感染症について誤っているのはどれか。
1: 病原体が生体内に侵入、増殖して引き起こす状態をいう。
2: 不顕性感染は抗体陰性で確認できる。
3: 垂直感染の一例として母乳を介した母から子への感染がある。
4: 抗がん剤治療は重篤な感染症を引き起こすことがある。
5: 咳やくしゃみによって病原体が伝搬することを飛沫感染という。
感染症について正しいのはどれか。
1: 外来伝染病とは入院を必要としない伝染病のことである。
2: 不顕性感染とは感染して症状が発現した状態のことである。
3: 日和見感染は季節流行を繰り返す感染の種類である。
4: 流行予測は集団免疫の高さを参考にして行う。
5: 後天性免疫不全症候群(エイズ)の患者数は感染者数とほぼ同数である。
誤っているのはどれか。
1: 垂直感染とは母から子への感染である。
2: 日本脳炎は蚊によって媒介される。
3: 日和見感染とは季節によって変化する感染である。
4: 肝炎には輸血によって感染するものがある。
5: 院内感染にはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)によるものがあ る。
誤っているのはどれか。
1: 人間集団を対象とし、その健康および異常現象頻度についての法則性を見出す科学を「疫学」と言う。
2: 現在、我が国における三大死因は悪性新生物、心疾患、脳血管疾患である。
3: 我が国の疾病構造は感染症から成人病型へと変化してきた。
4: ラッサ熱、ペスト、痘瘡は一類感染症と指定されている。
5: 平成 30 年簡易生命表によると、日本人の0歳時の平均寿命は80歳を超えた。
感染病について正しいのはどれか。
a: 保菌者とは症状がなく特定の病原体をもつ感染者をいう。
b: 検疫伝染病は検疫法や国際保健規則により定められる。
c: 感染経路には直接伝播と間接伝播の二つがある。
d: サーベイランスは感染経路対策として有用である。
e: 日本脳炎は伝染予防法に基づく法定伝染病ではない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: グラム陽性菌と陰性菌は、色素による染まり方の差で区別される。
b: 好気性菌と嫌気性菌は、発育に酸素を必要とするか否かで区別される。
c: ひよりみ感染とは、ある限られた気温と湿度の下でのみ感染を起こし得る菌の感染をいう。
d: 抗酸菌とは、滅菌にホルムアルデヒドが効かない菌をいう。
e: グラム陰性桿菌は病院内感染を起こしやすい微生物の一つである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
感染症について正しいのはどれか。
a: 輸入感染症は減少している。
b: 法定伝染病は伝染病予防法で13種類が規定されている。
c: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は注射で感染する。
d: MRSAは院内感染が多い。
e: インフルエンザ予防接種は定期の予防接種である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
a: コレラは三類感染症である。
b: インフルエンザは届出伝染病である。
c: 病院内で緑膿菌感染が発見されたら、保険所に届け出なければならない。
d: 病院内で血液に接触する可能性のある従事者にはB型肝炎ワクチン接種が法律により義務づけられている。
e: いわゆるAIDSウイルスは、性的接触がなければ感染しない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e