

4: ポータブル血液透析装置

5: 小型オートクレーブ

国試第3回午前:第64問

高圧蒸気滅菌法を用いることができるのはどれか。

1: 大動脈内バルーンカテーテル

2: ペースメーカ

3: 膜型人工肺

4: 体外循環回路

5: 鋼製持針器

国試第36回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環について正しいのはどれか。

1: .ヘパリンは送血管および脱血管の挿入が完了した後に投与する。

2: .ACT(活性化凝固時間)は150~250秒に維持する。 

3: 目標とする至適灌流量が得られた状態を完全体外循環という。 

4: 血液希釈限界はヘモグロビン10g/dLである。 

5: 復温灌流中には送脱血温の温度較差を10℃以内とする。 

国試第1回午後:第46問

人工心肺の構成要素として必須なのはどれか。

a: 大動脈内バルーンパンピング装置(IABP)

b: 血液ポンプ

c: 人工肺

d: 熱交換器

e: 脳波計

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第44問

気管挿管下人工呼吸中に回路内圧が急激に上昇した。考えられる原因はどれか。(人工呼吸療法)

a: 気管チューブの閉塞

b: 気管チューブのカフの破れ

c: 呼吸回路の脱離

d: 呼気弁の開放不全

e: 気管支喘息発作

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第16問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 呼気相の回路内圧は陽圧である。

2: NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)では気管挿管は不要である。

3: CPAPは自発呼吸のある患者では使用できない。

4: 気管挿管時は加温加湿が必要である。

5: コンプレッサ内蔵の機種でも酸素の供給が必要である。

国試第16回午後:第48問

体外循環について誤っているのはどれか。

1: 生体の酸素需要に見合う灌流量を保つ。

2: 術前の収縮期血圧を維持する。

3: 末梢血管抵抗は適正灌流量の指標となる。

4: 低体温は適正灌流量に対する安全域を拡大する。

5: 血液希釈は微小循環を改善する。

国試第34回午後:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理で正しいのはどれか。

1: ACT(活性化凝固時間)を 200 秒以下に維持する。

2: 全回路ヘパリンコーティング人工心肺では充填時のヘパリン量を半減できる。

3: プロタミン投与によって血圧は上昇する。

4: プロタミンには軽度の抗凝血作用があるのでヘパリン中和時の過量投与は避 ける。

5: プロタミン投与後も術野出血が続く場合は吸引ポンプを回し回収を続ける。

国試第12回午後:第55問

PCPS(percutaneous cardiopulmonary support)について正しいのはどれか。

a: 膜型肺が含まれる。

b: ベッドサイドで施行できない。

c: 動脈から脱血して静脈へ送血する。

d: 全身麻酔を必要としない。

e: 開鎖回路で行える。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第72問

高圧蒸気滅菌法を用いることのできるのはどれか。

1: 大動脈内バルーンカテーテル

2: ペースメーカ

3: 膜型人工肺

4: 鋼性持針器

5: 体外循環回路

国試第36回午後:第68問

人工心肺による体外循環時に使用する薬剤と使用目的との組合せで誤っているのはどれか。 

1: マンニトール浸透圧の調整 

2: アドレナリン心収縮力の増強 

3: ハプログロビン製剤出血の予防 

4: 乳酸加リンゲル液細胞外液の補正 

5: アルブミン製剤膠質浸透圧の調整 

国試第30回午後:第38問

内視鏡的外科手術において正しいのはどれか。

1: 気腹に亜酸化窒素を用いる。

2: 気腹により静脈還流は増加する。

3: 肺血栓塞栓症の合併症はない。

4: 電気メスは使用できない。

5: 自然気胸は適応である。

国試第30回午前:第41問

保守点検に含まれないのはどれか。

1: 体外式除細動器の外装の清掃

2: 人工呼吸器のパクテリアフィルタの交換

3: 人工透析装置の劣化した医用プラグの交換

4: 輸液ポンプの送液流量精度の測定

5: 心電計の記録器の校正

国試第3回午後:第34問

従圧式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 気道抵抗が増加すると換気量が減少する。

b: 調節呼吸、補助呼吸のいずれも可能である。

c: 吸入療法によく用いられる。

d: 気道に洩れがあるときに不利である。

e: 長期人工呼吸に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第73問

臨床工学技士が行ってはならないのはどれか。

1: 病院における医用機器・医用システムの安全確保

2: 医療従事者に対するME教育・訓練への協力

3: 各種ME機器を使用した診断

4: トランスジューサの研究開発のための協力

5: ME機器の規格作成に対する協力

国試第6回午後:第53問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。

a: 血液側への空気誤入

b: 透析液側への漏血

c: 静脈側の回路内圧

d: 動脈血酸素分圧

e: 血清カリウム濃度

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e