急性腎不全の原因について正しいのはどれか。
a: 心筋梗塞
b: 低カルシウム血症
c: 副腎皮質ステロイド薬の投与
d: 敗血症
e: 後腹膜線維症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
慢性腎不全の原因として多いのはどれか。
a: 尿道結石
b: 結 核
c: 慢性腎盂腎炎
d: 慢性糸球体腎炎
e: 糖尿病
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
現在、透析導入患者の原疾患で最も多いのはどれか。
1: 腎硬化症
2: ループス腎炎
3: 糖尿病性腎症
4: 多発性嚢胞腎
5: 慢性糸球体腎炎
透析患者の血圧異常について正しいのはどれか。
a: レニン依存性高血圧症は末梢血管抵抗の増大による。
b: 動脈硬化型高血圧症は拡張期高血圧を呈する。
c: 長期透析患者の低血圧の主な原因はアミロイド心筋症である。
d: 血漿浸透圧の上昇は高血圧症の原因となる。
e: エリスロポエチン投与は高血圧症の原因となる。
透析療法の合併症で正しいのはどれか。
1: 消化管出血があるときはヘパリンを使用する。
2: 感染症は透析患者の死亡原因の第1位である。
3: アルカローシスでは高カルシウム血症の発生頻度が高まる。
4: 高血圧の大部分はレニン依存性である。
5: 体液過剰が続くと心不全の発生頻度が高まる。
慢性腎不全の合併症への対応で適切でない組合せはどれか。
1: 貧血 ----------------------- エリスロポエチン製剤の投与
2: 痛風 ----------------------- 尿酸生成抑制薬の投与
3: 高カリウム血症 -------------- イオン交換樹脂の使用
4: 高リン血症 ------------------ リン吸着剤の投与
5: 低カルシウム血症 ------------ ピスホスホネート製剤の投与
長期透析患者に合併するのはどれか。
a: アルカローシス
b: 貧血
c: アミロイド沈着
d: アルミニユム沈着
e: 低リン血症
慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)の治療で正しいのはどれか。
a: 透析時間の短縮
b: 食事中リン摂取量の増加
c: 副甲状腺摘除術
d: 活性型ビタミンD製剤投与
e: 低血流量透析
血液透析中に血圧が低下し、十分な除水ができない患者に対する対策として正しいのはどれか。(人工腎臓装置)
a: 体外限外濾過法(ECUM)の追加
b: 高ナトリウム透析液の使用
c: 血液流量の増加
d: 使用透析器膜面積の拡大
e: 透析液温の低下(低温透析)
長期透析の合併症で正しいのはどれか。
a: 手根管症候群
b: 再生不良性貧血
c: 低血糖
d: 腎性骨異栄養症
e: 異所性石灰化
慢性腎臓病の原因となる疾患でないのはどれか。
1: 糖尿病
2: 胃・十二指腸潰瘍
3: 高尿酸血症
4: アミロイドーシス
5: 全身性エリテマトーデス
血液浄化について誤っているのはどれか。
a: 単針透析法では血流方向に沿って穿刺する。
b: 透析患者のAlP上昇は上皮小体機能亢進症の合併を示唆する。
c: 糖尿病性腎不全患者の血液透析には無糖透析液が用いられる。
d: 重炭酸透析液用の希釈水は酢酸透析用のものに比べて水処理の必要性が低い。
e: 重炭酸透析液作製には通常、2原液希釈法供給装置が用いられる。
正しいのはどれか。
a: 保存的療法が無効な急性腎不全には、なるべく早期に血液透析を施工する。
b: 外シャントの平均的な開存期間は約3ヶ月である。
c: 内シャントでは数ヶ月におよぶ長期透析は不可能である。
d: 緊急時のブラッドアクセツとして動、静脈の直接穿刺も行われる。
e: 血清クレアチニン値は慢性透析開始時の指標として大切である。
慢性透析患者の血圧上昇の原因として正しいのはどれか。
a: 血管内水分量の過剰
b: レニン分泌の過剰
c: BUNの上昇
d: 血中リン値の上昇
e: ヘマトクリット値の低下
腎前性腎不全の原因となる疾患・病態はどれか。
1: 出血性ショック
2: 横紋筋融解症
3: 両側性尿路結石
4: 造影剤による腎不全
5: 溶血性尿毒症症候群
維持透析患者の病態生理で正しい組合せはどれか。
a: 低カルシウム ―――――---上皮小体(副甲状腺)機能亢進
b: 水分過剰 ―――――――- うっ血性心不全
c: レニン分泌過剰 ――――- 血圧低下
d: 酢酸不耐症 ―――――― 血圧上昇
e: アルミニウム ―――――-- 骨軟化症
慢性腎不全患者の血清中で上昇しないのはどれか。
1: リン値
2: HC03-濃度
3: Mg2+濃度
4: 尿素窒素
5: K+濃度
慢性腎臓病の重症度を規定する因子はどれか。
a: 基礎疾患
b: 推算糸球体濾過量
c: 蛋白尿
d: 尿 量
e: 血 圧
誤っているのはどれか。
1: 腎における血液の濾過は腎小体で行われる。
2: 濾過尿の再吸収は尿細管で行われる。
3: 生体内での尿の流れは腎→尿道→膀胱→尿管→排出という方向をとる。
4: 膀胱内に尿が250~300mL貯留すると尿意を感じる。
5: 尿の生成により血中老廃物の除去や浸透圧、pHの調整が行われる。
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