第3回国試午後37問の類似問題

国試第28回午前:第72問

遠心ポンプの操作で正しいのはどれか。

a: 離脱前の低流量時には回転数による流量制御が困難である。

b: 誤って空気を体内に送り込むことはない。

c: 人工心肺運転中の送血回路の遮断は禁忌である。

d: 冷却時に流量を維持するには回転数をあげる必要がある。

e: 人工心肺停止時には送血回路を釦子で遮断し血液逆流を防ぐ。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第46問

人工呼吸からのウィーニングの適応として正しいのはどれか。

a: 感染の改善

b: 循環動態の安定

c: 代謝性アルカローシス

d: 意識レベルの低下

e: 頻呼吸

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第13問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 気道内陽圧換気法が主流である。

2: 呼気弁は吸気時に閉じる。

3: 呼気は胸郭の弾性収縮力で行われる。

4: 加温加湿器は吸気ガスを加温加湿する。

5: 胸腔内圧のモニタが装備されている。

国試第36回午後:第13問

術後無気肺の徴候でないのはどれか。 

1: 呼吸困難 

2: 低酸素血症 

3: 頻脈 

4: 頻呼吸 

5: 低体温 

国試第25回午後:第70問

人工心肺装置に用いる遠心ポンプで正しいのはどれか。

a: 吸引回路用のポンプに適する。

b: チューブ圧閉度の調節が必要である。

c: 低回転時には逆流が生じることがある。

d: 血液損傷はローラポンプよりも軽度である。

e: 回転数が同じでも流量は後負荷によって変化する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第39問

動脈血低酸素血症に関与しない因子はどれか。

1: 肺動脈圧

2: 肺拡散能

3: シャント

4: 換気血流比

5: 肺胞換気量

国試第32回午前:第68問

高気圧酸素治療の効果で正しいのはどれか。

a: 含気組織の膨張

b: 創傷治癒の促進

c: 末梢組織の酸素化

d: 奸中球活性の上昇

e: 心拍出量の増加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第49問

体温について誤っているのはどれか。(集中治療学)

1: 体温調節中枢は延髄にある。

2: 健常人の体温の日内変動は1°C程度である。

3: 全身麻酔時には体温は環境に依存する。

4: 膀胱温は深部温の指標である。

5: 肺動脈カテーテルは血液温度を連続的に測定できる。

国試第25回午後:第87問

生体内の物質輸送で誤っているのはどれか。

1: 酸素は肺胞と血液間を拡散現象によって移動する。

2: 二酸化炭素は肺胞と血液間を拡散現象によって移動する。

3: 細胞内のNa+は能動輸送によって細胞外に移動する。

4: 血漿タンパクは浸透圧によって毛細血管壁を移動する。

5: グルコースは腎糸球体で濾過される。

国試第6回午後:第38問

人工呼吸器が適切に使用されていないことを示唆するのはどれか。

a: 動脈血pHが7.45である。

b: PaCO2(動脈血炭酸ガス分圧)が35mmHgである。

c: ファイティングを起こしている。

d: 発汗、頻脈がみられる。

e: チアノーゼがみられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第40問

人工心肺操作中のトラブル対策として正しいのはどれか。

a: 停電時には先ず送血回路を閉鎖する。

b: 回路内圧が上昇したら送血を止める。

c: 脱血不能時には先ず脱血カニューレ先端部のチェックが必要である。

d: 空気塞栓の防止には頭側を低くする。

e: 停電に備え非常電源を用意する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第25問

血液ガス分析のための動脈血採血について誤っているのはどれか。

1: 採血前にシリンジ内面を抗凝固剤で潤す。

2: 採血前は患者を安静にさせる。

3: 採血時には駆血帯を使用する。

4: 採血後すぐに検査できない場合、シリンジを氷で冷やした状態で保存する。

5: 採血後シリンジ内の残存気泡は誤差となるので、速やかに排除する。

ME2第37回午前:第12問

室内気下における肺胞気・動脈血酸素分圧較差を算出するのに必要ないのはどれか。

1: 大気中酸素分圧

2: 呼吸商

3: 動脈血二酸化炭素分圧

4: 動脈血酸素分圧

5: 混合静脈血酸素分圧

ME2第31回午後:第29問

人工心肺の操作に必要でないモニタリング項目はどれか。

1: 心電図

2: 送血温

3: 脳 波

4: 動脈圧

5: 混合静脈血酸素飽和度

ME2第35回午後:第20問

補助人工心臓で正しいのはどれか。

1: 血液ポンプを体内に植え込むものはない。

2: 生体の心臓を取り除き血液ポンプと交換する。

3: 抗凝固療法を必要とする。

4: 肺と心臓の機能を代行できる。

5: 心拍動と同期させなければならない。

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1: 正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 

2: 常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 

3: 腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 

4: 体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 

5: 灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

ME2第37回午後:第9問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: コーン型は内部に羽根(車)をもつ。

2: 血液はポンプの外側から流入し、中心から吐出する。

3: ポンプ停止時には逆流を生じる。

4: ポンプの回転数と流量は比例関係である。

5: 後負荷に依存しない流量特性をもつ。

国試第4回午後:第46問

血液透析中に起こる空気誤入に関して正しいのはどれか。

a: 症状として激しい咳嗽が起こる。

b: 血液ポンプの回転数が少ないと起こる。

c: 緊急処置として動脈回路を鉗子で遮断する。

d: 血圧は上昇するので血管拡張薬を舌下投与する。

e: 処置として左を下にする側臥位で頭を心臓より下方とする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第35問

人工呼吸の開始基準で誤っているのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧 :9mmHg以下

b: 呼吸数 :40回/分以上

c: 肺活量 :15mL/kg以下

d: 1秒量 :10mL/kg以下

e: 吸気力 :-45cmH2O

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第45問

人工呼吸管理で不均等換気是正のためにとられる処置はどれか。(人工呼吸療法)

a: 換気回数を増やす。

b: 吸入気酸素濃度を上げる。

c: EIPを設定する。

d: プレッシャーコントロールベンチレーション(PCV)とする。

e: 機械的死腔を負荷する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e