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第30回国試午後70問の類似問題

国試第36回午前:第70問

膜型人工肺について正しいのはどれか。 

a:人工肺は血液ポンプの入口側に接続する。 
b:ガス流量を増やすと二酸化炭素除去量は減少する。 
c:外部灌流型は内部灌流型より血液の圧損失が高い。 
d:均質膜は貫通孔をもたない。 
e:血漿漏出によるガス交換能低下時は人工肺を交換する。 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第57問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1:血漿は非圧縮性流体である。
2:軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。
3:軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。
4:大静脈でのレイノルズ数は上腕動脈でのレイノルズ数より小さい。
5:ヤング率が同じであれば、太い血管ほど脈波伝播速度は小さい。

国試第9回午後:第50問

人工心肺を用いた体外循環時の血液灌流量について正しいのはどれか。

1:術前の心拍出量より多めの血液量を灌流する。
2:常温下での適正灌流量は体表面積から求められる。
3:低体温時には常温時より灌流量を多くする。
4:末梢血管抵抗は血液灌流量と関係がない。
5:環流静脈血の酸素飽和度を50%以下に保つ。

国試第17回午前:第70問

輸液ポンプについて正しいのはどれか。

1:フィンガポンプはチューブをローラでしごく。
2:ドロップセンサの原理は光透過計測である。
3:ドロップセンサは薬液の成分を分析する。
4:成人用点滴セットは10滴で1mlである。
5:小児用点滴セットは20滴で1mlである。

国試第14回午前:第75問

輸液ポンプについて正しいのはどれか。

1:フィンガポンプはチューブをローラーでしごく。
2:ドロップセンサの原理は光透過計測である。
3:ドロップセンサは薬液の成分を分析する。
4:成人用点滴セットは20滴で1mlである。
5:5. 小児用点滴セットは80滴で1mlである。

国試第13回午前:第74問

輸液ポンプについて誤っているのはどれか。

a:シリンジポンプ方式の送液精度は±3%以内である。
b:フィンガポンプ方式は輸液チューブをしごくことによって送液する。
c:フィンガポンプ方式の送液精度は±30%である。
d:ドロップセンサは気泡を検出する。
e:バッテリーの充電状態を定期的に点検する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第59問

膜型人工肺での体外循環中に血液の酸素加能が低下した場合、考えられる原因はどれか。

a:血漿漏出
b:血液凝固時間短縮
c:血圧上昇
d:胸腔内出血
e:ポンプ流量増加
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第74問

補助循環について正しいのはどれか。

1:PCPS はV-V バイパス方式である。
2:PCPS によって左心系の後負荷は軽減する。
3:体外設置型拍動流型補助人工心臓では電気駆動方式が多い。
4:体内植込み型補助人工心臓では拍動流型よりも連続流型が多い。
5:左心補助人工心臓では左室脱血よりも左房脱血の方が高流量を得やすい。

国試第17回午後:第56問

誤っているのはどれか。

a:IABPは大動脈収縮期血圧を上昇するように駆動する。
b:補助人工心臓は不全心のポンプ機能を代行する。
c:ECMOは膜型肺を用いた体外循環である。
d:PCPSは経皮的静動脈バイパスである。
e:HFVは呼吸補助を目的とした体外循環である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第70問

人工心肺中のトラブルと対処について誤っているのはどれか。

1:溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。
2:代謝性アルカローシス時には重炭酸ナトリウムを追加する。
3:ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。
4:ACTが延長しない時にはヘパリンを追加する。
5:脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。

国試第23回午後:第41問

輸液ポンプの保守点検項目はどれか。

1:閉塞圧
2:薬液濃度
3:自然滴下速度
4:ポンプ駆動圧
5:出力エネルギー

国試第31回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中に生じる大動脈解離について正しいのはどれか。

a:大腿動脈送血では解離は生じない。
b:濯流圧を下げた状態で人工心肺を継続する。
c:上行大動脈は緊満する。
d:上行大動脈の色調の変化がみられる。
e:脱血不良となる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第89問

人工心肺のローラポンプ内チューブに用いられる材料はどれか。

a:ラテックスゴム
b:ブチルゴム
c:ポリエチレンテレフタレート
d:ポリ塩化ビニル
e:シリコーンゴム
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第68問

除細動器について正しいのはどれか。

1:交流方式は直流方式より心筋障害が少ない。
2:心房細動では心室細動より出力エネルギーの設定を高くする。
3:最初の設定で除細動できなければ出力エネルギーを上げる。
4:体内用パドルは一方を左房に他方を右房にあてる。
5:体外用パドルは胸壁に軽くあてて通電する。

国試第21回午後:第56問

人工心肺による体外循環中のトラブル対応として誤っている組合せはどれか。

a:膜型肺における血栓形成 ― ヘパリン投与
b:膜型肺ガス出口からの血漿漏出 ― 人工肺交換
c:血液ポンプの停止 ― 手動式ハンドルによる循環維持
d:送血回路内への大量の空気混入 ― 送血停止
e:熱交換器の温水への血液混入 ― 温水の温度調節
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第72問

乳幼児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。

a:無輸血体外循環が容易である。
b:体重1 kg 当たりの適正灌流量が少ない。
c:目標灌流圧が低い。
d:体液バランスの不均衡が生じやすい。
e:急速な冷却が望ましい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第36問

人工心肺装置運転中のモニタ項目として必要なのはどれか。

a:心電図
b:送血回路圧
c:送血血液温度
d:送血量
e:一回換気量
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午後:第54問

滴下制御型輸液ポンプで検知できないのはどれか。

1:輸液ルートの閉塞
2:気泡の混入
3:フリーフロー
4:輸液ボトルの空状態
5:血管外への輸液漏れ

国試第22回午前:第35問

ペリスタルティック方式の輸液ポンプで正しいのはどれか。

a:輸液の色を自動認識する。
b:輸液バッグの種類を自動特定する。
c:輸液ラインの気泡を自動検知する。
d:輸液流量を自動計測する。
e:輸液剤の終了を自動報知する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第73問

補助人工心臓について誤っているのはどれか。

1:左室脱血は左房脱血よりも高流量を得やすい。
2:体外設置型の拍動流型補助人工心臓は空気駆動方式のものが多い。
3:体内埋込み型では主に連続流型が用いられる。
4:欧米では末期重症心不全患者の最終治療として用いられている。
5:患者の右心機能が低下すると左心補助人工心臓の補助流量は増加する。