第27回国試午後28問の類似問題

国試第5回午前:第82問

超音波検査法について正しいのはどれか。

a: 超音波の波長が短いほど分解能が増すが、生体内での減衰は大きくなる。

b: 超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部反射される。

c: 超音波の生体内の音速は空気中とほぼ等しい。

d: 超音波エコー断層法は組織の血液含量の差を利用するものである。

e: 超音波ドップラ法は血流速度の計測に用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第84問

超音波について正しいのはどれか。

a: 空気を含む組織をよく通過する。

b: 血流方向に散乱されると周波数が変化する。

c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。

d: キャビテーションによる生体組織の損傷はない。

e: 超音波検査は胎児の診断に用いない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第80問

超音波について正しいのはどれか。

a: 空気を含む組織をよく通過する。

b: 血流方向に散乱された超音波は入射波の周波数と異なる。

c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。

d: 音響インピーダンスは密度と音速との積である。

e: 胎児に対する超音波検査は催奇形性がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午前:第41問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: CF形装着部を持つ増幅器が使用される。

2: トランスデューサを右房より高く設置すると平均血圧が高く表示される。

3: カテーテル内に気泡が入ると波形が歪む。

4: フラッシングによりカテーテルの詰まりを予防する。

5: 測定系全体の共振周波数は高いほどよい。

国試第10回午前:第60問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 超音波探触子には圧電素子が用いられる。

b: 生体組織中の音速は空気中よりも遅い。

c: 超音波探触子の距離分解能は周波数が低いほど向上する。

d: 超音波探触子の方位分解能は口径が大きいほど向上する。

e: STC(SDC)のツマミは体表面からの距離に応じて部位ごとに輝度を調節する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第59問

血圧波形を計測できるのはどれか。

1: 聴診法

2: カフ振動法

3: 超音波法

4: 容積振動法

5: 容積補償法

国試第14回午前:第61問

超音波診断について正しいのはどれか。

a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。

b: 超音波造影剤は血管壁との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。

c: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。

d: 20~100kHzの超音波が用いられる。

e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第55問

血液計測で誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 電磁流量計の原理は電磁誘導である。

2: 経皮的ドプラ血流計は無侵襲計測器である。

3: 色素希釈法は心拍出量測定に用いられる。

4: プレチスモグラフィは組織血流計測に用いられる。

5: 熱希釈式心拍出量計測法は大動脈血液温の変化を利用している。

国試第34回午前:第31問

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。

b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。

c: A モードでは断層像が得られる。

d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。

e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第58問

超音波吸引器で正しいのはどれか。

a: 超音波トランスデューサでプローブ先端を振動させる。

b: 超音波によってプローブ先端を加熱し、組織を凝固する。

c: 微小血管だけでなく太い血管も凝固する。

d: 肝切除術によく使用される。

e: 乳化した組織を吸引する機能をもつ。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午前:第22問

音波について誤っているのはどれか。

1: 水中(25℃)の音速は約1500m/sである。

2: 超音波は生体内で指数関数的に減衰する。

3: 血液の固有音響インピーダンスは頭蓋骨より小さい。

4: 硬い物質ほど伝搬速度が速い。

5: 周波数が高くなるほどドプラ効果は起こりにくい。

ME2第31回午前:第50問

超音波診断装置で誤っているのはどれか。

1: 反射波の強さを明るさで表示するのがBモードである。

2: Mモードは動きのある臓器の計測に使用される。

3: 成人の心臓検査にはセクタプローブを使う。

4: カラードプラ法は連続波を用いる。

5: 連続波ドプラ法は弁膜症の診断に有用である。

ME2第31回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑える装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: 血圧値のゼロを大気圧に合わせることをゼロバランス調整という。

国試第11回午後:第82問

超音波のドップラー効果を利用するのはどれか。

a: 心腔内血流方向の描出

b: 尿管結石の破砕

c: 粥状動脈硬化の描出

d: 照射部位の加温

e: 肝静脈血流速度の描出

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサには半導体ストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑制する装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: トランスデューサを大気圧に開放し、ゼロ点を合わせる。

国試第8回午前:第60問

希釈法による血流量計測法について正しいのはどれか。

a: Fickの方法では肺から摂取される酸素を利用する。

b: 熱希釈法では加熱した生理食塩液が用いられる。

c: 血流量が変動しても平均血流量を正確に計測できる。

d: 指示薬が計測部位に到る途中で、一部消失しても計測精度に大きく影響しない。

e: 血流量を正確に計測するには指示薬が完全に撹絆される必要がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第75問

超音波手術器について正しいのはどれか。

1: 使用周波数は1~10MHzである。

2: 磁歪型振動子としてニッケルが用いられる。

3: 電歪型振動子は強制冷却を必要とする。

4: 血管と周囲組織を共に細分化して破壊する。

5: 破砕した組織は蒸留水と共に吸引除去する。

国試第20回午前:第54問

心電計の時定数について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 心電図の波形取り込み速度を表している。

b: 入力インピーダンスに比例する。

c: 入力電圧に対する過渡応答の特性を表している。

d: 増幅器の低域遮断周波数に反比例する。

e: 大きくすると高い周波数成分は減衰する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午後:第4問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。

3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。

4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。

5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。

ME2第29回午後:第1問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにはストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには高域通過フィルタが使用される。

3: 血圧アンプには血圧波形の歪みを補正する機能はない。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: ゼロ調整は大気圧を血圧ゼロとするものである。