第16回国試午前7問の類似問題

国試第20回午後:第68問

血液透析回路への空気混入時の対応はどれか。(人工腎臓装置)

a: 酸素吸入

b: トレンデレンブルグ体位で左側臥位

c: 抗凝固薬の増量

d: 血液回路の冷却

e: 静脈回路の遮断

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午後:第39問

動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)を低下させる手技はどれか。

1: 吸入気酸素濃度(FiO2)を増加させる。

2: 分時換気量を増加させる。

3: ポーズ(EIP)を付加する。

4: 呼気終末陽圧(PEEP)を付加する。

5: 呼吸回路の死腔を増加させる。

ME2第32回午後:第37問

PCPSの特徴として誤っているのはどれか。

1: 出血した血液を回収することができる。

2: 心停止下でも生命維持が可能である。

3: 素早く装着できるので救命手段として使用できる。

4: カニューレを経皮的に挿入する。

5: 人工肺を備えるので肺不全に対しでも使用できる。

国試第30回午前:第41問

保守点検に含まれないのはどれか。

1: 体外式除細動器の外装の清掃

2: 人工呼吸器のパクテリアフィルタの交換

3: 人工透析装置の劣化した医用プラグの交換

4: 輸液ポンプの送液流量精度の測定

5: 心電計の記録器の校正

国試第14回午後:第68問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 血液中の溶解型酸素の増量を目的とする。

b: 高気圧酸素環境下では多量の酸素が皮膚から浸透する。

c: 第2種装置内へはどのような医療機器も搬入できる。

d: 意識障害で耳管の開放ができない場合は鼓膜穿刺を施行する。

e: 治療終了後には必ず装置点検を行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第35問

ペースメーカの操作について誤っているのはどれか。

1: DDD型では心房と心室に電極を留置した。

2: 双極電極のdistal(先端部)をプラス側出力端子に接続した。

3: 心筋梗塞発症直後、一時的に体外式を使用した。

4: 植込み型を患者に植え込んだ後、パルス幅を体外から変更した。

5: 体外式の操作パネルを調整した後、カバーをした。

ME2第37回午後:第26問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 気泡を除くためにポンプを丹念にたたく。

3: ポンプを回してから送血側の鉗子を開く。

4: 気泡を誤送しない。

5: 吸引ポンプとして利用できる。

ME2第35回午後:第16問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 呼気相の回路内圧は陽圧である。

2: NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)では気管挿管は不要である。

3: CPAPは自発呼吸のある患者では使用できない。

4: 気管挿管時は加温加湿が必要である。

5: コンプレッサ内蔵の機種でも酸素の供給が必要である。

国試第26回午後:第34問

カテーテルアブレーションについて正しいのはどれか。

1: 冠動脈内病変を標的部位として焼灼する治療法である。

2: 装置には3~7kHzの低周波発生装置が必要である。

3: 対極板に接している組織が焼灼される。

4: 心房細動患者の治療に使用される。

5: 発作中の心室細動を止めるのに有用である。

国試第3回午後:第34問

従圧式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 気道抵抗が増加すると換気量が減少する。

b: 調節呼吸、補助呼吸のいずれも可能である。

c: 吸入療法によく用いられる。

d: 気道に洩れがあるときに不利である。

e: 長期人工呼吸に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第51問

人工心肺における体外循環中の事故への対応として誤っているのはどれか。

1: 膜型肺における血液の漏出・・・・・・・・人工肺の交換

2: 送血カニューレの脱落・・・・・・・・・・・・送血ポンプの停止

3: 脱血カニューレの脱落・・・・・・・・・・・・脱血回路の閉鎖

4: 大量の空気塞栓・・・・・・・・・・・・・・・・・送血ポンプの停止

5: 停電による送血ポンプの停止・・・・・・脱血回路の閉鎖

国試第19回午前:第70問

体外衝撃波砕石法について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 衝撃波発生に圧電素子を用いる。

b: 心電同期装置は不要である。

c: 下部尿路結石治療の第一選択である。

d: 腹部大動脈瘤合併患者にも安全に施行できる。

e: 回転楕円体の第二焦点に結石を置く。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第34問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 血圧が上昇すると流量が増加する。

3: ポンプを停止させると逆流が生じる。

4: ポンプの回転子は8000rpm程度で回転している。

5: 心筋保護液ポンプとして使用されている。

国試第31回午後:第63問

ICUで用いられる人工呼吸器の構成要素はどれか。

a: 呼気弁

b: 気道内圧モニタ

c: 酸素濃度調節装置

d: 二酸化炭素吸収装置

e: ピンインデックスシステム

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午後:第26問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 体外式は体外から刺激回数、出力、感度を調整する。

2: 体外式は一時的な心拍数低下症例に使用される。

3: 体外式の操作パネルは調整後にカバーをする。

4: 植込み型は皮下組織に埋没させて留置する。

5: 刺激電極は左心房内に留置する。

ME2第37回午後:第9問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: コーン型は内部に羽根(車)をもつ。

2: 血液はポンプの外側から流入し、中心から吐出する。

3: ポンプ停止時には逆流を生じる。

4: ポンプの回転数と流量は比例関係である。

5: 後負荷に依存しない流量特性をもつ。

国試第24回午前:第22問

AEDで誤っているのはどれか。(臨床医学総論)

a: ペースメーカ植込み患者には禁忌である。

b: 一次救命処置に含まれる。

c: 心室細動の場合、電気ショックの音声指示がある。

d: 胸の貼付薬は除去して電極を装着する。

e: 無脈性電気活動(PEA)の場合、電気ショックの音声指示がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第23問

大動脈瘤について正しいのはどれか。(循環器学)

1: 手術は人工血管を用いたバイパス術が基本である。

2: 胸腹部大動脈瘤手術合併症の対麻痺は脳梗塞が原因である。

3: 解離性大動脈瘤は血管外膜の亀裂によって生じる。

4: 急性大動脈解離ではIABPが禁忌である。

5: 腎動脈下腹部大動脈瘤の手術には人工心肺装置が必要である。

国試第32回午前:第3問

一般医療機器(クラスI)に分類されるのはどれか。

1: 補聴器

2: ネブライザ

3: 人工呼吸器

4: 冠動脈ステント

5: 粒子線治療装置

国試第3回午後:第70問

高(気)圧酸素療法の装置について誤っているのはどれか。

a: 第1種装置は患者1名だけを収容する小型タンクである。

b: 第1種装置は酸素で加圧することができる。

c: 第2種装置は患者とともに医療従事者も入ることができる大型タンクである。

d: 第2種装置は酸素で加圧することができる。

e: 第2種装置で監視できる生体情報は、我が国では心電図と脳波に限られる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e