第3回国試午後69問の類似問題

国試第27回午前:第66問

APRV(気道圧開放換気)で正しいのはどれか。

a: 全身麻酔でしばしば用いられる。

b: 筋弛緩薬を使用する。

c: 高圧相は低圧相よりも短くする。

d: 低圧相と高圧相の圧力の差によって換気量を補う。

e: 肺胞の虚脱を防ぐのに有用である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第79問

血液透析中の空気誤入について誤っているのはどれか。

1: 進入路は穿刺針と回路との接続部が多い。

2: 重篤な徴候としてショックがみられる。

3: 直ちに右側臥位をとらせる。

4: 直ちに静脈回路を遮断する。

5: 急性期を過ぎたら高圧酸素療法を検討する。

ME2第40回午後:第50問

第1種高気圧酸素治療装置の点検項目に含まれないのはどれか。

1: 気密性

2: 安全弁

3: 圧力調整器

4: 消火水槽

5: 圧力計

国試第25回午後:第65問

酸素療法の合併症で正しいのはどれか。

1: 副鼻腔炎

2: 気道乾燥

3: イレウス

4: 過換気症候群

5: 空気塞栓症

国試第1回午前:第22問

呼吸不全の治療に有用な器具、装置はどれか。

a: 高気圧治療装置(高圧酸素室)

b: 熱交換器

c: 血漿成分分離器

d: 酸素マスク

e: ネブライザ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第20問

呼吸不全について誤っているのはどれか。

1: 大気吸入時の動脈血酸素分圧は60mmHg以下となる。

2: 高炭酸ガス血症を伴うと意識障害をきたす。

3: 高炭酸ガス血症に酸素を投与するときには換気抑制に注意する。

4: 呼吸不全は大動脈バルーンパンピング法の適応である。

5: 呼吸不全は肺に病変がなくても起こり得る。

国試第33回午前:第64問

ハイフロー療法について正しいのはどれか。

a: 吸入気の加温加湿に人工鼻を使用できる。

b: 最大 20 L/分の流量を供給できる。

c: 吸入気酸素濃度は 21?100 % の任意の値を設定できる。

d: 解剖学的死腔のガスを洗い流す効果がある。

e: PEEP 効果が期待できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第50問

人工呼吸中に動脈血二酸化炭素分圧(Paco2)を下げるのはどれか。

a: 一回換気量を増加させる。

b: 吸気酸素濃度を増加させる。

c: PEEP(呼気終末陽圧)を増加させる。

d: 吸気相と呼気相との時間比(I:E)を1:2から1:3へ増加させる。

e: 呼吸数を増加させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第41問

人工呼吸患者の動脈血二酸化炭素分圧が60mmHgに上昇した場合、考えられる原因はどれか。

a: 換気回数が多い。

b: 換気量が少ない。

c: 呼吸回路の機械的死腔が大きい。

d: 吸気酸素濃度が高い。

e: PEEPレベルが低い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午後:第20問

パルスオキシメータによる酸素飽和度の測定値について正しいのはどれか。

a: 一酸化炭素ヘモグロビンの存在は影響しない。

b: 検査用色素のインジゴカルミンは影響しない。

c: 同じ酸素分圧でもアシドーシスでは高くなる。

d: 同じ酸素分圧でも体温が上昇すると低くなる。

e: 末梢循環不全では信頼度が低下する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第2問

正常成人に関して正しいのはどれか。

a: 安静時の一回換気量はほぼ1Lである。

b: 酸素飽和度100%の血液100mL中には、約20mLの酸素が含まれている。

c: 体液中炭酸ガスの大部分は重炭酸イオン(HCO3-)として存在する。

d: 吸気時には横隔膜を挙上して胸腔を陽圧にする。

e: 平静呼気位における肺気量を残気量という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第39問

ショック患者の酸素吸入について正しいのはどれか。

a: パルスオキシメータはモニタとして有用である。

b: ショックのタイプにかかわらず適応がある。

c: フェイスマスクでは7~8l/minの流量で約40%の吸気酸素濃度となる。

d: 低酸素血症が改善されれば組織への酸素供給も改善される。

e: 酸素吸入中に輸液療法を併用してはならない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第76問

臨床工学技士の業務として適切でないのはどれか。

1: 医師の指示の下での高気圧酸素治療装置の操作

2: 人工心肺装置の保守

3: 患者の脳波の測定

4: 呼吸機能曲線の解析についての研究

5: レーザ手術装置の操作方法についての説明

国試第12回午後:第37問

動脈血酸素分圧(PaO2)の低下を来すのはどれか。

a: 換気血流比の均等化

b: 換気量の増加

c: 拡散障害

d: 肺内シャント

e: 高地居住

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第68問

ハイフローシステムについて正しいのはどれか。 

a: 加温加湿器は必要ない。 

b: FIO2の上限は60%である。 

c: 解剖学的死腔の二酸化炭素の洗い出し効果がある。 

d: 装着しながら経口摂取を行うことができる。 

e: 慢性閉塞性肺疾患では在宅で使用できる場合がある。  

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第37問

組織への酸素運搬量を左右する因子はどれか。(人工呼吸療法)

a: 心拍出量

b: ヘモグロビン値

c: 酸素飽和度

d: 体 温

e: 混合静脈血酸素分圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第65問

酸素療法の合併症でないのはどれか。

1: 気管線毛上皮障害

2: 呼吸抑制

3: 吸収性無気肺

4: 未熟児網膜症

5: 圧外傷

国試第20回午後:第42問

人工呼吸器の設定変更で動脈血二酸化炭素分圧を低下させるのに有効なのはどれか。(人工呼吸療法)

a: PEEPを増やす。

b: 吸入気酸素濃度を上げる。

c: 一回換気量を増やす。

d: 呼吸回路の機械的死腔を減らす。

e: 吸気相:呼気相比(I/E)を減らす。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第44問

血液ガス分析について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 液体のガス分圧は同じ分圧の気相と平衡に達した状態と定義される。

b: pH電極とPO2電極の測定原理は同じである。

c: pHは水素イオン濃度に比例する。

d: 密封採取サンプルを室温で放置するとPO2は低下する。

e: 血漿中の二酸化炭素は主として重炭酸イオン(HCO3-)として存在する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第40問

カプノグラムは正常であるが、PETCO2の上昇が認められるのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 低換気

b: 二酸化炭素気腹

c: 死腔減少

d: 肺梗塞

e: 食道挿管

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e