第13回国試午前42問の類似問題

国試第10回午前:第45問

健常成人の呼吸について誤っているのはどれか。

a: 赤血球は肺で酸素を取り込む。

b: 安静時の呼吸数は毎分10~12回である。

c: 気道における死腔は約150mlである。

d: 呼吸中枢は血液温に反応する。

e: 吸気は横隔膜が弛緩するときに起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午後:第28問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 測定にはポーラログラフィを用いる。

2: 二酸化炭素分圧による補正が必要となる。

3: センサ部分は測定部位に強く密着させる。

4: センサ周辺の皮膚温度は体温より低く保つ。

5: センサ装着部位の血行不良は誤差要因となる。

国試第3回午後:第30問

人工呼吸器装着時、目標とする動脈血酸素分圧(PaO2)はどれか。

1: 50 ~ 80mmHg

2: 80 ~ 150mmHg

3: 150~ 190mmHg

4: 190 ~ 250mmHg

5: 250~ 350mmHg

国試第5回午後:第30問

肺内圧と胸腔内圧について正しいのはどれか。

a: 自発呼吸時に肺内圧は常時陽圧である。

b: 自発呼吸時に胸腔内圧は常時陰圧である。

c: 通常の人工呼吸時に肺内圧は陰圧とはならない。

d: 人工呼吸時に胸腔内圧は吸気相で陽圧、呼気相で陰圧である。

e: 人工呼吸時に吸気終末の肺内圧は5cmH2Oを超えてはならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第57問

肺動脈カテーテル(スワン・ガンツカテーテル)を用いる計測について正しいのはどれか。

a: 熱希釈法は色素希釈法より精度が高い。

b: 熱希釈法ではカテーテル先端から冷却溶液を噴出させる。

c: 左心室圧を測定できる。

d: 中心静脈圧を測定できる。

e: 肺動脈楔入圧計測時は先端バルーンを膨らませる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第27問

経皮的血液ガス分圧測定装置について正しいのはどれか。

1: センサ付近の加温は体温以下にする。

2: センサの加温は装着後に行う。

3: センサの装着は血流のよい部位とする。

4: 長期間の測定ではセンサ装着部位を変更しない。

5: 低心拍出量患者での測定が可能である。

国試第27回午後:第11問

慢性閉塞性肺疾患(COPD)について正しいのはどれか。

a: 最大換気量の増加

b: 1秒率の低下

c: 気道抵抗の増加

d: 静肺コンプライアンスの増加

e: ピークフローの増加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第41問

人工呼吸の換気モードについて正しい組合せはどれか。

a: PEEP(positive end expiratory pressure)-------- 動脈血酸素分圧(PaO2)上昇

b: EIP(endinspiratory paus-------- 不均等換気是正

c: SIMV(synchronizintermittent mandatory ventilation)-------- 分時換気量増加

d: PSV(pressure support ventilation)-------- 呼気仕事量減少

e: CPAP(continuous positive airwpressure) -------- 機能的残気量減少

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午後:第48問

体外循環について誤っているのはどれか。

1: 生体の酸素需要に見合う灌流量を保つ。

2: 術前の収縮期血圧を維持する。

3: 末梢血管抵抗は適正灌流量の指標となる。

4: 低体温は適正灌流量に対する安全域を拡大する。

5: 血液希釈は微小循環を改善する。

国試第10回午後:第55問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 肺循環と体循環とを灌流する。

b: 完全体外循環中は心拍動を停止できる。

c: 灌流量は心拍出量の約80%を目安とする。

d: 血液のpH調節のため酸素と二酸化炭素を用いる。

e: 無血体外循環では抗凝固剤は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第65問

吸気終末停止(EIP)で正しいのはどれか。

a: 補助換気で使用できない。

b: PCV (pressure control ventilation)で設定する。

c: 吸気時間の 5% 程度に設定する。

d: 不均等換気が是正できる。

e: 静肺コンプライアンスを推定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第68問

人工呼吸器本体に供給する酸素の適正なおよその圧力[kPa]はどれか。

1: 100

2: 200

3: 300

4: 400

5: 500

国試第8回午前:第45問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: トリガ感度の点検にはテスト肺が有用である。

b: 人工鼻で吸気湿度を80%程度に保つことができる。

c: 従圧式人工呼吸器では設定圧を高くすると一回換気量は増加する。

d: 従圧式人工呼吸器で肺コンプライアンスが上昇すると換気量は減少する。

e: 小児には定常流(constant flow)方式を用いない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第67問

病態とその指標の変化との組合せで誤っているのはどれか。

1: 肺拡張低下 VT低下

2: 呼吸筋疲労 MVV(最大自発換気量)低下

3: 肺胞換気低下 PaCO2上昇

4: 低酸素血症 SpO2低下

5: 高二酸化炭素血症 A-aDo2開大

国試第29回午後:第70問

人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。

a: 小児の体表面積あたりの灌流量は成人よりも多い。

b: 血液希釈によって酸素解離曲線は右方に移動する。

c: 復温時には混合静脈血酸素飽和度は上昇する。

d: アルカローシスの補正に炭酸水素ナトリウムを用いる。

e: 膠質浸透圧の保持に乳酸加リンゲルを用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第56問

大気圧での空気呼吸・安静時における健康成人の動脈血酸素含有量の正常値(vol%)はどれか。

1: 10

2: 15

3: 20

4: 25

5: 30

国試第27回午後:第21問

パルスオキシメータが麻酔中のモニタとして有効でないのはどれか。

a: 酸塩基平衡異常

b: 麻酔ガス濃度

c: 片肺挿管

d: 気 胸

e: 空気塞栓

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第6問

呼吸機能について誤っているのはどれか。

1: 自発呼吸下の吸気時に肺胞内圧は陰圧である。

2: 機能的残気量は予備呼気量と残気量の和である。

3: 肺コンプライアンスが小さいと肺は膨らみやすい。

4: 肺動脈血の二酸化炭素分圧は肺静脈血のそれよりも高い。

5: 酸素は二酸化炭素よりも肺胞での拡散能が小さい。

国試第23回午後:第66問

3絶対気圧で高気圧酸素治療を行ったとき、健常成人の動脈血で正しいのはどれか。

1: 溶解型酸素量が結合型酸素量より多くなる。

2: 酸素含量は大気圧下酸素呼吸の約3倍に増える。

3: 酸素含量は低下するが溶解型酸素量は増加する。

4: 酸素分圧は約2200 mmHg になる。

5: 結合型酸素量は約60vol%になる。

国試第10回午後:第68問

健常成人が2絶対気圧の高気圧酸素治療を受けたとき、動脈血酸素分圧(PaO2)はおおよそいくらか。

1: 100mmHg

2: 200mmHg

3: 760mmHg

4: 1500mmHg

5: 2000mmHg