第17回国試午後47問の類似問題

国試第28回午前:第37問

冠動脈のインターペンション(PCI)について正しいのはどれか。

a: エックス線装置は不要である。

b: 鎖骨下静脈を穿刺する。

c: 100気圧でバルーンを拡張する。

d: 再狭窄防止にステントを挿入する。

e: ロータプレータ使用で一時的な冠動脈血流減少が生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第72問

人工心肺を用いた体外循環中の事象と対処法について誤っているのはどれか。 

1: 溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。 

2: 代謝性アルカローシス時には炭酸水素ナトリウムを投与する。 

3: ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。 

4: ACTが延長しないときにはヘパリンを追加する。 

5: 脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。 

国試第1回午前:第57問

動脈の血流、血圧について誤っているのはどれか。

a: 平均血圧は最高血圧と最低血圧の算術平均である。

b: ヘマトクリット値の増加に伴い見かけの粘性は低下する。

c: 圧脈波の伝搬速度は血管壁の硬化や平均血圧の上昇に伴い増大する。

d: 拍動流では血圧が心臓収縮期と拡張期に対応して変動する。

e: 圧脈波の波形の変化は血管壁の性質や血管分岐部の反射などに起因する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第79問

血液浄化療法中に体内に空気が流入した際の対処法で誤っているのはどれか。

1: 酸素吸入を行う。

2: 血管拡張薬を注射する。

3: 血液ポンプを停止する。

4: 高気圧酸素治療を検討する。

5: 左側臥位にして頭を低くする。

国試第10回午後:第37問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 従圧式では補助呼吸性能がよい。

b: 従圧式ではPEEPができる。

c: 従量式では回路に漏れがあっても換気量は保たれる。

d: 従量式では気道内圧をモニタする必要はない。

e: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第71問

人工肺による血液ガス分圧の調節で正しいのはどれか。

a: 吹送ガス流量を減らすとPaO2は上昇する。

b: 吹送ガス流量を増やすとPaCO2は低下する。

c: 吹送酸素濃度を下げるとPaO2は低下する。

d: 吹送酸素濃度を上げるとPaCO2は上昇する。

e: 吹送酸素濃度を上げるとP$\overline{V}$O2は低下する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第70問

誤っているのはどれか。

1: 大動脈中の流れは常に層流である。

2: レイノルズ数が約2,000を超えると層流から乱流へ変わる。

3: パアズイユの流れでは、流量は管径、管長、両端での圧力差に依存する。

4: 生体組織は粘性と弾性をあわせもる。

5: 生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。

国試第20回午後:第52問

人工心肺の適正灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。

2: 体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べて多い。

3: 常温体外循環では低体温体外循環と比べて灌流量を低く設定する。

4: 平均大動脈圧を60~80mmHgに維持する。

5: 混合静脈血酸素飽和度70%を目標に灌流量を調節する。

国試第11回午前:第70問

持続注入ポンプについて誤っているのはどれか。

1: 注入圧アラームが作動した場合は回路の閉塞を点検する。

2: 近くで携帯電話を使用すると誤動作することがある。

3: 輸液の色によって気泡検出機能が誤動作することがある。

4: シリンジポンプは輸液ポンプより微量注入に適している。

5: ドロップセンサ方式では日光の直接照射は誤動作の原因となる。

ME2第31回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑える装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: 血圧値のゼロを大気圧に合わせることをゼロバランス調整という。

国試第18回午前:第27問

透析回路から気泡が体内に流入したときの処置で正しいのはどれか。(腎・泌尿器学)

a: 直ちに血液ポンプを止める。

b: 直ちにトレンデレンブルグ(Trendelenburg)体位にする。

c: 直ちに右側臥位にする。

d: 呼吸困難に対しては起坐位とする。

e: 酸素吸入を開始する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第29問

観血式血圧測定について正しいのはどれか。

1: チューブ内に気泡が混入すると平均血圧が下がる。

2: 血管内に留置したカテーテル内を蒸留水で満たす。

3: 加圧バッグの内圧は収縮期血圧に等しくする。

4: ゼロ校正の基準は中心静脈圧が使われる。

5: フラッシュデバイスは抗凝固薬の持続注入機能をもつ。

国試第4回午後:第37問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 従量式では回路に少々洩れがあっても換気量はよく保たれる。

b: 従量式は最近あまり用いられない。

c: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。

d: 従圧式は補助呼吸性能がよい。

e: 従圧式の長所はPEEPができることである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第66問

気管吸引について正しいのはどれか。

a: 人工呼吸器装着中は時間を決めて行う。

b: 人工呼吸器装着中は換気量や気道内圧が効果の指標となる。

c: 1 回の吸引操作で 10 秒以上の陰圧はかけない。

d: 重篤な低酸素血症は絶対的禁忌である。

e: 滅菌手袋を使用しなければならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第23問

滴下制御方式の輸液ポンプで誤っているのはどれか。

1: 薬液の表面張力によって一滴の量が異なる。

2: 点滴筒が傾かないように滴下センサを取付ける。

3: チューブを強く引っ張って取付けると流量誤差が大きくなる。

4: 輸液ポンプに付着した汚れはぬるま湯で拭き取る。

5: 保管中は商用電源に接続しておく。

国試第21回午後:第55問

PCPSについて正しいのはどれか。

a: 左心系の後負荷が増加する。

b: ローラポンプを使用する。

c: 開胸手術を必要とする。

d: 迅速に治療が開始できる。

e: 心肺蘇生に使用できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第39問

体外循環時のトラブルと処置との組み合わせで正しいのはどれか。

a: 空気塞栓 ――――――――-― 上半身挙上

b: 送血ポンプの停止 ――――-― 手動送血

c: 代謝性アシドーシス ―------― 炭酸水素ナトリウム(重曹)投与

d: 人工肺の故障 ――――――― 心臓マッサージ

e: 低体温からの復温 ――――-― 急速加温

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第57問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1: 血漿は非圧縮性流体である。

2: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。

3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。

4: 大静脈でのレイノルズ数は上腕動脈でのレイノルズ数より小さい。

5: ヤング率が同じであれば、太い血管ほど脈波伝播速度は小さい。

国試第5回午後:第72問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

a: 非侵襲的な測定ができる。

b: 静脈血酸素分圧を測定する。

c: 連続測定はできない。

d: 血管内への色素投与時には正確な測定ができない。

e: 心室細動時には測定できない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第17問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 動脈血酸素分圧を測定する。

2: 測定には超音波を用いる。

3: 採血による校正が必要である。

4: 耳朶で測定できる。

5: 不整脈の鑑別診断ができる。