第8回国試午後44問の類似問題

国試第26回午後:第2問

臨床工学技士が行ってよいのはどれか。

a: 気管挿管

b: 人工呼吸装置使用時の喀痰吸引

c: 留置カテーテルからの採血

d: 内シャント穿刺

e: 動脈穿刺

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第79問

血液透析施行中に静脈圧下限警報が鳴った。原因として考えられないのはどれか。

1: 脱血不良

2: ダイアライザ内の血液凝固

3: 静脈側ドリップチャンバ内の血液凝固

4: 動脈側回路の折れ曲がり

5: 静脈側回路の穿刺針からの脱落

国試第13回午後:第54問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 希釈体外循環は腎不全防止に効果がある。

b: 希釈体外循環の希釈率は10~20%が妥当である。

c: 加温時には脱血温と熱交換器内血液温との差を20~25°Cに保つ。

d: 体外循環中はアシドーシスに傾く。

e: $ \mathrm{S}{\overline{v}}_{O_2} $(混合静脈血酸素飽和度)70%を目標に灌流量を設定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環について正しいのはどれか。

1: .ヘパリンは送血管および脱血管の挿入が完了した後に投与する。

2: .ACT(活性化凝固時間)は150~250秒に維持する。 

3: 目標とする至適灌流量が得られた状態を完全体外循環という。 

4: 血液希釈限界はヘモグロビン10g/dLである。 

5: 復温灌流中には送脱血温の温度較差を10℃以内とする。 

国試第1回午後:第41問

血液透析中の血液回路内に空気が入る原因として誤っているのはどれか。

a: 動脈側カニューレの接続不良

b: 洗浄充填回路の閉塞のし忘れ

c: 圧モニター回路の接続不良

d: 静脈側カニューレの接続不良

e: 静脈回路の折れ曲がり

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理について正しいのはどれか。 

1: ワルファリン内服患者ではカニュレーション開始前のヘパリン投与は不要である。 

2: 完全体外循環中にACTが600秒以上になった場合には少量のプロタミンを投与する。 

3: 人工心肺離脱後のプロタミン投与時には心機能は良好であっても血圧低下に注意する。 

4: 人工心肺離脱後の送血カニューレの抜去はプロタミン投与後に行う。 

5: 人工心肺離脱後はプロタミン投与後も吸引ポンプで出血を回収し使用血液量の節減に努める。 

国試第22回午前:第24問

透析回路から気泡が体内に流入したときの処置で正しいのはどれか。

a: 直ちに血液ポンプを止める。

b: 直ちにトレンデレンブルグ体位にする。

c: 右側臥位にする。

d: 呼吸困難に対しては起坐位とする。

e: 酸素吸入を開始する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第72問

乳幼児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。

a: 無輸血体外循環が容易である。

b: 体重1 kg 当たりの適正灌流量が少ない。

c: 目標灌流圧が低い。

d: 体液バランスの不均衡が生じやすい。

e: 急速な冷却が望ましい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第39問

内視鏡外科手術で正しいのはどれか。

1: 気腹には酸素を使用する。

2: 気腹によって血圧は上昇する。

3: 気腹中の電気メス使用は禁忌である。

4: 肺動脈血栓塞栓症対策が必要である。

5: 手術用ロボットは無人手術が可能である。

国試第33回午前:第76問

維持透析用として適切でないバスキュラーアクセスはどれか。

1: 自己血管内シャント

2: 人工血管内シャント

3: 動脈表在化法

4: 動脈直接(cid:7973)刺法

5: 静脈カテーテル法

国試第25回午後:第79問

血液浄化療法中に体内に空気が流入した際の対処法で誤っているのはどれか。

1: 酸素吸入を行う。

2: 血管拡張薬を注射する。

3: 血液ポンプを停止する。

4: 高気圧酸素治療を検討する。

5: 左側臥位にして頭を低くする。

国試第35回午前:第74問

人工心肺を用いた体外循環においてインシデントレポートを提出すべきなのはどれか。 

a: ヘパリン投与後にACTを測定しなかった。 

b: ヘマトクリット値が低下したため赤血球輸血を行った。 

c: 血圧が低下したため流量を増加させた。 

d: 体外循環離脱困難でありIABPを挿入した。 

e: 大動脈遮断後ヘパリンを投与していないことに気づき、ヘパリンを投与した。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第53問

体外循環中の人工心肺装置内モニタ項目でないのはどれか。(体外循環装置)

1: 吹送ガス流量

2: 貯血槽内の血液レベル

3: 送血流量

4: 血液回路内圧

5: 漏血量

国試第20回午前:第23問

大動脈瘤について正しいのはどれか。(循環器学)

1: 手術は人工血管を用いたバイパス術が基本である。

2: 胸腹部大動脈瘤手術合併症の対麻痺は脳梗塞が原因である。

3: 解離性大動脈瘤は血管外膜の亀裂によって生じる。

4: 急性大動脈解離ではIABPが禁忌である。

5: 腎動脈下腹部大動脈瘤の手術には人工心肺装置が必要である。

国試第31回午後:第72問

慢性腎不全による維持透析患者における人工心肺管理で正しいのはどれか。

1: 無輸血体外循環が容易で ある。

2: 血清カリウム値は高めになるよう補正する。

3: 灌流圧は高めになる場合が多い。

4: 利尿薬を大量に用い自尿の確保に努める。

5: 術中透析施行中はその流量分だけ灌流量を増やす。

国試第20回午前:第24問

術後肺動脈血栓塞栓症の予防として適切でないのはどれか。(循環器学)

1: 早期離床

2: 弾性ストッキングの着用

3: 両下肢の間欠的圧迫装置の着用

4: 両下肢の挙上

5: 下肢静脈からの輸液

国試第17回午後:第52問

貯血槽について誤っているものはどれか。

1: 循環血液量のバランスコントロールの役割を持つ。

2: 脱血カニューレから吸引した気泡を除去する。

3: 貯血量の低下は送血回路への気泡混入の危険を招く。

4: 体外循環中の貯血量は一定である。

5: 薬液の注入にも用いられる。

国試第14回午後:第65問

人工心肺を用いる体外循環時の血液希釈について正しいのはどれか。

a: 酸素運搬能が増加する。

b: 末梢組織での循環不全を防止する。

c: 血液使用量を節減する。

d: ヘマトクリット値を20%前後に保つ。

e: 血液粘度が上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第73問

人工心肺を用いた開心術中の心筋保護について正しいのはどれか。

a: 細胞内液型心筋保護液のナトリウム濃度は細胞外液型より低い。’

b: 高カルシウム液で心停止を得る。

c: 心筋保護液に血液を混じる場合には超低温がよい。

d: 僧帽弁手術では選択的冠灌流が必要である。

e: 逆行性冠灌流の場合には冠静脈洞から注入する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第38問

内視鏡外科手術について正しいのはどれか。 

1: 気腹には窒素を使用する。 

2: 気腹により静脈還流量は減少する。 

3: 気腹中の電気メス使用は困難である。 

4: 腹腔内圧は手動で維持する。 

5: 下肢深部静脈血栓症対策は不要である。