第28回国試午後71問の類似問題

国試第6回午後:第47問

慢性透析患者の血圧上昇の原因として正しいのはどれか。

a: 血管内水分量の過剰

b: レニン分泌の過剰

c: BUNの上昇

d: 血中リン値の上昇

e: ヘマトクリット値の低下

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第71問

人工心肺を用いた体外循環に伴う生体の変化について正しいのはどれか。

a: 補体系が活性化する。 

b: 血小板数が減少する。 

c: リンパ球数が減少する。 

d: 血中抗利尿ホルモンが減少する。 

e: 血中ブラジキニンが減少する。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第9問

浮腫の原因とならないのはどれか。

1: 毛細血管内圧の上昇

2: 血液膠質浸透圧の低下

3: リンパ管の閉塞

4: 毛細血管透過性の亢進

5: 粗織間液圧の上昇

国試第4回午前:第9問

血液について適切でない組合せはどれか。

1: 赤血球・・・・・・・・・・・酸素の運搬

2: 白血球・・・・・・・・・・・食作用

3: 血小板・・・・・・・・・・・免疫グロブリンの生成

4: フィブリノゲン・・・・・・凝固因子

5: アルブミン・・・・・・・・膠質浸透圧の保持

国試第15回午後:第48問

体外循環時に血漿遊離ヘモグロビンの増加が認められたとき、原因でないのはどれか。

1: 人工肺など異物への血液の接触

2: 送血ポンプの圧閉度の調節不良

3: 太い送血カニューレの使用

4: 心腔内血液吸引回路からの多量の空気の吸引

5: 熱交換器における血液と温水との温度差の増大

国試第12回午前:第33問

血小板数について正しいのはどれか。

a: 肝硬変では増加する。

b: 多発性骨髄腫では増加する。

c: 真性多血症では増加する。

d: 再生不良性貧血では減少する。

e: 鉄欠乏性貧血では減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第71問

人工心肺による体外循環中の変化として正しいのはどれか。

a: 血中カルシウム濃度の低下

b: 血中ナトリウム濃度の上昇

c: インスリン分泌の増加

d: 炎症性サイトカインの放出

e: 血中バソプレシン濃度の上昇

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第44問

正しいのはどれか。

a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係ない。

b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。

c: 同一ダイアライザを用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。

d: 透析液圧は限外濾過圧に関係しない。

e: 除水量は血液量に比例して減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第73問

血液の粘性率について正しいのはどれか。

a: せん断速度に依存しない。

b: ヘマトクリット値に依存する。

c: キャッソンの式によって定義される。

d: トリチェリの定理に従う。

e: 正常な血漿の粘性率は約10cPである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第76問

血液浄化器の選択で正しいのはどれか。

1: 体外限外濾過法には透水性の低いものがよい。

2: 中・高分子量物質除去には高透水性膜がよい。

3: 再生セルロース膜は合成高分子膜より生体適合性が優れている。

4: 小児にはプライミング量が多い方がよい。

5: 導入初期では高効率血液浄化器がよい。

国試第23回午前:第71問

人工心肺使用中の生体側に起こる変化はどれか。

a: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の低下

b: 血小板数の増加

c: リンパ球数の増加

d: 補体の活性化

e: 血糖値の増加

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第79問

血液透析の導入期にみられる不均衡症候群を予防する対策として誤っているのはどれか。

a: 小さな膜面積のダイアライザを使用する。

b: 高張液を返血側回路から投与する。

c: 透析時間を短くする。

d: 抗凝固薬の投与量を増量する。

e: 血流量を増加させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第50問

血液浄化療法に用いられる原理で適切な組み合わせはどれか。

a: 拡散 ―――――― 溶質の可逆的な移動

b: 濾過 ―――――― 溶質の濃度差による推進力

c: 浸透 ―――――― 溶媒の移動

d: 吸着 ―――――― 吸着剤との親和力

e: 透析 ―――――― 半透膜を介した拡散分離操作

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第64問

腹膜透析について正しいのはどれか。

a: 生体膜による血液浄化法である。

b: 溶質除去は拡散による。

c: 除水は浸透圧差による。

d: 尿素クリアランスは一定である。

e: 腹腔内透析液量は一定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第74問

腹膜透析で正しいのはどれか。

a: 生体膜による血液浄化法である。

b: 溶質除去は拡散による。

c: 除水は浸透圧差による。

d: 尿素クリアランスは一定である。

e: 腹腔内透析液量は一定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第51問

血液透析について誤っているのはどれか。

a: セルロース膜は補体の活性化作用が強い。

b: 透析膜素材として、合成高分子系膜が最も多用されている。

c: 拡散効率を高めるためには並流がよい。

d: クリアランスは通常、透析液流量の関数で示される。

e: 尿素のふるい係数は約1.0である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第13問

血液について適切でない組合せはどれか。

1: 赤血球 ――-----― 酸素の運搬

2: 白血球 ――-----― 免疫グロブリンの生成

3: 血小板 ―――----- 食作用

4: フィブリノゲン ――― 凝固因子

5: アルブミン ――--― 膠質浸透圧の保持

国試第13回午後:第61問

血液透析器の溶質除去性能が最大になるのはどれか。

1: 血液と透析液を同じ方向に流す。

2: 血液と透析液を反対方向に流す。

3: 血液と透析液を交差させて流す。

4: 血液の一部を再循環する。

5: 透析液の一部を再循環する。

国試第24回午前:第76問

正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 血液透析膜は触媒によって物質を除去する。

b: 血液透析の目的は病因物質の除去である。

c: 血液透析器には中空糸型と積層型とがある。

d: 血液透析膜はグロブリンを透過させない。

e: 逆浸透膜はエンドトキシンを透過させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第43問

血液透析の原理について誤っているのはどれか。

1: 血液透析の原理は拡散と限外濾過である。

2: 拡散の推進力は膜間にかかる圧力差である。

3: 拡散は濃度差によって起こる。

4: 濾過による水の移動は膜透水性の高い方が多い。

5: 濾液には水と膜を透過できる溶質とが含まれる。