肺結核症について正しいのはどれか。
a: 死亡率は年々低下している。
b: 肺の下部に好発する。
c: 診断にはインターフェロン?γ産生応答をみる検査が有用である。
d: イソニアジド(INH) の代表的な副作用は末梢神経障害である。
e: 初回治療の基本は抗結核薬単剤による治療である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
肺結核について正しいのはどれか。
1: わが国では現在、年間の新発生は約千人である。
2: ステロイド使用による免疫力の低下は発病を促す。
3: 初回治療にリファンピシンは禁忌である。
4: 粟粒結核とはアスペルギルスによる感染症をいう。
5: わが国では後遺症による呼吸不全は比較的少ない。
肺結核症で正しいのはどれか。
a: ツベルクリン反応が陰性ならば結核でない
b: 喀痰での塗抹・培養検査が重要である。
c: 空気感染が多い。
d: 感染後、数日で発症する。
e: HIV患者では肺結核症はみられない。
1: 患者周辺では接触感染予防策を講じる。
2: 健常人は感染しても発症しない。
3: 喀痰塗抹検査は 3 日連続で行う。
4: 1 種類の薬物で治療する。
5: 五類感染症に指定されている
肺結核の感染・発症について誤っているのはどれか。
1: 菌は飛沫感染をする。
2: 若年時の初感染病巣の再発例が多い。
3: 病巣の好発部位は肺尖部である。
4: 菌の同定には核酸増幅検査(PCR)が有用である。
5: ツベルクリン検査が強陽性であれば発症している。
正しいのはどれか。
1: マイコプラズマ肺炎はウイルスによって起こる。
2: かぜ症候群では上気道の感染は認められない。
3: 嚥下性肺炎は細菌感染を起こさない。
4: 肺の癌はすべて転移性である。
5: 気管支鏡は擦過細胞診の試料採取に用いられる。
結核について正しいのはどれか。
a: ツベルクリン反応検査の判定は注射後12時間で行う。
b: ほとんど飛沫感染である。
c: 後天性免疫不全症候群(AIDS)患者は発症しやすい。
d: ガフキー号数は菌培養の結果によって決める。
e: 治療薬はペニシリンが第一選択である。
肺結核の発症と関係するのはどれか。
a: 感染性喘息
b: 副腎皮質ステロイド使用
c: 糖尿病
d: 免疫不全
e: 気管支嚢胞
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
肺炎について正しいのはどれか。
a: ニューモシスチス肺炎はしばしばAIDSに合併する。
b: マイコプラズマ肺炎は高齢者に多い。
c: ウィルスと細菌の混合感染性肺炎では抗菌薬療法は行わない。
d: 嚥下性肺炎の主な起炎菌は嫌気性菌である。
e: ウィルス性肺炎の病原診断は発病時の抗体価と2~3週後のそれとを比較する。
ニューモシスチス肺炎について正しいのはどれか。
a: 日和見感染症である。
b: 病原体は寄生虫である。
c: 胸部X線では無気肺を認める。
d: マクロライド系抗菌薬が有効である。
e: 血中b-D-グルカン値は診断に有用である。
a: カリニ肺炎はしばしば後天性免疫不全症候群(AIDS)に合併する。
c: ウイルスと細菌の混合感染性肺炎では抗生剤療法は行わない。
d: 嚥下性肺炎の主な起炎菌は嫌気性菌である
e: ウイルス性肺炎の診断は発病時の抗体価と2~3週後のそれとを比較する。
マイコプラズマ肺炎について正しいのはどれか。
a: 飛沫によって感染する。
b: マクロライド系抗菌薬が第一選択である。
c: 肝機能障害を合併することがある。
d: 市中肺炎の起炎菌として最も頻度が高い。
e: 日和見感染症として発症する。
抗酸菌感染症について正しいのはどれか。
a: 検出にはグラム染色を用いる。
b: 喀痰培養で抗酸菌が検出されれば結核と診断できる。
c: BCGは死菌ワクチンである。
d: 結核と診断した場合は直ちに保健所に届ける。
e: 排菌者と接触した場合は接触者健康診断が必要である。
肺疾患について正しいのはどれか。
a: 閉塞性肺疾患では1秒率が著しく低下する。
b: 慢性気管支炎では気管支粘膜に炎症がみられる。
c: 肺気腫では肺胞の構造が維持されている。
d: 珪肺では弾性線維の異常増殖像がみられる。
e: 粟粒結核では結核結節が多数散在するエックス線像がみられる。
a: 閉塞性肺疾患では1秒率が低下する。
c: 肺気腫では肺胞壁の構造が維持されている。
d: 珪肺では弾性繊維の異常増殖がみられる。
e: 粟粒結核では小結節が多数散在するエックス線像がみられる。