第13回国試午前54問の類似問題

ME2第31回午後:第46問

脳波計の内部雑音の点検について正しいのはどれか。

1: 入力端子を短絡して測定した。

2: フィルタ帯域を0.5~30Hzに設定した。

3: サンプリング周波数を60Hzに設定した。

4: 脳波計の感度を標準感度に設定した。

5: Ag-AgCl電極を使用して行った。

ME2第34回午後:第24問

脳波の高感度記録(5倍感度)の雑音対策として不適切なのはどれか。

1: 電極コードは1本ずつ離して配置する。

2: 電極ボックスは患者の頭の近くに置く。

3: 周囲の医療機器はベッドからなるべく離して配置する。

4: 脳波計と同一の電源回線に大電力機器を接続しない。

5: 記録中に患者周囲での人の動きがないようにする。

国試第15回午前:第56問

心電図計測について正しいのはどれか。

1: 電極インピーダンスの主要成分はインダクタンスである。

2: 校正曲線の高さは標準で50mmである。

3: サーマルヘッド式はガルバノメータ式より周波数特性が優れている。

4: 除細動器の影響は時定数回路で除去できる。

5: 電気メスとの併用には有線式のモニタより無線式のモニタが有利である。

ME2第34回午後:第20問

脳波計について誤っているのはどれか。

1: 標準紙送り速さは3cm/sである。

2: 校正電圧には50μVの方形波を用いる。

3: 増幅器の同相弁別比は60db以上である。

4: 単極導出の基準電極装着部は耳垂(耳朶)である。

5: 高域通過フィルタの標準的な時定数は1.5sである。

国試第6回午前:第86問

正しいのはどれか。

a: 生体の電気特性の測定によって循環や呼吸に関する情報が得られる。

b: 生体インピーダンス測定は無侵襲的患者監視に適する。

c: 電気による測定から、逆推定によって容易に生体電気特性の絶対値が得られる。

d: 脂肪層の導電率は筋肉層の導電率より大きい。

e: 生体内の電磁波の波長は自由空間での波長と異なる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第27問

脳波計について正しいのはどれか。

a: 必要な周波数帯域は5.0?60Hzである。

b: 低域遮断周波数を規定する時定数は0.03秒である。

c: 雑音レベルは3.0μVp-p 以下である。

d: A/D変換時のサンプリング周波数は200 Hz以上である。

e: 最大感度は10μV/mm である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午前:第45問

生体計測用電極について誤っているのはどれか。

1: 電極面積が大きいほど電極インピーダンスは小さい。

2: 電極面積を小さくすると電極電位は小さくなる。

3: 同種の金属電極の使用は電極電位の影響を軽減させる。

4: 電極の表面が絶縁されていても交流信号の検出は可能である。

5: 電極インピーダンスは周波数とともに減少する。

国試第17回午前:第55問

生体電気計測について正しいのはどれか。

a: 電極静止電位は小さい方がよい。

b: Ag-AgC1電極は不分極電極である。

c: 差動増幅器の入力インピーダンスは小さい方がよい。

d: 皮膚インピーダンスは抵抗と静電容量の直列接続で表される。

e: 分極電圧は皮膚と電極との間に生じる直流電圧である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第27問

ディジタル脳波計について誤っているのはどれか。

1: 脳波導出にはシステムリファレンス電極が必要である。

2: 脳波記録終了後にモンタージュの変更ができる。

3: サンプリング間隔は100ms程度である。

4: 脳波記録終了後に表示感度の変更ができる。

5: 脳波記録終了後にフィルタ特性の変更ができる。

国試第3回午前:第82問

脳波測定器について誤っているのはどれか。

a: 周波数帯域は0.5~70Hzの範囲である。

b: 標準記録紙送り速度は30cm/sである。

c: 電極には分極電極が用いられる。

d: 増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。

e: ペン書き記録方式がよく用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第26問

誘発脳波計測について誤っているのはどれか。 

1: 脳手術時のモニタリングに利用される。 

2: 刺激から潜時をもって誘発電位が現れる。 

3: 刺激に同期して誘発電位の加算平均処理を行う。 

4: 聴性誘発電位計測にはクリック音が用いられる。 

5: 安静時脳波よりも誘発脳波の電位変動は大きい。 

国試第20回午前:第89問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 静電シールド内に電磁障害源が置かれる場合には、遮へい導体は接地する。

b: 心電計の誘導コードに用いるシールド線は高周波に限りシールド効果がある。

c: 心電図モニタリング中の患者に電気毛布を使用するときは、身体の下に導電性のシーツを敷く。

d: ペースメーカ装着患者は頭部MRI検査を受けられる。

e: 電気メスとIABPを同時に使用するときには、トリガ信号として動脈圧波形を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第28問

誘発脳波計測について正しいのはどれか。

a: 脳死判定の補助診断に利用される。

b: 刺激に同期して加算平均処理を行う。

c: 計測にホール素子を用いる。

d: 刺激を加える周期を潜時という。

e: 電極配置には標準12誘導を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第48問

図の漏れ電流測定器具について誤っているのはどれか。

img11215-48-0

1: 電圧計の入力インピーダンスは1MΩ以上必要である。

2: C1は0.15μFである。

3: R2は1kΩの無誘導抵抗を用いる。

4: C1とR1で構成される低域フィルタの遮断周波数は約1kHzである。

5: 人体の電撃に対する周波数特性を模擬している。

国試第27回午後:第26問

生体電気信号増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。

a: 大きさは入力信号の周波数に依存する。

b: 電極接触インピーダンスよりも十分大きくする。

c: 入力電圧と入力電流の波形から位相特性がわかる。

d: 単位にはデシベルを用いる。

e: 入力部に電界効果トランジスタを使うと小さくなる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第55問

脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 臨床上利用される周波数は0.5~100Hzである。

2: 標準感度は50μV/5mmである。

3: 時定数は0.3sである。

4: 周波数が8~14Hzの脳波をα波と呼ぶ。

5: β波はリラックスしているときの脳波である。

国試第13回午前:第53問

心電計について正しいのはどれか。

a: 電極インピーダンスは周波数に依存しない。

b: 電極ぺーストは皮膚-電極間のインピーダンスを下げる。

c: 時定数回路は不必要な周波数成分を減少させる。

d: 標準肢誘導にはゴールドバーガーの法則が適用される。

e: ミネソタコードは不整脈の検出のパラメータである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第52問

生体電気信号増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。

a: 入力信号の周波数に依存する。

b: 電極接触インピーダンスより充分大きくする。

c: 入力電圧と入力電流の波形から位相特性がわかる。

d: 単位にはデシベルを用いる。

e: 入力部に電界効果トランジスタを使うと小さくなる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第82問

正しいのはどれか。

a: 心拍動に伴う磁場を検出できる。

b: 脳の電気活動で生じる磁界が微弱なのは組織中で磁界が減衰するためである。

c: 脳の電気活動による磁界を頭皮上で計測すると10-10テスラ程度である。

d: 血液は磁界によって引きつけられる性質が強い。

e: 時間的に変化する磁界は組織内に電流を生じさせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第79問

脳波測定用増幅器について正しいのはどれか。

a: 周波数帯域は0.05~100Hzが必要である。

b: 増幅器には40dB程度の増幅度があれば十分である。

c: 同相弁別比の高い差動増幅器が必要である。

d: 9~15チャンネルのものが一般に用いられる。

e: 入力インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e