第33回国試午前64問の類似問題

国試第35回午後:第63問

高流量鼻カニューレ酸素療法について誤っているのはどれか。 

1: 最大10L/minの吸気流量を供給できる。 

2: ブレンダ型では高圧空気と酸素を混合して高濃度酸素を供給する。 

3: ベンチュリー型では医療ガス設備酸素のみで高濃度酸素を供給する。 

4: 通常は専用の鼻カニューレを用いる。 

5: 呼気終末陽圧(PEEP)効果が得られる。 

国試第36回午前:第68問

ハイフローシステムについて正しいのはどれか。 

a: 加温加湿器は必要ない。 

b: FIO2の上限は60%である。 

c: 解剖学的死腔の二酸化炭素の洗い出し効果がある。 

d: 装着しながら経口摂取を行うことができる。 

e: 慢性閉塞性肺疾患では在宅で使用できる場合がある。  

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第42問

気道の給湿療法について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 人工鼻は患者呼気中の水分を利用して加湿を行う。

b: 回路内に結露がみられるときの相対湿度は100%である。

c: 口元で吸入気温度22°Cを目標とする。

d: ホースヒータ付回路で結露がみられるときの貯水槽温は回路温より低い。

e: 貯水槽の細菌汚染に留意する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第42問

人工呼吸器の設定変更で動脈血二酸化炭素分圧を低下させるのに有効なのはどれか。(人工呼吸療法)

a: PEEPを増やす。

b: 吸入気酸素濃度を上げる。

c: 一回換気量を増やす。

d: 呼吸回路の機械的死腔を減らす。

e: 吸気相:呼気相比(I/E)を減らす。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午後:第12問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

1: 吸気弁は吸気時に閉じる。

2: 体外式陰圧換気法(胸郭外陰圧式)が主流である。

3: 全身麻酔下でないと実施できない。

4: 患者の呼気を補助するのが主な機能である。

5: 回路内のホースヒータは水分貯留を防止する。

国試第8回午前:第45問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: トリガ感度の点検にはテスト肺が有用である。

b: 人工鼻で吸気湿度を80%程度に保つことができる。

c: 従圧式人工呼吸器では設定圧を高くすると一回換気量は増加する。

d: 従圧式人工呼吸器で肺コンプライアンスが上昇すると換気量は減少する。

e: 小児には定常流(constant flow)方式を用いない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第37問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 従圧式では補助呼吸性能がよい。

b: 従圧式ではPEEPができる。

c: 従量式では回路に漏れがあっても換気量は保たれる。

d: 従量式では気道内圧をモニタする必要はない。

e: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午後:第41問

人工呼吸の初期設定で正しい組合せはどれか。

a: I/E ― 1:2

b: 一回換気量 ― 20ml/kg

c: 回路内上限圧 ― 20cmH2O

d: PEEP ― 3~5cmH2O

e: フロートリガ感度 ― 2~3L/min

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第16問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

1: 呼気弁は呼気時に閉じる。

2: 体外式陰圧換気法が主流である。

3: 人工呼吸器を吸引配管に接続する。

4: ホースヒータは回路内の結露を防止する。

5: コンプレッサ内蔵機種では酸素ガスは使用しない。

国試第17回午後:第40問

ベンチュリマスクによる酸素療法について正しいのはどれか。

a: 100%の吸入気酸素濃度が可能である。

b: 一定の吸入気酸素濃度が維持される。

c: 慢性呼吸不全患者に有用である。

d: CO2ナルコーシスの危険性が高い。

e: マスク死腔量が極めて大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第29問

従量式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。

b: 終末吸気気道内圧を設定することによって換気量を決める方式である。

c: 回路の漏れは問題にならない。

d: 重症呼吸不全患者に適している。

e: 呼吸量、吸入圧のモニタが重要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第67問

医療用酸素濃縮器について正しいのはどれか。

a: 吸着型では空気中の窒素を吸着する。

b: 膜型では20 L/分以上の酸素を供給できる。

c: 膜型では酸素濃度90%以上を供給できる。

d: 膜型ではゼオライト膜が使用されている。

e: 装置の安全性はJISで規定されている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第37問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 従量式では回路に少々洩れがあっても換気量はよく保たれる。

b: 従量式は最近あまり用いられない。

c: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。

d: 従圧式は補助呼吸性能がよい。

e: 従圧式の長所はPEEPができることである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第32問

人工呼吸療法について正しいのはどれか。

a: 患者と人工呼吸器の換気が同期しない状態をファイティングという。

b: 静脈潅流量が減少する。

c: 血圧は上昇する。

d: 人工呼吸の開始基準としての呼吸数は成人で60回/分以上である。

e: 人工呼吸の初期設定は成人で換気回数20~30回/分である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第58問

成人患者に対して人工呼吸器の装着を行う。初期設定条件として正しいのはどれか。

a: 1回換気量を5lとする。

b: 吸気相と呼気相との時間比(I:E)を1:5とする。

c: 換気回数を12回/分とする。

d: 吸入酸素濃度を100%とする。

e: 呼気終末陽圧(PEEP)を10cmH2Oとする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第38問

酸素療法について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 酸素は高圧低温下で空気を液化分離して製造される。

b: 未使用酸素ボンベ内の圧力は約15MPaである。

c: 鼻カニューレ法で60%以上の吸気酸素濃度を得ることができる。

d: 在宅では液化酸素を利用することができない。

e: 副作用として酸素中毒に注意する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第64問

加温加湿器と比較して人工鼻が優れているのはどれか。

a: 死腔がない。

b: 気道出血時に適する。

c: 過剰加湿にならない。

d: 細菌汚染が少ない。

e: ネブライザとの併用に適する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第67問

呼吸回路の加温加湿で正しいのはどれか。

1: ホースヒーターは呼気回路に組み入れる。

2: 回路内に結露を生じていれば相対湿度はほぼ100%である。

3: 加温加湿器の貯水槽には水道水を用いる。

4: 人工鼻は加湿加湿器との組合せが効果的である。

5: 人工鼻は分時換気量の増加によって加湿効率が増加する。

国試第14回午前:第39問

ショック患者の酸素吸入について正しいのはどれか。

a: パルスオキシメータはモニタとして有用である。

b: ショックのタイプにかかわらず適応がある。

c: フェイスマスクでは7~8l/minの流量で約40%の吸気酸素濃度となる。

d: 低酸素血症が改善されれば組織への酸素供給も改善される。

e: 酸素吸入中に輸液療法を併用してはならない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第34問

従圧式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 気道抵抗が増加すると換気量が減少する。

b: 調節呼吸、補助呼吸のいずれも可能である。

c: 吸入療法によく用いられる。

d: 気道に洩れがあるときに不利である。

e: 長期人工呼吸に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e