第38回午前第57問の類似問題

第44回午後:第66問

介護保険法における特定疾病はどれか。  

1: 筋強直性ジストロフィー

2: 脊髄小脳変性症

3: Huntington病

4: 多発性硬化症

5: 脳性麻痺

第50回午後:第83問

介護保険法の特定疾病に含まれるのはどれか。  

1: 筋ジストロフィー

2: 多発性硬化症

3: 多発性筋炎

4: ポリオ後症候群

5: Parkinson病

第57回午後:第95問

介護保険法に規定される特定疾病はどれか。2つ選べ。  

1: 間質性肺炎

2: 拡張型心筋症

3: 脊髄小脳変性症

4: 変形性肘関節症

5: 閉塞性動脈硬化症

  • 答え:3 ・5
  • 解説:介護保険法に規定される特定疾病は16種類あり、その中で脊髄小脳変性症と閉塞性動脈硬化症が該当します。
  • 間質性肺炎は特定疾病には含まれていないため、誤りです。
  • 拡張型心筋症は特定疾病には含まれていないため、誤りです。
  • 脊髄小脳変性症は介護保険法に規定される特定疾病の一つであり、正解です。
  • 変形性肘関節症は特定疾病には含まれていないため、誤りです。
  • 閉塞性動脈硬化症は介護保険法に規定される特定疾病の一つであり、正解です。
  • 科目:保健医療福祉
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午前:第75問

疾患と病理変化の組合せで誤っているのはどれか。  

1: Parkinson病 - 大脳白質の変性

2: 多発性硬化症 - 中枢神経の脱髄

3: Huntington病 - 線条体の変性

4: Alzheimer型認知症 - 大脳皮質の変性

5: 筋萎縮性側索硬化症 - 脊髄前角細胞の脱落

第35回午後:第84問

自律神経症状を主症状とする疾患はどれか。  

1: 重症筋無力症

2: 多発性硬化症

3: アルツハイマー型痴呆

4: パーキンソン病

5: シャイ・ドレイガー症候群

第56回午後:第98問

疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。  

1: Alzheimer型認知症 ── パーキンソニズム

2: 血管性認知症 ── 情動失禁

3: 進行性核上性麻痺 ── 他人の手徴候

4: 大脳皮質基底核変性症 ── 幻 視

5: Lewy小体型認知症 ── アテトーゼ

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、疾患と症状の正しい組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは血管性認知症と情動失禁です。
  • Alzheimer型認知症ではパーキンソニズムは見られません。パーキンソニズムはLewy小体型認知症で見られる症状です。
  • 血管性認知症では情動失禁が見られます。これは正しい組み合わせです。
  • 進行性核上性麻痺では他人の手徴候は見られません。他人の手徴候は大脳皮質基底核変性症の症状です。
  • 大脳皮質基底核変性症では幻視は見られません。幻視はLewy小体型認知症の初期で見られる症状です。
  • Lewy小体型認知症ではアテトーゼは見られません。パーキンソニズムや幻視の症状が見られます。アテトーゼは脳性麻痺などが原因で見られる不随意運動です。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午後:第87問

多発性硬化症について正しいのはどれか。  

1: 高齢者に多い。

2: 脱髄が主病変である。

3: 症状に日内変動がみられる。

4: 初発症状として眼瞼下垂が多い。

5: 脳神経では聴覚が障害されやすい。

第55回午前:第95問

介護保険制度で正しいのはどれか。  

1: COPDは特定疾患ではない。

2: 加入は45歳以上に義務づけられる。

3: 都道府県の介護保険係に介護認定を申請する。

4: 要介護認定の区分別支給限度額は同じである。

5: 要介護度の認定は介護認定審査会で判定される。

  • 答え:5
  • 解説:介護保険制度は、高齢者や障害者の介護を支援するための制度であり、特定の疾患や年齢によって対象となる。介護認定は市町村の窓口で申請し、介護認定審査会で判定される。
  • COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、特定疾患の一つであり、間違いです。
  • 加入は45歳以上ではなく、40歳以上の医療保険加入者に義務づけられているため、間違いです。
  • 介護認定を申請するのは都道府県の介護保険係ではなく、市町村の窓口であるため、間違いです。
  • 要介護認定の区分別支給限度額は、介護度によって異なり、介護度が増すにつれて限度額は増加するため、間違いです。
  • 要介護度の認定は介護認定審査会で判定されるので、正しい選択肢です。介護認定審査会は市町村の附属機関として設置され、要介護者等の保健、医療、福祉に関する学識経験者によって構成される合議体である。
  • 科目:保健医療福祉
  • 重要度:プレミアム特典
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第49回午前:第32問

多発性硬化症について正しいのはどれか。  

1: 高齢者に多い。

2: 脱髄が主病変である。

3: 症状に日内変動がみられる。

4: 初発症状として眼瞼下垂が多い。

5: 脳神経系では聴覚が障害されやすい。

第36回午後:第99問

高齢者の長期臥床で生じにくいのはどれか。  

1: 痴 呆

2: 骨壊死

3: 便 秘

4: 静脈血栓

5: 尿路感染

第35回午後:第51問

疾患と病理的変化との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 多発性硬化症-中枢神経の脱髄

2: パーキンソン病-大脳皮質の変性

3: アルツハイマー病-大脳皮質の変性

4: ギラン・バレー症候群-末梢神経の脱髄

5: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄側索の変性

第42回午後:第72問

高齢患者の特徴で誤っているのはどれか。  

1: 症状が非定型的である。

2: 精神症候を伴いやすい。

3: 合併症を伴いやすい。

4: 検査所見での個人差が少ない。

5: 予後に心理社会的要因が影響しやすい。

第35回午後:第52問

認知症の原因でないのはどれか。  

1: パーキンソン病

2: ハンチントン舞踏病

3: 進行性核上性麻痺

4: 汎発性レビー小体病

5: 筋萎縮性側索硬化症

第52回午後:第45問

生活習慣病に含まれないのはどれか。  

1: 高血圧症

2: 脂質異常症

3: 糖尿病

4: 脳卒中

5: 肺炎

第54回午後:第75問

疾患と病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。  

1: Parkinson病――大脳白質の変性

2: 多発性硬化症――中枢神経の脱髄

3: Lewy小体型認知症――大脳白質の虚血

4: 筋萎縮性側索硬化症――脊髄後索の変性

5: Guillain-Barré症候群――脊髄前角の変性

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、疾患と病理学的変化の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、多発性硬化症と中枢神経の脱髄です。
  • Parkinson病は神経変性疾患であり、黒質や青斑核、迷走神経背側核などの神経細胞が脱落することで運動障害や自律神経障害が生じます。大脳白質の変性はParkinson病ではなく、大脳白質変性症で見られるため、この組み合わせは正しくありません。
  • 多発性硬化症は中枢神経の自己免疫性脱髄疾患であり、脳室周囲や視神経、視交叉、脳幹部、脊髄などで多発性の境界明瞭な脱髄斑の病巣を形成します。この組み合わせは正しいです。
  • Lewy小体型認知症は神経変性疾患であり、マイネルト核や扁桃核、側頭葉や帯状回、島葉などにLewy小体が出現します。大脳白質の虚血はこの疾患とは関連がなく、脳卒中や認知機能障害の発症リスクが高い脳室周囲高信号域(PVH)と関連しています。この組み合わせは正しくありません。
  • 筋萎縮性側索硬化症は、中心前回のBetz巨細胞と錐体路からなる上位運動ニューロンと脊髄前角と前根から構成される下位運動ニューロンが選択的に脱落し、障害されます。脊髄後索の変性はこの疾患とは関連がなく、ビタミンB12欠乏による亜急性連合性脊髄変性症などで見られます。この組み合わせは正しくありません。
  • Guillain-Barré症候群は、先行感染後に病原体に対して産生された抗体が髄鞘を標的とした自己抗体となって脱髄を生じ、末梢神経障害を引き起こします。脊髄前角の変性はこの疾患とは関連がなく、筋萎縮性側索硬化症などで見られます。この組み合わせは正しくありません。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
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第39回午後:第85問

アルツハイマー病に関して正しいのはどれか。  

1: 老年期の痴呆の80%を占める。

2: 発症に男女差はない。

3: 症状は階段状に悪化する。

4: 記憶障害が初期からみられる。

5: CTで大脳白質の低吸収域病巣が散在する。

第55回午前:第50問

介護保険法で貸与の対象とならないのはどれか。  

1: 車椅子

2: 歩行器

3: スロープ

4: 体位変換器

5: ポータブルトイレ

第56回午前:第22問

65歳以上の要介護者または要支援の認定を受けた人で介護が必要となった原因の割合(平成28年度国民生活基礎調査)が最も高いのはどれか。  

1: 糖尿病

2: 認知症

3: 関節疾患

4: 骨折・転倒

5: 高齢による衰弱

第52回午後:第92問

高齢者にみられる病態のうち、低栄養の関与が低いのはどれか。  

1: 貧血

2: 褥瘡

3: 大腿骨骨折

4: サルコペニア

5: 虚血性心疾患

第53回午前:第96問

高齢初発てんかんについて正しいのはどれか。  

1: 特発性てんかんが多い。

2: 患者数は減少傾向にある。

3: 部分発作を呈することが多い。

4: てんかん重積状態に至ることはない。

5: 抗てんかん薬が無効であることが多い。

  • 答え:3
  • 解説:高齢初発てんかんは症候性てんかんが多く、患者数は増加傾向にあります。部分発作が多く、意識障害が起こることが多いため、誤診されることもあります。また、てんかん重積状態に至ることがあり、治療は抗てんかん薬が中心で効果が高いとされています。
  • 選択肢1は間違いです。高齢初発てんかんの大部分は症候性てんかんであり、特発性てんかんは少ないです。特発性てんかんは小児に多く見られます。
  • 選択肢2は間違いです。高齢初発てんかんの患者数は増加傾向にあります。これは高齢化社会の進行に伴って、高齢者のてんかん患者が増えているためです。
  • 選択肢3は正しいです。高齢初発てんかんでは部分発作(特に複雑部分発作)を呈することが多いです。これは、けいれんがなく、意識が障害されることが多いため、誤診されることも多いです。
  • 選択肢4は間違いです。高齢初発てんかんであっても、てんかん重積状態に至ることがあります。非けいれん性の重積状態のほか、複雑部分発作による重積状態も起こり得ます。
  • 選択肢5は間違いです。高齢初発てんかん患者の治療は抗てんかん薬が中心であることが多く、また効果が高いとされています。ただし、個々の患者によっては抗てんかん薬の効果が異なるため、適切な薬物選択や用量調整が重要です。
  • 科目:老年期障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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