第31回国試午前17問の類似問題

国試第13回午前:第45問

滅菌・消毒法について正しいのはどれか。

1: 結核菌汚染物には逆性石けんが有効である。

2: MRSA汚染物にはエチレンオキサイドガス(EOG)滅菌は無効である。

3: A型肝炎ウイルスには煮沸消毒は無効である。

4: B型肝炎ウイルスには煮沸消毒は無効である。

5: C型肝炎ウイルス汚染物には次亜塩素酸ナトリウム液が有効である。

国試第12回午前:第3問

正しいのはどれか。

a: 我が国でのマラリアは外国で感染して持ち込まれる例が多い。

b: レジオネラ菌は空調用循環水槽で増殖しやすい。

c: ポリオワクチンの乳児への接種は避ける方がよい。

d: MRSAは在宅での感染が多い。

e: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は性的接触がなければ感染しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第90問

正しいのはどれか。(滅菌消毒学)

a: 呼吸回路の滅菌にオートクレープを用いる。

b: エチレンオキサイドガス滅菌は短時間で完了する。

c: 手術用手洗い水の消毒に紫外線を用いる。

d: 放射線滅菌ではガンマ線を用いる。

e: 消毒用エタノールは細菌芽胞に有効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第23問

正しいのはどれか。

1: マイコプラズマ肺炎はウイルスによって起こる。

2: かぜ症候群では上気道の感染は認められない。

3: 嚥下性肺炎は細菌感染を起こさない。

4: 肺の癌はすべて転移性である。

5: 気管支鏡は擦過細胞診の試料採取に用いられる。

国試第32回午後:第16問

医療従事者として感染予防のために血清抗体価の確認が行われるのはどれか。

a: 肺炎球菌肺炎

b: インフルエンザ

c: 麻 疹

d: 風 疹

e: 流行性耳下腺炎

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第45問

滅菌・消毒について正しいのはどれか。

a: 高圧蒸気滅菌は内視鏡の消毒に適している。

b: 電気機器にはガス滅菌を行う。

c: ガス滅菌後は十分なエアレーションが必要である。

d: クレゾール石けん液は結核菌に有効である。

e: グルタールアルデヒドはヒト免疫不全ウイルス(HIV)には無効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第21問

滅菌・消毒法について正しいのはどれか。

1: 結核菌汚染物には逆性石けんが有効である。

2: MRSA汚染物にはエチレンオキサイドガス(EOG)滅菌は無効である。

3: C型肝炎ウィルス汚染物には次亜塩素酸ナトリウム液が有効である。

4: B型肝炎ウィルスには煮沸消毒は無効である。

5: ヒト免疫不全ウィルス(HIV)には煮沸消毒は無効である。

国試第4回午前:第19問

肺結核について正しいのはどれか。

1: わが国では現在、年間の新発生は約千人である。

2: ステロイド使用による免疫力の低下は発病を促す。

3: 初回治療にリファンピシンは禁忌である。

4: 粟粒結核とはアスペルギルスによる感染症をいう。

5: わが国では後遺症による呼吸不全は比較的少ない。

国試第28回午前:第23問

消毒・滅菌について正しいのはどれか。

a: 消毒薬中で微生物は繁殖しない。

b: エタノールは粘膜の消毒に有用である。

c: オートクレーブは高圧蒸気で滅菌する。

d: エチレンオキサイドガスは残留毒性が強い。

e: クロルヘキシジンは結核菌に有効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第6問

感染症について正しいのはどれか。

a: 輸入感染症は減少している。

b: 法定伝染病は伝染病予防法で13種類が規定されている。

c: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は注射で感染する。

d: MRSAは院内感染が多い。

e: インフルエンザ予防接種は定期の予防接種である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第15問

MRSA感染症の起因菌はどれか。

1: セラチア菌

2: 黄色ブドウ球菌

3: 非結核性抗酸菌

4: ジフテリア菌

5: レジオネラ菌

国試第36回午後:第19問

ニューモシスチス肺炎について正しいのはどれか。 

a: 日和見感染症である。 

b: 病原体は寄生虫である。 

c: 胸部X線では無気肺を認める。 

d: マクロライド系抗菌薬が有効である。 

e: 血中b-D-グルカン値は診断に有用である。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午前:第60問

誤っているのはどれか。

1: 滅菌は微生物をすべて死滅させ無菌状態にする。

2: 消毒は病原性を有する微生物の感染力を失わせる。

3: 消毒薬中でも微生物が生息する場合がある。

4: インフルエンザウイルスにはポビドンヨードは無効である。

5: インフルエンザウイルスは鼻汁中のIgA抗体により感染力を失う。

国試第18回午前:第47問

正しい組合せはどれか。(滅菌消毒学)

a: 飛沫感染 ----- AIDS

b: 空気感染 ----- 結 核

c: 経口感染 ----- 細菌性赤痢

d: 母子感染 ----- B型肝炎

e: 接触感染 ----- A型肝炎

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第17問

肺結核症について正しいのはどれか。

a: 死亡率は年々低下している。

b: 肺の下部に好発する。

c: 診断にはインターフェロン?γ産生応答をみる検査が有用である。

d: イソニアジド(INH) の代表的な副作用は末梢神経障害である。

e: 初回治療の基本は抗結核薬単剤による治療である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第12問

肺結核について正しいのはどれか。

a: 肺の下部に好発する。

b: 罹患率は近年減少に転じた。

c: 核酸増幅法(PCR を含む)による診断が有用である。

d: ストレプトマイシンの副作用には聴力障害がある。

e: 内服治療期間は 1 ヶ月である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第90問

滅菌について正しいのはどれか。

a: エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌ではエアレーションが必要である。

b: 高圧蒸気滅菌では一度真空状態にする。

c: ガンマ線滅菌は植え込み材料に使用できない。

d: 紫外線滅菌では100nmの波長を用いる。

e: 煮沸滅菌は2気圧に加圧する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午前:第60問

誤っているのはどれか。

1: 滅菌は微生物をすべて死滅させ無菌状態にする。

2: 消毒は病原性を有する微生物の感染力を失わせる。

3: インフルエンザウイルスは湿度50%以上の環境下で急速に感染力を失う。

4: インフルエンザウイルスは鼻汁中のIgA抗体により感染力を失う。

5: 新型インフルエンザウイルスは通常の滅菌・消毒法では対処できない。

国試第34回午後:第22問

病原体の感染経路で正しい組合せはどれか。

a: 麻疹ウイルス                  空気感染

b: マイコプラズマ                 空気感染

c: 水痘・帯状疱疹ウイルス             飛沫感染

d: インフルエンザウイルス             飛沫感染

e: MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)      接触感染

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第49問

ペースメーカ感染症を生じる菌で最も頻度の高いのはどれか。

1: 表皮ブドウ球菌

2: メシチリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)

3: 結核菌

4: 緑膿菌

5: 肺炎球菌