院内感染の標準予防策として正しいのはどれか。
1: 患者の常在菌保有率の検査
2: 院内感染発生に関する患者説明会の開催
3: 電子カルテによる感染症データの一元化
4: 適用症例の選別
5: 感染リスクの分類に基づく医療器材の消毒滅菌
インフルエンザウイルス感染症で正しいのはどれか。
a: 飛沫感染する。
b: ヒトからイヌに感染する。
c: 有効な抗ウイルス薬はない。
d: 三類感染症に分類される。
e: ワクチンによる予防効果が期待できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
感染病について正しいのはどれか。
a: 保菌者とは症状がなく特定の病原体をもつ感染者をいう。
b: 検疫伝染病は検疫法や国際保健規則により定められる。
c: 感染経路には直接伝播と間接伝播の二つがある。
d: サーベイランスは感染経路対策として有用である。
e: 日本脳炎は伝染予防法に基づく法定伝染病ではない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
インフルエンザについて正しいのはどれか。
1: 潜伏期間は5~7日である。
2: 主な感染経路は空気感染である。
3: 抗ウイルス剤を使用しなければ異常行動は起きない。
4: 非感染者がマスクをしても予防効果は低い。
5: 家畜のインフルエンザはヒトには感染しない。
感染症について誤っているのはどれか。
1: 病原体が生体内に侵入、増殖して引き起こす状態をいう。
2: 不顕性感染は抗体陰性で確認できる。
3: 垂直感染の一例として母乳を介した母から子への感染がある。
4: 抗がん剤治療は重篤な感染症を引き起こすことがある。
5: 咳やくしゃみによって病原体が伝搬することを飛沫感染という。
院内感染について正しいのはどれか。
a: 手袋を着用して処置をした場合、手袋取り外し後の手指衛生は不要である。
b: 標準予防策では、手袋、マスク、ガウン等の着用基準を定めている。
c: 患者の唾液は感染性があるものとして扱う。
d: 麻疹感染者の部屋への入室時には N95 マスクを着用する。
e: 入院前から感染し入院後に発症した場合、院内感染症とみなされる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
予防のためのワクチンがないのはどれか。
1: ノロウイルス感染症
2: ポリオ
3: 風 疹
4: B型肝炎
5: 日本脳炎