第20回国試午前32問の類似問題

国試第23回午前:第75問

腎臓の機能について誤っているのはどれか。

1: 代謝産物を排泄する。

2: 体内水分量を調節する。

3: アルドステロンを産生する。

4: 腎不全ではアシドーシスを起こす。

5: 低下すると血清クレアチニン濃度が上昇する。

国試第3回午前:第27問

急性腎不全の原因となるのはどれか。

a: DIC

b: 甲状腺機能亢進症

c: 脳腫瘍

d: カナマイシン

e: 心原性ショック

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第32問

正しい組合せはどれか。(代謝疾患・内分泌学)

a: 副甲状腺機能低下症 低カルシウム血症

b: 慢性甲状腺炎 甲状腺萎縮

c: Cushing (クッシング)症候群 低血糖

d: 原発性アルドステロン症 高血圧

e: 急性副腎不全 ショック

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第45問

血液透析について正しいのはどれか。

a: 尿素の除去は半透膜を介しての拡散による。

b: ナトリウムの除去は除水量に依存する。

c: 代謝性アシドーシスの是正は透析液中の乳酸による。

d: 血液中からの無機リンの除去効率は尿素よりよい。

e: カルシウムの移動は血液中のイオン化カルシウムと透析液中のカルシウムイオンとの濃度差による。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第18問

慢性腎臓病(CKD)の重症度分類に用いられるのはどれか。 

a: 血圧 

b: 年齡 

c: 尿タンパク定量 

d: eGFR 

e: 血中尿素素值 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第78問

慢性維持血液透析の治療指標で無次元数はどれか。 

1: 除去量 

2: クリアスペース 

3: Kt/V 

4: タンパク異化率 

5: 腎相当クリアランス 

国試第29回午前:第75問

血液透析の目的として誤っているのはどれか。

1: 過剰水分の除去

2: 代謝性アシドーシスの是正

3: 血清カリウム濃度の是正

4: 尿素の除去

5: 免疫グロブリンの除去

国試第32回午前:第78問

慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)対策で誤っているのはどれか。

1: 透析時間の延長

2: 炭酸カルシウム内服

3: カルシウム受容体作動薬内服

4: 副甲状腺摘除術

5: リン含有食品の積極的な摂取

国試第4回午前:第33問

正しいのはどれか。

1: 正常では糸球体濾液の組成は血漿の組成に等しい。

2: 遠位尿細管の作用は管腔への物質の分泌のみである。

3: 腎動脈狭窄が起きるとレニン・アンギオテンシン系が抑制される。

4: 浮腫のみられる疾病の一つにネフローゼ症候群がある。

5: 血液透析法における外シャントとは表在性静脈間のバイパスのことである。

国試第26回午前:第15問

原発性副甲状腺機能低下症で認められる所見はどれか。

a: 多飲・多尿

b: 消化性潰瘍

c: 高リン血症

d: テタニー症状

e: 骨塩量低下

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第26問

浮腫について正しいのはどれか。

a: 細胞内液が異常に増加した状態をいう。

b: 血液の膠質浸透圧上昇で起こる。

c: 血管内水分の血管外漏出や滲出で起こる。

d: 急性糸球体腎炎で認められる。

e: ネフローゼ症候群で認められる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第18問

糖尿病性腎症について正しいのはどれか。

a: 発症リスクは糖尿病の罹病期間と相関しない。

b: 微量アルブミン尿の測定が早期診断に有用である。

c: 網膜症、神経障害の合併頻度が高い。

d: 血液透析などの腎代替療法が必要になることはまれである。

e: 治療に副腎皮質ステロイドを用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第67問

ブラッド(バスキュラー)アクセスについて正しいのはどれか。(人工腎臓装置)

a: 急性透析には皮下動静脈瘻が第1選択である。

b: 慢性透析には人工血管シャントが第1選択である。

c: 大腿静脈カテーテルは使用後ヘパリンを充填する。

d: 血液透析用としては流量が200ml/min程度必要である。

e: カフ付き静脈カテーテルを用いれば感染のリスクを回避できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第57問

慢性透析の目的はどれか。(人工腎臓装置)

a: 体内不要物質の除去

b: LDLの除去

c: サイトカインの除去

d: 除 水

e: 電解質バランス異常の是正

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第77問

慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)の治療として正し いのはどれか。

1: カルシウム・リン積を上昇させる

2: 透析時間を短縮する。

3: リン摂取量を増加させる。

4: 活性型ビタミン D 製剤を投与する。

5: 副甲状腺ホルモンを投与する。

国試第2回午前:第31問

正しいのはどれか。

1: 正常では、糸球体濾液の組成は血漿の組成に等しい。

2: 遠位尿細管の作用は管腔への物質の分泌のみである。

3: 腎動脈狭窄が起きると、レニンーアンジオテンシン系が抑制される。

4: 浮腫のみられる疾病の一つに、ネフローゼ症候群がある。

5: 血液透析法における外シャントは、表在性静脈間のバイパスのことである。

国試第36回午前:第18問

我が国における人工透析導入患者の原疾患で最も多いのはどれか。 

1: IgA腎症 

2: 多発性囊胞腎 

3: 糖尿病性腎症 

4: 慢性糸球体腎炎 

5: 急速進行性糸球体腎炎 

国試第12回午前:第27問

慢性糸球体腎炎について正しいのはどれか

a: 原因は急性糸球体腎炎の慢性化が最も多い。

b: 腎機能悪化の防止にはカルシウム制限が必須である。

c: 高血圧の併存が腎機能の予後を悪くする。

d: 腎機能悪化の抑制には食事中の蛋自制限が有効である。

e: ネフローゼ症候群を呈する場合がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第17問

血液透析と比べて腹膜透析の利点はどれか。(臨床医学総論)

a: 循環系への影響が少ない。

b: 不均衡症状を起こしにくい。

c: 抗凝固薬を必要としない。

d: 感染を起こしにくい。

e: 小分子物質を除去できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第10問

正しいのはどれか。(病理学)

a: 毛細血管内圧の低下は浮腫の原因となる。

b: 毛細血管から濾過された液体の一部はリンパ管に吸収される。

c: アレルギ一性浮腫では血管壁透過性の亢進がみられる。

d: 炎症によって体腔に貯留した液体は浸出液とよばれる。

e: 漏出液のタンパク濃度は浸出液に比べて高い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e