糖代謝について誤っているのはどれか。
1: アドレナリンは血糖値を低下させる。
2: 解糖とはグルコースがピルビン酸あるいは乳酸まで分解する過程をいう。
3: 糖新生は主に肝臓で行われる。
4: グルコースは肝臓でグリコーゲンとして貯蔵される。
5: 糖質のカロリーは4kcal/gである。
正しいのはどれか。
1: 糖質1gあたりの熱量は約4 kcalである。
2: 糖質は分解されて二糖類として吸収される。
3: アミノ酸は酸素の供給がないと乳酸に変わる。
4: 安静座位で消費されるエネルギーを基礎代謝量という。
5: 基礎代謝量は成人男子で約1,000 kcal / dayである。
糖代謝について正しいのはどれか(代謝・内分泌学)
a: 1型糖尿病ではインスリン分泌が枯渇する。
b: 2型糖尿病ではインスリン抵抗性である。
c: 糖尿病性昏睡ではアルカローシスを呈する。
d: ブドウ糖はアミノ酸からは合成されない。
e: 絶食中はグリコーゲンが分解される。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
エネルギー代謝について正しいのはどれか。
1: アミノ酸はグリコーゲンとして体内貯蔵される。
2: グリコーゲンは体内貯蔵エネルギーの大部分を占める。
3: グリコーゲンは主に脂肪組織で体内貯蔵される。
4: 糖は脂質に変換して体内貯蔵できる。
5: タンパク質はエネルギーとして体内利用できない。
インスリンについて正しいのはどれか。
a: 1型糖尿病では分泌が低下する。
b: 膵島α細胞から分泌される。
c: 肝臓で脂肪分解を促進する。
d: 筋細胞で糖の取り込みを促進する。
e: 肥満ではインスリン感受性が低下する。
嫌気的代謝と好気的代謝について誤っているのはどれか。
1: 酸素が消費されるのは好気的代謝である。
2: 一定量のブドウ糖から産生できるATP量が多いのは嫌気的代謝である。
3: 化学反応のステップ数が多いのは好気的代謝である。
4: ミトコンドリアの中で行われるのはブドウ糖の好気的代謝である。
5: 不完全燃焼にたとえられるのは嫌気的代謝である。
物質代謝について正しいのはどれか。
a: グルコースは二酸化炭素と水とに分解される。
b: 葉酸は消化酵素として作用する。
c: 尿酸はアンモニアから生成される。
d: 脂肪酸はβ酸化を受けた後TCA回路で処理される。
e: 脂肪はコレステロールとして貯蔵される。
代謝について正しいのはどれか。
1: 睡眠時のエネルギー消費量を基礎代謝量とよぶ。
2: 食事を摂取した後には代謝が低下する。
3: 基礎代謝に対する寄与が最も高い臓器は腎臓である。
4: 1gあたりの熱量は、三大栄養素のうち脂質が最大である。
5: 体表面積あたりの基礎代謝量は16~20歳で最高値を示す。
体内のエネルギー源にならないのはどれか。
1: ブドウ糖
2: 脂肪酸
3: コレステロール
4: アミノ酸
5: ケトン体
1: 基礎代謝量は体脂肪率に比例する。
2: 基礎代謝量は睡眠中に測定する。
3: 基礎代謝量は体表面積に比例する。
4: 骨格筋のエネルギー代謝量は運動中でも一定である。
5: 基礎代謝量は座位で測定する。
1: 睡眠時のエネルギー消費量を基礎代謝量という。
2: 基礎代謝量は甲状腺機能亢進症で減少する。
3: 基礎代謝量は気温が低いときに高くなる。
4: 単位重量当たりの生理的燃焼値は、脂質よりタンパク質のほうが大きい。
5: 栄養素から体組織を合成する過程を異化作用という。
a: 基礎代謝量は体表面積に比例する。
b: 成人男子の基礎代謝量は約1500kcal/日である。
c: 成長ホルモンは下垂体前葉から分泌される。
d: 甲状腺ホルモンは交感神経活動を抑制する。
e: アドレナリンは副腎皮質から分泌される。
血糖調節に関与するホルモンについて誤っているのはどれか。
1: インスリンは肝臓での糖新生を促進する。
2: インスリンは筋肉でのグルコース取り込みを促進する。
3: アドレナリンは筋肉でのグリコーゲン分解を促進する。
4: コルチゾールは末梢組織でのグルコース分解を抑制する。
5: グルカゴンは肝臓でのグリコーゲン合成を抑制する。