第7回国試午前81問の類似問題

国試第2回午後:第62問

除細動器について誤っているのはどれか。

1: 出力がフローティング型のものは本体の接地はとらなくてよい。

2: 電極にはペーストを十分に塗る。

3: 体外通電では、電極は約5kgの力で押し付けられる。

4: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を用いる。

5: 心室細動の除細動には体外通電と体内直接通電の二つがある。

国試第25回午後:第33問

ICD(植込み型除細勤器)について正しいのはどれか。

a: 心室細動に対して高周波通電を行う。

b: AEDの別名である。

c: 心房細動にも適用する。

d: 頻拍停止に対するペーシング機能を持つ。

e: 通電エネルギーは数十ジュールである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第53問

心電計について正しいのはどれか。

a: 電極インピーダンスは周波数に依存しない。

b: 電極ぺーストは皮膚-電極間のインピーダンスを下げる。

c: 時定数回路は不必要な周波数成分を減少させる。

d: 標準肢誘導にはゴールドバーガーの法則が適用される。

e: ミネソタコードは不整脈の検出のパラメータである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第43問

ある心電計の患者測定電流の1つを測定したい。漏れ電流測定用器具(MD)はどこに入れればよいか。

1: 右手誘導コードと機器の接地端子との間

2: 右手誘導コードと左手誘導コードとの間

3: 左手誘導コードと壁面接地端子との間

4: 信号入力部と壁面接地端子との間

5: 信号出力部と胸部誘導V1のコードとの間

国試第6回午前:第86問

正しいのはどれか。

a: 生体の電気特性の測定によって循環や呼吸に関する情報が得られる。

b: 生体インピーダンス測定は無侵襲的患者監視に適する。

c: 電気による測定から、逆推定によって容易に生体電気特性の絶対値が得られる。

d: 脂肪層の導電率は筋肉層の導電率より大きい。

e: 生体内の電磁波の波長は自由空間での波長と異なる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第79問

生体の電気現象を計測するための増幅器で正しいのはどれか。

a: 増幅器への入力電圧をEiその出力連圧をE0とするとEi/E0を電圧増幅率という。

b: 増幅器の感度は電圧利得で表すことができる。

c: 差動増幅器の両入力端子に等しい振幅の同相入力を加えると出力は零になる。

d: 前置増幅器は入力インピーダンスを小さくするように設計されている。

e: 心電図を記録するための増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午後:第51問

電撃閾値の周波数特性について正しいのはどれか。

1: 直流で閾値は最小である。

2: 商用交流付近で閾値は最大である。

3: 1kHz以上で閾値は周波数に比例して高くなる。

4: 体表から100Hz、10mAの電流で心室細動を誘発する。

5: 10kHzで感知できる電流の最小値は200mA程度である。

国試第1回午後:第68問

除細動器について正しいのはどれか。

a: コイルに充電した数千ボルトのエネルギーをコンデンサを介して生体に放出する。

b: 通電時間は数ミリ秒である。

c: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を使用する。

d: 電極にはペーストを十分に塗り、また出力フローティングを確保する。

e: 最大出力エネルギーは約40J(ジュール)である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第31問

トランジットタイム型超音波血流計の特徴で誤っているのはどれか。

a: 計測前にゼロ点補正が必要である。

b: 複数チャネルの同時計測が可能である。

c: ポリ塩化ビニル製体外循環回路で計測できる。

d: 外径 1mm 程度の動脈で計測できる。

e: 電磁血液計よりも電磁的干渉を受けやすい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第83問

漏れ電流を測定するのに必要なのはどれか。

a: フルスケール100~200mVの交流電圧計

b: 人体の電撃に対する電気特性を模擬した回路

c: 10Hz~100kHzのインピーダンス測定器

d: 方形波を出力することができる発振器

e: 電源極性切り替えスイッチを内蔵した電源ボックス

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。

b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。

c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。

d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。

e: Bモード画像描出には連続波を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第57問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: 体外式ペースメーカは頻脈性不整脈の治療に使用する。

b: 植込み式ペースメーカの出力などのパラメータは体外から変更できない。

c: VVIペースメーカでは自己心拍により刺激発生が抑制される。

d: パルス振幅は約5V、パルス幅は約1msである。

e: リチウム電池の寿命は約2年である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第56問

心機能の計測法として用いられるのはどれか。(生体計測装置学)

a: 熱希釈法

b: カラードプラ法

c: ニューモグラフィ

d: サーモグラフィ

e: スパイロメトリ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第33問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: VDDモードでは刺激部位は心房である。

b: 植込み型ペースメーカにはニッケルカこドミウム電池が使用される。

c: VVIRでは人体の活動量に反応する機能がある。

d: 心臓再同期療法では右室と左室とを向時に刺激する。

e: DDDペースメーカは慢性心房細動の徐脈によい適応がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第81問

装着部の形別分類について正しいのはどれか。

a: 食道誘導心電図はCF形の心電計を使用して測定する。

b: 形別分類は装着部の測定電流の値によって分類される。

c: BF形はフローティングされているので直接心臓に適用できる。

d: 患者漏れ電流IIはB形の単一故障状態の漏れ電流である。

e: F形絶縁装着部に外部電圧がかかった状態は単一故障状態である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第47問

心臓ペースメーカで誤っているのはどれか。

1: VVIには心房用と心室用のそれぞれに電極が必要である。

2: 左心室と右心室を同時にペーシングして同期させ心機能の改善を図ることができる。

3: 植込み後にペーシングモードの設定を変更することができる。

4: VVIは一定時間内に自発心電図を検出すると心室を刺激しない。

5: 植込み型除細動器は通常心臓ペースメーカの機能をあわせ持っている。

ME2第33回午後:第30問

心電図モニタで心拍数の誤検出の原因となりにくいのはどれか。

1: 高振幅T波

2: 筋電図の混入

3: ペースメーカ刺激電圧

4: 低振幅R波

5: 低振幅P波

国試第4回午後:第73問

電撃について正しいのはどれか。 

a: 人体の反応は電流の流入出部によって異なる。

b: His束心電図検査は心臓に直接電流が流れ込み、心室細動が発生しないよう注意して行われる。

c: 皮膚に0.1mAの商用交流電流が流れるとビリビリと感じる。

d: 体表から受ける電撃により起こる事故死の多くは心筋症によるものである。

e: ミクロショックの場合、数μAの交流電流でも危険である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第28問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: ジェネレータの交換後はペーシング閾値が上昇する。

2: 慢性心房細動の患者はVVIモードでペーシングする。

3: VVIモードでは電磁干渉によりペーシングが抑制される。

4: センシング感度はR波高の1/2~1/3程度とする。

5: 心室電極は右心室に留置される。

国試第3回午前:第90問

誤っているのはどれか。

1: 電磁血流計は電磁誘導を利用した計測器である。

2: 超音波ドップラ血流計は無侵襲計測器である。

3: レーザドップラ血流計は赤血球からの散乱光を利用した計測器である。

4: 色素希釈法は心拍出量計測に利用される。

5: 熱希釈法は体温変化を利用した血流計測法である。