第6回国試午後46問の類似問題

国試第5回午前:第28問

血液濾過法の特徴として正しいのはどれか。

a: 自己免疫疾患に有効である。

b: 血液透析よりも無菌処理への配慮が少なくて済む。

c: 不均衡症状を起こしにくい。

d: 血液透析と比較して中分子量物質の除去効率がよい。

e: 血液透析と比較して小分子量物質の除去効率がよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第35問

血液透析において次の項目を増加させた場合、小分子量物質(分子量500以下)のクリアランスに最も影響を与えるのはどれか。

1: 血流量

2: 膜面積

3: 透析時間

4: 透析液流量

5: 除水速度

国試第23回午前:第16問

正しい組合せはどれか。

a: 腎性貧血 ---------------- エリスロポエチン

b: IgA腎症 ---------------- 血漿交換

c: 高カリウム血症 ----------- 陰イオン交換樹脂

d: 低カルシウム血症 -------- 活性型ビタミンD

e: 高リン血症 -------------- 炭酸カルシウム

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第84問

浸透圧に関して正しいのはどれか。

a: 0.9%食塩水は血漿と等張である。

b: 5%ブドウ糖水溶液は血漿と等張である。

c: 単位はmOsm/lである。

d: 赤血球を高張液に入れると溶血する。

e: 血漿浸透圧への関与は蛋白質が電解質より大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第61問

透析実施中回路内に凝血が認められた。考えられる原因はどれか。

a: 透析液浸透圧の異常

b: プロタミンの不足

c: ヘパリンの不足

d: 血流量の不足

e: 透析液流量の不足

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午前:第10問

腎臓について誤っているのはどれか。

1: 体液の浸透圧を調節する。

2: ビタミンDを活性化させる。

3: 糸球体で濾過が行われる。

4: 原尿の約60%は尿細管で再吸収される。

5: 原尿の再吸収には抗利尿ホルモンが関係する。

国試第12回午後:第67問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 圧力は1絶対気圧以下でもよい。

b: 血液中の溶解型酸素量の増加には限界がある。

c: ヘモグロビンと結合する酸素量の増加には限界がある。

d: 減圧は段階的に行う。

e: 第1種装置内へは眼底鏡を持ち込める。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第65問

高気圧酸素治療の効果で正しいのはどれか。 

a: 腸内ガスの膨張 

b: 血糖値コントロールの改善 

c: 創傷治癒の促進 

d: 末梢組織の酸素化 

e: 感染に対する好中球活性の上昇 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第46問

血液透析中に起こる空気誤入に関して正しいのはどれか。

a: 症状として激しい咳嗽が起こる。

b: 血液ポンプの回転数が少ないと起こる。

c: 緊急処置として動脈回路を鉗子で遮断する。

d: 血圧は上昇するので血管拡張薬を舌下投与する。

e: 処置として左を下にする側臥位で頭を心臓より下方とする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第1問

一次予防で正しい組合せはどれか。

1: 腎不全 ---------- 透析療法

2: 高血圧 ---------- 降圧剤投与

3: 脳卒中 ---------- 過労の防止

4: 心筋梗塞 -------- 心電図検査

5: 骨折 ------------ リハビリテーション

国試第4回午前:第33問

正しいのはどれか。

1: 正常では糸球体濾液の組成は血漿の組成に等しい。

2: 遠位尿細管の作用は管腔への物質の分泌のみである。

3: 腎動脈狭窄が起きるとレニン・アンギオテンシン系が抑制される。

4: 浮腫のみられる疾病の一つにネフローゼ症候群がある。

5: 血液透析法における外シャントとは表在性静脈間のバイパスのことである。

国試第14回午後:第47問

血液透析液組成として正しい組合せはどれか。

1: カリウム―――――2.5mEq/l

2: リン―――――――5.0mg/dl

3: マグネシウム―――4.0mEq/l

4: 酢酸―――――――0.5mEq/l

5: ブドウ糖―――――400mg/dl

国試第18回午後:第66問

血漿吸着療法および血液吸着療法の適応と使用吸着剤との組合せで正しいのはどれか。(血液浄化装置)

a: 透析アミロイドーシス 活性炭

b: 重症敗血症 ポリミキシンB固定化線維

c: 巣状糸球体硬化症 キストラン硫酸固定化セルロースビーズ

d: 潰瘍性大腸炎 ポリエチレンテレフタレート

e: 薬物中毒 ヘキサデシル基固定化セルロースビーズ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午後:第67問

透析中に血流量低下が認められたときの対処法として正しいのはどれか。

a: 穿刺側の肢位を正す。

b: 穿刺針の固定を調整する。

c: 透析液流量を下げる。

d: 頭を高くして左側臥位をとる。

e: 血液回路をフラッシュする。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午後:第69問

人工心肺時の血液希釈について誤っているのはどれか。

1: 血液粘性が低下する。

2: 膠質浸透圧が低下する。

3: 酸素運搬能が増加する。

4: 溶血が軽減する。

5: 酸素解離曲線が左方移動する。

国試第16回午後:第64問

我が国の透析患者について正しいのはどれか。

1: 年間粗死亡率は約10%である。

2: 血清アルブミン濃度が高いと生命予後は悪化する。

3: 尿素のKt/Vが増加すると生命予後は悪化する。

4: 死亡原因第1位は感染症である。

5: 男性の生命予後は女性より良好である。

国試第9回午後:第65問

標準的な連続的腹膜透析(CAPD)について正しいのはどれか。

a: アルカリ化剤として乳酸塩が用いられる。

b: 浸透圧調節物質としてグルコースが用いられる。

c: 透析液パッグ交換時に滅菌(殺菌)システムが用いられる。

d: 抗凝固剤としてへパリンが用いられる。

e: アクセスとして内シャントが用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第10問

呼吸調節について正しいのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧(PaO2)の低下は頚動脈洞で感知される。

b: 動脈血pHの低下は換気量を減少させる。

c: 延髄の化学受容器は動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)に反応しない。

d: 肺への迷走神経知覚枝を切断すると吸息が延長する。

e: 心拍出量の減少は呼吸数を増加させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午後:第39問

高気圧酸素治療の治療圧力で正しいのはどれか。

1: 1.3絶対気圧

2: 1.8絶対気圧

3: 2.5絶対気圧

4: 3.8絶対気圧

5: 4.3絶対気圧

国試第5回午前:第12問

腎臓の働きで誤っているのはどれか。

a: 血中の老廃物を排泄する。

b: 血中のアルブミンとグロブリン濃度を調節する。

c: 血中の乳酸を尿中に排泄する。

d: 体液の水分量とイオン濃度を調節する。

e: 体液の浸透圧とpHをほぼ一定の範囲に保つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e