第11回国試午後65問の類似問題

国試第17回午前:第17問

局所の循環障害について正しい組合せはどれか。

a: 局所に流入する動脈血の著しい不足 虚 血

b: 局所における血漿成分のうっ滞 うっ血

c: 血球成分の血管外への流出 浮腫

d: 遊離異物による血管内腔の閉塞 血栓症

e: 動脈の閉塞による局所の壊死 梗塞

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第47問

体外循環中の血液について正しいのはどれか。

a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。

b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。

c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。

d: 血小板数は変化しない。

e: 血漿蛋白の変性が起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第66問

体外循環中の血液について正しいのはどれか。

a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。

b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。

c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。

d: 血小板数は変化しない。

e: 血漿蛋白の変性が起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第79問

透析用患者監視装置の警報項目とその原因との組合せで正しいのはどれか。

a: 動脈側圧上昇 ----- ダイアライザ内血液凝固

b: 静脈側圧上昇 ----- 脱血不良

c: 透析液圧上昇 ----- 給水圧低下

d: 気泡混入 --------- 返血針脱落

e: 漏 血 ------------ 膜破損

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第35問

透析装置で気泡検知計を必ず設置しなければならないのはどこか。

1: 脱血(動脈)側ライン

2: 返血(静脈)側ライン

3: 透析液供給ライン

4: 透析液排液ライン

5: 生理食塩液ライン

国試第33回午前:第76問

維持透析用として適切でないバスキュラーアクセスはどれか。

1: 自己血管内シャント

2: 人工血管内シャント

3: 動脈表在化法

4: 動脈直接(cid:7973)刺法

5: 静脈カテーテル法

国試第23回午後:第73問

人工肺のガス交換トラブル時の点検項目で誤っているのはどれか。

1: 酸素供給ラインの接続状況

2: 供給酸素流量

3: 人工肺の破損の有無

4: ガス側への血漿漏出の有無

5: 貯血槽の液面レベル

国試第9回午後:第53問

人工心肺装置を用いた体外循環中に空気塞栓が発生した。 送血停止の後に行うべき処置として正しいのはどれか。

1: トレンデレンブルグ体位にして低温で上大静脈送血を行う。

2: ファウラー体位にして低温で大動脈送血を行う。

3: トレンデレンブルグ体位にして高温で大動脈送血を行う。

4: ファウラー体位にして高温で上大静脈送血を行う。

5: 仰臥位にして低温で大動脈送血を行う。

ME2第32回午後:第20問

人工心肺の血液の流れとして正しいのはどれか。

1: 右心房 → 貯血槽 → 血液ポンプ → 人工肺 → 大動脈

2: 左心房 → 血液ポンプ → 貯血槽 → 人工肺 → 大動脈

3: 大動脈 → 人工肺 → 貯血槽 → 血液ポンプ → 大静脈

4: 右心房 → 血液ポンプ → 人工肺 → 貯血槽 → 大動脈

5: 肺動脈 → 人工肺 → 貯血槽 → 血液ポンプ → 肺静脈

ME2第29回午後:第37問

人工心肺の操作・対処として誤っているのはどれか。

1: 尿の排出によって貯血量が低下してきたので補液した。

2: 動脈圧(血圧)が低いので末梢血管を収縮させる薬剤を投与した。

3: 体外循環中にACT (全血活性化凝固時間)値が低いのでプロタミンを投与した。

4: 動脈血炭酸ガス分圧が高いので人工肺への酸素流量を増やした。

5: 術野で無血視野が確保できないので吸引量を増やした。

国試第10回午後:第48問

人工心肺による体外循環中に血液を希釈する目的として正しいのはどれか。

a: 空気塞栓症を予防する。

b: 血液の粘度を下げる。

c: 組織灌流を良好にする。

d: 使用血液量を節減する。

e: 生体の酸素需要を促進する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午前:第53問

血液浄化法で血液の体外循環回路がないのはどれか。

1: 血液透析

2: 腹膜透析

3: 血液濾過

4: 血漿交換

5: 血漿吸着

国試第29回午後:第70問

人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。

a: 小児の体表面積あたりの灌流量は成人よりも多い。

b: 血液希釈によって酸素解離曲線は右方に移動する。

c: 復温時には混合静脈血酸素飽和度は上昇する。

d: アルカローシスの補正に炭酸水素ナトリウムを用いる。

e: 膠質浸透圧の保持に乳酸加リンゲルを用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第22問

人工心肺用遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: ポンプヘッドの外周側から血液を流入させる。

2: 流量計は不要である。

3: ベントポンプとして使用できる。

4: ポンプ出口を閉鎖してからポンプを停止させる。

5: 気泡を取り除くために回転体の軸周辺を強く叩く。

国試第10回午後:第55問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 肺循環と体循環とを灌流する。

b: 完全体外循環中は心拍動を停止できる。

c: 灌流量は心拍出量の約80%を目安とする。

d: 血液のpH調節のため酸素と二酸化炭素を用いる。

e: 無血体外循環では抗凝固剤は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第45問

臨床工学技上が医師の指示下に行えるのはどれか。

a: 気管内および気管挿管内の吸引

b: 人工心肺装置の操作に必要な装置からの採血

c: 血液浄化装置の先端部の外シャントヘの接続

d: 人工呼吸装置回路の先端部の気管チューブヘの接続

e: 血圧測定用に単独に留置された血管カテーテルからの採血

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第32問

うっ血性心不全の対策として誤っているのはどれか。

1: 安静

2: 食塩制限

3: ジギダリス剤の投与

4: 血管拡張薬の投与

5: 輸血

ME2第33回午後:第7問

人工心肺について正しいのはどれか。

1: 気泡型人工肺が現在もっとも多く使用される。

2: 血液ポンプとしてフィンガポンプが用いられる。

3: 血液は大動脈から脱血して右心房に送られる。

4: 血液回路は塩化ビニル製である。

5: 心筋保護液は体外循環開始前に投与する。

ME2第35回午後:第16問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 呼気相の回路内圧は陽圧である。

2: NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)では気管挿管は不要である。

3: CPAPは自発呼吸のある患者では使用できない。

4: 気管挿管時は加温加湿が必要である。

5: コンプレッサ内蔵の機種でも酸素の供給が必要である。

国試第24回午後:第70問

人工心肺中の操作で誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: PaCO2は吹送ガス流量の増減で調整できる。

2: ACTを400秒以上に維持する。

3: 復温は送脱血温の温度較差を10°C以内にする。

4: 大動脈遮断解除時は一時的に送血量を増加させる。

5: 離脱開始時は最初に脱血量を減少させる。