誤っているのはどれか。
1: 細胞外液で最も多い陽イオンはNa+である。
2: 血清はフィブリノーゲンを含む。
3: ABO血液型でA型の血清中には抗B抗体が存在する。
4: 好酸球は顆粒白血球である。
5: 血小板は血液凝固に関係する。
1: 体液の約2/3は細胞内にある。
2: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。
3: 血漿タンパク質は膠質浸透圧を維持している。
4: 体重あたりの水分量は大人より乳幼児のほうが多い。
5: カリウム濃度は細胞外よりも細胞内のほうが高い。
体液について正しいのはどれか。
1: 成人男性の水分量は体重の約60%である。
2: 体重あたりの水分量は成人のほうが乳幼児よりも多い。
3: 体液の約30%は細胞内にある。
4: Na+の濃度は細胞内のほうが細胞外よりも高い。
5: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。
血液浄化について正しい組合せはどれか。
a: 血漿吸着 全血から分離した血球成分を吸着器に潅流する。
b: 血液濾過 全血から逆浸透膜を用いて濾液を除去する。
c: 細胞分離 血液中の細胞成分を除去する。
d: 直接血液吸着 全血を直接吸着器に潅流する。
e: 血液透析 膠質浸透圧差を利用して除去する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
基準値内にあるのはどれか。(血液学)
a: 赤血球数 450万/μl
b: 白血球数 5000/μl
c: 血小板数 90万/μl
d: ヘマトクリット値 20%
e: ヘモグロビン値 15g/dl
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
輸血製剤について正しいのはどれか。
1: 血小板製剤は2~6°Cで保存する。
2: 洗浄赤血球製剤は血漿分画製剤である。
3: 赤血球液の有効期間は21日間である。
4: 輸血製剤1単位は全血400mL由来である。
5: 血漿分画製剤は献血者1人から分離・製造される。
白血球減少症で正しいのはどれか。
a: 好塩基球数は増加する。
b: EBウイルス感染によって起こる。
c: 白血球数が3,000/μl以下をいう。
d: 好中球減少症では細菌に感染しやすくなる。
e: 無顆粒球症は単球がなくなった病態をいう。
正しいのはどれか。
1: A型の血清には凝集素抗Aが含まれる。
2: O型血液は凝集原のAとBの両者をもつ。
3: 白血球には抗原がない。
4: 保存血液とは採血後21日以降の全血のことである。
5: 輸血によるHIV感染は自己血輸血により予防できる。
1: 細胞内液で最も多い陽イオンはK+である。
2: 血液から血球成分を取り除いた部分が血漿である。
3: HCO3-は体液の弱アルカリ性を保持する働きがある。
4: 1mmol/lの濃度のCa2+イオンは1mEq/lに等しい。
5: 細胞外液量は細胞内液量の1/2~1/3である。
自動血球計数装置について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 赤血球数の測定にはオームの法則が用いられる。
2: 平均赤血球容積が得られる。
3: ヘモグロビン量が得られる。
4: ヘマトクリット値が得られる。
5: 濃縮した血液検体が用いられる。
a: 平均赤血球へモグロビン濃度(MCHC)は赤血球数とヘモグロビン値とから算出する。
b: リンパ球数は総白血球数と顆粒球数の実測値とから算出する。
c: 出血時間は正常血小板数の影響を受ける。
d: プロ卜ロンビン時間は対照正常値と比較して判断する。
e: 卜ロンビン時間は正常血漿の値との比(%)で表す。
a: 貧血では血液比重は低くなる。
b: 多発性骨髄腫では赤血球沈降速度は亢進する。
c: 非白血性白血病の血液中には白血病細胞は認められない。
d: 慢性骨髄性白血病では血小板数が減少する。
e: 悪性貧血は自己免疫性疾患の一つである。
体外循環中の血液について正しいのはどれか。
a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。
b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。
c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。
d: 血小板数は変化しない。
e: 血漿蛋白の変性が起こる。
a: 腎性貧血は正球性正色素性である。
b: 総鉄結合能は血清鉄と不飽和鉄結合能との和である。
c: 血清鉄の基準値は10~30μg/dlである。
d: 大量に出血すると血清鉄は上昇する。
e: ヘモグロビンには鉄が含まれている。
a: 生体の水分量は重量比で約60%である。
b: 血液の粘度は水に比べて小さい。
c: 細胞外液は非流動性の液体である。
d: エックス線は原子レベルでの情報を与える。
e: 血漿は弱アルカリ性である。
1: 成人男性の赤血球数は約500万/μLである。
2: 赤血球の寿命は約120日である。
3: (成熟)赤血球には核がある。
4: エリスロポエチンは赤血球産生を促進する。
5: 赤血球は骨髄でつくられる。
a: ヘマトクリットが40%前後の正常血液の粘度は37°Cにおいて1~1.5cPである。
b: 血漿は流速によって粘性が変化する非ニュートン流体である。
c: シグマ現象とは血管径の減少に伴って血液の見かけの粘性が減少するような現象である。
d: 細い血管中の血流では血球の軸集中現象がみられる。
e: 赤血球は血液の非ニュートン性の原因となる。
生体の感染防御に直接関係しない血液細胞はどれか。
1: 好中球
2: 好酸球
3: リンパ球
4: 赤血球
5: 単 球
赤血球について誤っているのはどれか。
1: 直径は約8μmである。
2: 寿命は約50日である。
3: 二酸化炭素を運搬する。
4: 酸素を運搬する。
5: 嫌気性代謝を行う。
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